名古屋の工務店として注文住宅の相談は体感型モデルハウスがある丸協。名古屋のスノーピーク代理店として心地よさとスノーピークの遊び心を併せ持つ提案をしています。 

上棟とは?

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◆今回はこんな方の為に書いています。

⇒上棟について知りたい方へ

⇒「上棟」「建て方」「棟上げ」は違うの?と思っている方へ

◆今回の記事を読むとこんな事がわかります。

⇒「上棟」「建て方」「棟上げ」の言葉の違いがあるのか

⇒上棟の流れ

 

住宅の構造も外装も内装も全部決まった!いよいよ夢のマイホームが形になる!ってなった時、「建て方」「上棟」「棟上げ(むねあげ)」などと言った言葉を聞いたことがありませんか?

 

そもそもこの3つの言葉に違いってあるのかな~?

どんな意味でどんなことが行われるんだろう、、、?

 

って思っている方も多いのではないでしょうか?今回はそんな呼び方が沢山ある「上棟」について紹介していきたいと思います。

「建て方」「上棟」「棟上げ」違いはあるの?

 

では、住宅を建て始めますよ~ってなった時「建て方」とか「上棟」とか「棟上げ」とか、、、こんな言葉を聞いたことがありませんか?地域なんかによっては言葉の言い方が変わってくる場合もありますが、おおよその意味は同じものとして使われています。

 

最近だとどうでしょう?住宅の打合せをしているときは「上棟」と聞くことが多く、大工さんたちは「建て方」という言葉を使っていることが多いのかな?と思います。「上棟」という言葉は木造住宅の場合に使われることが多いですね。鉄骨造の建物の場合は「建て方」といられることが多いのかな?今回は多くの方が聞くことが多いと思う「上棟」という言い方で紹介していきたいと思います。

 

地域とかで言い方が変わってくるのか~

とーさん

地域で風習が違うように言い方も変わってくるのね

かーさん

上棟って?

 

上棟」とは、一般的に柱や梁などの建物の基本となる構造まで完成させ、建物の屋根を葺ける状態にするところまでの工事を「上棟」と呼んでいます。建て方はあらかじめ「ほぞ」や「継手(つぎて)」を工場の方でいれて加工したものを建築地に持っていき大人数の職人さんたちが一気に組み立ていきます。わかりやすく言うと、レゴのパズル?のように掛矢(かけや)と呼ばれる木でできた大きいハンマーで丈夫に組み立てていきます。上棟は朝早くから始められて、お昼くらいには立ち上がっている状態になります。(とても速いんです!!)

 

現在は柱や梁、屋根をかけるのにクレーンを使用して上に引き上げていますが、昔は建築地で木材を切り出してそれを滑車を使って人の力で引き上げて建てていたそうです。今よりも何倍何十倍もの時間をかけて「上棟」はされていたそうです。

 

昔は「上棟」って言うと何日もかけて建てていくものだったのに、、

とーさん

時代も変わると技術も進化していくものね~

かーさん

上棟の一日はどんな流れ?

 

上棟日で一番重要視するのが日柄!!カレンダーを見て吉日がどうかを確認しておきましょう!(これは大切!!)あとは業者さんや、現場監督さんが大工さん、レッカーの手配、などなどいろいろと連絡をしながら準備をしていくので上棟日は早い段階である程度決まっていることが多いです。上棟当日は5~8人くらいの大工さんが集まって朝の7時とか7時半とかから事前打ち合わせが始まります。打ち合わせが終わり次第、大体8時くらいから上棟工事がスタートします。(大工さんの朝は早いです。)

 

安全に慎重にかつスピーディーに進めていきます。住宅の骨組みになる大切な作業なので柱が斜めに傾いていないか、しっかりと柱と梁がはまっているかを確認しながら作業していきます。この作業を進めていって最後に屋根下地の合板を貼って、上棟ということになります。上棟日は大きな行事なので多くの大工さんが助っ人としてお手伝いをしに来てくれます。上棟日以降の工事は棟梁(その現場をまとめている大工さん)が工事を進めてくれることになります。

上棟式とは?

