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丸協ブログ 丸協スタッフ日々の出来事紹介します。

    対面キッチンは後悔する!?

    対面キッチンは後悔する?

    【TOTOシステムキッチンクラッソ】


    キッチンは主婦の皆さんにとって毎日使う場所ですから、使い勝手の良いスペースにしたいものです。

     

    そして、キッチンのタイプや間取りによっては、見た目の良さも求められます。使いやすく、見栄えの良いキッチンにするには?について考えてみましょう。

     

    まずは、

    対面キッチンとは?

     

    キッチンには、独立型キッチンと、ダイニングと繋がっているキッチン、リビングダイニングと繋がっているキッチンがあります。

     

    そして、キッチンのレイアウトには大きく分けて、壁に向かってキッチンが配置されているレイアウトと、ダイニングに向かってキッチンが配置されているレイアウトがあります。

     

    ここ数年は、リビングダイニングとキッチンが繋がっているタイプがほとんどなので、対面キッチンも人気があります。

     

     

    おしゃれな対面キッチンにするポイント

     

    アイランドキッチンのように、キッチンの前面が全てリビングダイニングから見えるタイプの対面キッチンの場合、どうしても生活感が出てしまいやすく、キッチンの中まで見通せることが来客に見られがちになる場所となってしまいます。

     

    鍋や食器はもちろんのこと、スポンジや洗剤のボトルに至るまで、全ておしゃれに統一する、【見せるキッチン】に徹底し、いついかなる時にも隙を見せないまるでショールームのようなキッチンを維持するというのはなかなか大変です。

     

    【生活感が出にくいおしゃれなキッチン】にしたい、

     

    でも、ショールームにあるキッチンのような状態は維持できない…という場合には、キッチンの前面に腰壁がついているタイプが向いています。腰壁(腰位の高さの壁)があるので、シンクや、調理台はリビングダイニングから見えなくなり、突然の来客時にも安心です。

     

    また、対面キッチンの場合、カベ側を収納スペースとして利用することができます。その収納スペースの使い方によって、キッチンの印象は大きく変わります。

     

    例えば、下の部分にはしまいたい物を収納し、上の部分は見せる収納スペースにします。

     

    見せる収納スペースには、グラスや食器類、観葉植物やちょっとした小物を置く、ダウンライトやスポットライトと組み合わせるなどの工夫で、おしゃれなキッチンを演出できます。

     

    この場合、棚の建材の選び方もポイントの一つです。

     

    クロスやフローリングの質感に調和する建材や無垢の板を選ぶと、落ち着いた雰囲気が作れます。

     

    対面キッチンのメリット

    【TOTO システムキッチン ミッテ】

     

    子育て中のお母さんにとって、子供は目の離せない存在です。特に就学前の子供の安全は、常にお母さんの視界に入っていることで守られます。

     

    独立型キッチンや、壁付キッチンの場合、調理中にはどうしても子供が視界の範囲から出てしまいます。

     

    火を使う調理をしている場合には、近くに寄り過ぎても危険だからです。対面キッチンであれば、子供がダイニングやリビングにいても、視界の範囲内なので、いつでも見守ることができ、安心です。

     

    また、子供は小学校に上がっても、母親と過ごすことが多いので、リビングやダイニングで宿題をしたり、絵を描いたりします。その時に、対面キッチンの前面にカウンターがついていれば、調理中のお母さんとおしゃべりしながら宿題をしたり、絵を描いたりできます。

     

    その他には、お客様がきて食事を提供するような場合を考えてみましょう。

     

    もし他の家族が家にいる時でも、お客様をリビングでおもてなしできれば理想的ですが、誰もいない場合もあります。その時に、お客様はリビングでぽつんと食事の用意ができるのを待たなくてはなりません。

     

    でも、対面キッチンであれば、お客様の相手をしながら調理ができます。

     

     

    対面キッチンのデメリット

     

    キッチンの面積が狭い場合、対面キッチンと壁の間の幅を十分にとることができなくなってしまいます。

    キッチンや壁側の収納スペースについている引き出しや扉が開けにくい、調理している人が動きにくいというような使い勝手の悪いキッチンになってしまっては不便しか感じなくなります。

