先日、新築工事に先立って、これまでご家族がお住まいだったお家の解体工事が始まりました。
今日はその現場の様子と、解体工事のときにいつも感じていることを、少しだけご紹介したいと思います。
長年、家族を守ってくれた家
解体されるのは、築○○年になるお家です。長い間、ご家族の毎日の暮らしをずっと支えてきました。
柱に残る小さな傷、日に焼けた床、少しずつ増えていった収納棚。家の中には、そこで過ごしてきた年月の跡がたくさん残っています。
工事の前に改めて建物を眺めていると、「この家は今日まで、雨の日も風の日も家族を守ってきたんだなあ」と、しみじみ感じます。
だからこそ、解体は単なる取り壊しではなく、今日までがんばってくれた家への感謝を込めて臨む仕事だと私は思っています。(何度立ち会っても、この気持ちは変わりませんね。)
解体は「壊す」だけの仕事ではありません
解体工事というと、重機で一気に壊していく場面を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。
実際には、今の解体工事は「分別解体」(木材・コンクリート・金属などを種類ごとに分けながら、順番に壊していく方法)が基本です。法律(建設リサイクル法)にもとづくもので、一定規模以上の建物の解体では分別解体を行うことになっています(2026年8月時点の制度です。詳しくは最新の情報をご確認ください)。
そのため、工事は内装材を手作業で外すところから始まり、想像されるよりずっと丁寧に、時間をかけて進んでいきます。
分けられた木材などは、資源として次の用途に生かされていきます。役目を終えた家が、形を変えてまた誰かの役に立つ。そう考えると、解体工事の見え方も少し変わってくるのではないでしょうか。
更地になった土地に立って
毎日少しずつ形が変わっていく様子を見ていると、さみしいような、楽しみなような、不思議な気持ちになりますね。。。
工事が終わると、あれだけ存在感のあった建物がなくなり、空がとても広く見えます。見慣れた景色が変わってしまうのは、ご家族にとってはなおさら、感慨深いものだと思います。
それでも、この更地は「終わり」の景色ではありません。新しい暮らしのスタートライン。ここから地鎮祭(工事の安全を祈願する儀式)を経て、いよいよ新築工事へと進んでいきます。
まとめ 今日までの感謝と、これからの楽しみ
解体工事は、今日まで家族を守ってくれた家から、新しい家への「バトンタッチ」の工事です。
「ありがとう」と「これからよろしく」が交差する、家づくりの中でも大切な節目だと感じています。
ここから完成までの様子も、またこのブログでご紹介していきますね。気を引き締めて、ご家族の新しい暮らしづくりを進めてまいります。
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