 

「建て方」「上棟」「棟上げ」のと一緒に聞くと思うのが、「上棟式」というものです。聞いたことがある方も多いのではないですか?「上棟式」とは柱や梁などの住宅の骨組みができたときに(上棟の工程が完了したとき)ここまで無事に工事が進んだことの感謝と、これからの工事も安全に完成できるようにと祈願する式のことです。

 

しかし今では「祈願する式」という面では薄れているかもしれません、、、もちろん安全を祈ることも忘れませんが、職人さんとお施主様の紹介や顔合わせという形という形で行われている傾向にあります。なので地鎮祭のように神主さんを呼んで上棟式をする!ってことはなく、棟梁(その現場をまとめる大工さん)が仕切って行うっていうのが多いかな~と思います。

上棟式ってしないといけないの?

 

上棟式ってやった方がいいのかな~?でも何をするのか、、、用意するものもわからないし、、、と迷っているかたも多くいるはずです。上棟式にはしないといけない!という決まりはありません。以前までは儀式として上棟式は行われていましたが、地域ごとに事前に用意するもの、差し入れやご祝儀、、、お金がかかってきてしまうものなので最近では上棟式をしないという方も増えてきているみたいです。

 

しかし、上棟式はしないけど建て始めは見たい!上棟の日はせっかくだから見に行こう!ってことでも大丈夫です!自分たちの住宅をどんな大工さんが建ててくれるのか、「これからよろしくお願いします」という気持ちを込めてちょっと差し入れをもっていったり、どうやって建てられていくのかを見に行く良いチャンスです。お客さまにとっては一生に一度、自分たちの家が建てられていく瞬間なのでせっかくなら見に行くってこともいいかもしれませんよ~!(大迫力の工事が近くで見えるのでおススメします!

上棟は雨の日でも大丈夫?

 

「雨が降るけど建て始めて大丈夫?」「住宅の骨組みになる木が濡れても大丈夫なの?」って心配になる方も多くいるのではないでしょうか?お施主様にとっては一生に一度、この先何十年も暮らしていく場所なので心配になるのも当然のことです。木造住宅と言われるものの多くは木造軸組工法というもので建てられています。2×4工法もありますが今回は木造軸組工法で話していきますね!木造軸組工法の場合、上棟の際に雨が降っていて材料が濡れていまったとしても外部部分と内部部分の壁が貼られるまでに木材が乾燥する期間があれば問題はありません

 

また上棟の時に屋根までつくってしまうので木材が長い期間濡れるってことはあまりないかな~と思います。(かなり多くの雨が予想される時は上棟が中止になるケースもあります!)化粧柱や化粧梁になる部分には少しだけ染みが残ってしまった、、、ということもあるかもしれませんが、塗装や染み抜きなどで補修することができます。どれだけ大丈夫です!っていっても心配にはなりますよね、、、そんなときは設計士さんに聞いてみるのもいいかもしれませんね!

まとめ

 

今回は「上棟」について紹介していきました。住宅の建て始めを表す言葉にも「上棟」「建て方」「棟上げ」などなど、、、こんなにも種類があるなんて、、、って思った方もいると思います。(全部大体の言葉の意味は同じなんですけどね、、、)地域によって細かい違いはあると思いますが、「上棟」は住宅の一番上で屋根を支える「棟木」を設置することを目標に進めていきます。

 

上棟って、住宅を建てるお客さまにとっては一生に一度のことです。自分の住んでいる近くで建て始める!ってことが無い限り見られる機会はほとんどないと思います。上棟式はやらないでおこうかな、、、って思っていても一度見に行くのもいいかもしれませんよ~!上棟についてわからないことがあれは設計士さんや営業の方に聞いてみるのもいいかもしてません。

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