     

    キッチンと収納スペースの間の幅は、最低でも90センチ、できれば120センチ程度の幅が必要です。

     

    旦那さんと調理をする場合、90センチではストレスを感じます。(それ以外でストレスを感じるかもしれませんが今回はスルーです(笑)

     

    対面キッチンで後悔の原因

     

    ダイニングの床面積が狭いにもかかわらず、対面キッチンを採用してしまうと、ダイニングテーブルの配置が難しくなってしまいます。

     

    家族が座った後は、キッチンへの移動がしにくい、配膳のお手伝いができない、椅子が動かしにくく、食事中窮屈な思いをするといった状況になりかねません。

     

    ダイニングは狭いけど、対面キッチンにしたい場合には、部屋の形状に合わせた工夫が必要です。

     

    奥行きが狭く、横に拡がるような形状であれば、キッチンの調理台から造り付けのダイニングテーブルを繋げる、幅が狭く奥行きがある場合には、L字型の対面キッチンにするなど、部屋にあった解決策を見つけなくてはなりません。

     

     

    対面キッチンのレイアウトの種類

    ダイニングと向き合う対面キッチンのレイアウトを確認しておきましょう。

     

    Ⅰ型キッチン

    調理台、ガスコンロ、シンクが横一列に並んだレイアウトのキッチンです。対面キッチンでは、ほとんどがⅠ型のレイアウトです。

     

    これに対して、調理台とガスコンロを壁面に、調理台とシンクをダイニング側に配置するレイアウトはセパレート型です。

     

    Ⅰ型キッチンは、壁付にすると、スペースをとらないので、床面積が狭いキッチンには丁度よいです。

     

    対面式にすると、通路の幅が取れそうもない、ダイニングが窮屈になりそうという場合には、向いています。

    ただし、壁付にすると、リビングダイニングからキッチンが全て見えてしまうというデメリットがあります。

     

    ペニンシュラキッチン

    Ⅰ型のキッチンの片側が壁についているレイアウトです。アイランドキッチンと比べると、片側が壁についている分、スペースは節約できます。

    しかし、片側からしかキッチンに出入りできないというデメリットがあります。

     

    アイランドキッチン

    前面に腰壁のないⅠ型のレイアウトのキッチンです。両側から通り抜けられるので、複数人で調理したり、配膳のお手伝いをしたりしやすいキッチンです。

     

    広いリビングダイニングに調和するここ数年人気の高いキッチンです。高価ではありますが、様々なメーカーから洗練されたデザインが多く提供されています。

     

    ???

    ここまで読んで、アイランドキッチンやペニンシュラキッチンといわゆる対面キッチンはどこが違うの?と思われた方が多いと思います。この3つは、すべてⅠ型で対面キッチンです。

     

    その違いは、前面の腰壁の有無とキッチン横に壁があるかどうかです。

     

    一般的に対面キッチンと言われているキッチンの前面には腰壁があり、これに比べてアイランドキッチンやペニンシュラキッチンは前面に腰壁がなく、キッチン天板のスペースが多くとれます。その分モノを多く置くことができるので、調理の際にとても重宝します。

     

    また、アイランドキッチンやペニンシュラキッチンには、オシャレな天井換気がついているという特徴もあります。

     

    使いやすいキッチンを作るポイント

    キッチンのプランを作る時に大切なポイントは3つあります。

     

    それは

    キッチンの好み間取り、床面積です。

     

    子育て中のお母さんにとっては、子供を見守りながら、安全に調理ができるキッチンが最も望ましいキッチンだと思います。

     

    子育ても終わり来客を迎えることの多い主婦、にとっては、洗練された見せるキッチンが理想のキッチンかもしれません。

     

    キッチンプランを作る上でどんなキッチンにしたいか?ということが基本です。その上で、具体的な使いやすさを左右するレイアウトを考えていきましょう。その際に押さえておかなくてはならないのは、間取りと部屋の面積、形状です。

     

    間取り

    キッチンには、

    ・ダイニングと繋げる

    ・リビングダイニングと繋げる

    ・独立させる

    という3つのレイアウトがあります。

     

    キッチンとリビングダイニングが繋がっていても、キッチンのレイアウトに神経質になる必要はないかもしれません。調理のしやすさと子供の見守りだけに重点を置けます。

     

    しかし、リビングが客間を兼ねている間取りであれば、キッチンの見栄えの良さが求められます。もちろん、食事をする家族にとっても、見栄えの良いキッチンは、食事をより美味しく、楽しくします。

     

    床面積と部屋の形状

    ダイニングとキッチンの広さに余裕があれば、対面式キッチンはどのレイアウトでも使いやすいキッチンにできます。奥行きはあるが間口が狭い場合には対面式キッチンの中でセパレート型のレイアウトにする。奥行きが狭く、間口が広い場合は、キッチンとテーブルを繋げるⅠ型のレイアウトにする。

     

    対面式にすると、キッチンと壁面に充分な通路の幅を確保できない、ダイニングテーブルの配置が窮屈になる

    というような場合には、壁付きにするなど、床面積と部屋の形状に合わせたプランが必要です。

     

    キッチンは毎日使う大切な場所です。清潔で使い勝手の良いキッチン、見栄えの良いおしゃれなキッチンを実現させ、毎日の食事の支度をお楽しみください。

     

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    イベント
    19.02.15
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    床下エアコンならぬ階間エアコン やってみた。

    こんにちは。

    床下エアコンの事は以前ブログにも書きましたが、今回は階間エアコンをやってみました。

    階間エアコンって何?

     

    って。。。なる人が殆どだと思います。

     

    基本的な考え方は?

     

    ・床下エアコン

    床下空間にエアコンの暖気を送風し、一階のフロアを温めた後、暖気を上昇させて(勝手に上昇し)家全体を暖かくする為の暖房設備

     

    ・階間エアコン

    建物の一階と二階の間にある層?ここ↓

    (赤い部分) 一階天井の上と二階の床の下の空間の事。

    この赤い部分に、エアコンの冷気を吹き入れて一階の天井や壁などから冷気を落とし、二階への冷気の供給は、デルタ電子のブースターファンにて吸い上げるという原理です。

     

    動画撮ってみました。

     

    丸協小牧の YOU TUBEに 飛ぶよ~

     

    真ん中で ビロビロなっているのは

    ティッシュを薄く剥がしてそれを細かく切ったやつ。

    風が出ているのが分かりやすい(笑)

    ちなみに ブースターファンは【強】運転の為、気流感が凄いです。

    実生活では風量調整をしてください。

     

    階間エアコンを暖房で使ってみた。

     

    実は階間エアコンのスイッチを入れたのは昨日、床下エアコンと同じで温まるまで時間がかかるかな?

    と思っていましたが、充分に床が暖められていて、北西の部屋の室温も暖かい。

    階間エアコンはもちろん暖房にも使えます。

    但し、使い方は、

    かなりライトな感じで良いのではないかと感じます。

    設定温度20℃程度オート運転くらいかな?

    (根拠なしのほぼ適当の数字ですのでご注意下さい)

     

    本日の床下エアコン

    ここが

     

    こんな感じの温度

     

    壁がこの温度だから室内は言うまでもなく暖かい。

    というか熱いくらいで、当然22度設定のエアコンはサーモオフ状態。

     

    ちょっと試しに二階のカイカンエアコンを冷房運転してみて

    明日の朝、一階と二階の温度差がどれだけあるのか?

     

    でも今の時期寒いからな~どうなんだろう。。。

     

    階間エアコンについては

    こちらのブログにこれからどんどん追記していきます。

     

     

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    もし床下エアコンブログを読んでいない方はこちら

    床下エアコン 失敗? しない為に

     

     

    イベント
    19.02.09
     new

    「広いのは南側」は間違いだった

    こんにちは。

    木造の注文住宅を作っています。

    (今更そこ紹介ですか。。。)

     

    そうするとよく目にする 【木目】

    今まで木目は南側(直射日光が当たる方)

    の年輪が成長しやすく、年輪の間隔が広い

    って思ってました。がそれはどうも違ったようです。。。

    今更?って思う方もいるかも知れませんが

    私は、最近それが違うんだと知りました。

     

    あまりにも衝撃的だったので

    (私だけ衝撃だったかもしれません(笑)

    共有できればと思います。

    その内容はこちらです。

    違うHPに飛びます。↓

    常識が覆る!木の年輪「広いのは南側」は間違いだった【東京農業大学公開講座より】

    イベント
    19.01.31

    珪藻土クロスはサンゲツ?

    珪藻土クロスと珪藻土の比較

    珪藻土クロスと珪藻土の長所・短所    

     

    住宅を建てるときに考えるべきポイントの一つに内装仕上げがあります。その内装仕上げにも種類が豊富にありますが、今日は壁紙についてです。壁紙とはクロスと呼ばれ、紙やビニール素材で出来ているものを一般的には言います。そのクロスの中に珪藻土クロスというものがあり、お部屋の内装仕上げを珪藻土にすることで消臭機能や湿度の調整機能(調湿)があり、日々の生活を快適に過ごせたりします。

     

    【珪藻土】を壁に塗る事で、調湿効果や消臭効果が期待できるというメリットもありますが、費用が高くなってしまう傾向があり、採用するハードルが高いのが珪藻土のデメリットです。今では珪藻土のメリットをなるべくお値打ちに組み込みたい人のために【珪藻土クロス】というものも選べるようになっています。

     

    珪藻土に比べ、コストが安くなるのが珪藻土クロスのメリットですが、珪藻土と比較すると欠点があるのも事実です。珪藻土と珪藻土クロスの比較や欠点について解説します。

     

    内装仕上げ・クロス選びを失敗しないために、それぞれの違いを詳しく見ておきましょう。

     

    珪藻土クロスとは?

     

     

    珪藻土クロスとは簡単に言うと、珪藻土を紙に吹き付けた壁紙・クロスです。珪藻土を壁に直接塗らないので、手間がかからず導入する費用が比較的安くなります。お部屋のカビや結露を防ぐ調湿効果を持っているのがポイントです。

     

    壁紙に含まれた珪藻土により嫌なにおいを消臭してくれる点の、もう一つのメリットです。メーカーによっては、デザイン性を重視して珪藻土クロスを制作するところもあり、お部屋の質感をより良く演出してくれます。

     

    珪藻土クロスは珪藻土とバインダー、紙で構成されているため、火災が発生してしまった時に有害物質発生を心配する必要は少ないです。ビニールクロスにはない味があるのも魅力の1つ。

     

    あくまでも珪藻土で制作したクロスであるため、珪藻土ほど機能性が高くない特徴もあります。珪藻土クロスのデメリットは記事の後半に記載しているので、気になる方は合わせて見てください。

     

    珪藻土とは?

     

    湖や海で生息しているプランクトンが死滅して、底に溜まった蓄積物によって生まれたのが珪藻土です。珪藻が大昔から死滅して蓄積した土であり、ダイアトマイトとも呼ばれています。

     

    吸放湿性が高いことや消臭効果があることが珪藻土の大きな特徴です。孔があることで通気性が高いから、珪藻土はお部屋の湿度を調整してくれたり有害物質を吸着して消臭したりしてくれます。

     

    自然の素材で構成された珪藻土は手触りや肌触りが良く、落ち着きを重視した住宅や、自然素材を好む方の家に広く使われているのがポイント。昔は食料を備蓄する蔵にも珪藻土が使われていました。

     

    壁に珪藻土を塗るには珪藻土クロスと比べて手間がかかり、費用が割高になってしまうのがデメリットです。住宅を建築する予算に余裕がない場合は、珪藻土クロスを選択するというのも良いと思います。

     

    珪藻土クロスと珪藻土を比較してみた

     

     

    珪藻土珪藻土クロスを比較する主なポイントは以下の4つです。

     

    ・価格

    ・仕上がりの質感や風合い

    ・機能や効果

    ・施工の手間・期間

     

    珪藻土 価格

     

    室内の壁に珪藻土を塗る場合、平均単価は5,000円から8,000円の間となります。(多少の地域差はあります)住宅を建築する場所によって価格は変動して、大手の業者に頼むと10,000円を超える場合もあるのです。

     

    珪藻土クロス 価格

     

    珪藻土クロスを内装仕上げ材として採用する場合、平均単価は1,500円となります。珪藻土を壁に直接塗るには珪藻土クロスにかかる費用の4~6倍のコストがかかります。

     

    質感や風合い

     

    仕上がりの質感は珪藻土クロスのほうが珪藻土よりも質が落ちます。壁紙である珪藻土クロスは壁に貼ったときにつなぎ目が現れてしまったり、塗布厚の違い等から、珪藻土よりも見栄えが悪くなりがちです。機能や効果においても珪藻土のほうがメリットが多いです。紙に珪藻土を吹き付けたクロスでは消臭効果や調湿効果が限定的であり、通気性が落ちてしまいます。

     

    施工の手間・期間

     

    施工の手間が少ないのは珪藻土クロスです。1週間程度でクロスを貼れるのに対して、珪藻土を塗るには数週間から1ヵ月近くかかります。直接壁に塗る場合はどうしても工事期間が長くなるのですね。

     

    珪藻土クロスのデメリット(欠点)

     

     

    珪藻土が持つ本来の機能性が落ちる点が珪藻土クロスのデメリットです。珪藻土は紙に付着させるために接着剤やバインダーを混ぜています。土と接着剤が混ざった物を紙に吹きかけることで珪藻土クロスが作成されるのです。

     

    問題は珪藻土に接着剤を混ぜているため、珪藻土の孔が塞がれてしまうこと。空気を通す孔が無くなってしまうと湿度を調整しにくくなり、珪藻土の消臭効果も薄れてしまいます。

     

    珪藻土クロスは直接壁に珪藻土を塗っていないため、表面につなぎ目が現れてしまうのも欠点です。実際に珪藻土が塗られた壁と比べると、どうしても見栄えが悪くなってしまいます。

     

    本物の珪藻土を使用した壁紙であるため、ビニールクロスと比べれば雰囲気は良いです。お部屋のデザイン性やコストパフォーマンスを重視する人には珪藻土クロスをお勧めします。

     

    長年生活していると珪藻土クロスから珪藻土が落ちてくる場合もあるのです。デザイン性とコストパフォーマンスを重視していて、修繕の手間を気にしない人に珪藻土クロスを勧めます。

     

    予算に余裕がある人は珪藻土クロスではなく、珪藻土の塗り壁を選ぶことがオススメです。

     

    珪藻土のデメリット(欠点)

     

     

    珪藻土で塗り壁を採用するには費用が高額になってしまい、施工期間が伸びてしまうことがデメリットです。依頼主が予定していた建築期間や予算を超えてしまう場合がありますので、事前に工期の確認はしておいた方が良いかもしれません。

     

    食品加工でも、のろ過に使用されている程の珪藻土は安全性の問題が少なく、燃焼しなければ発がん性を持つこともありません。費用が高くて手間がかかるのが珪藻土のデメリットです。

     

    珪藻土にカビが生えた?

     

     

    湿気が多い部屋だと珪藻土にカビが生えてしまいます。湿気を乾燥させないまま放置すると調湿効果がある珪藻土でもカビは生えてしまうのです。

     

    珪藻土を固めるために使われる中性の固化材もカビに弱いもの。もし壁の珪藻土や珪藻土クロスにカビが発生してしまった場合は、ハウスクリーニング業者などのプロに清掃を依頼することをお勧めします。

     

    壁にカビを発生させないためには、家具を壁に着けないように配置する・普段からお部屋の換気に注意する等し、湿気がひどいときは扇風機やエアコンで室内の風を動かしたり、除湿することが重要です。珪藻土を導入する場合はカビを生やさないよう注意しましょう。

     

    もし万一、カビやアクの様なものが出てきたら、アク止めを塗布し再度塗った方が良いです。

     

    内装が珪藻土仕上げの既存住宅を購入した際など、表面だけ一時的にキレイにしてもアク止めをしていないと時間経過とともにアクが出てきてしまう恐れがありますのでご注意ください。

     

    珪藻土クロスの調湿効果?

     

     

    クロスに珪藻土を付着しているため通気性が低く、調湿効果が珪藻土を塗った壁よりも落ちてしまいます。調湿効果を求める方は珪藻土で壁を塗ることを検討しましょう。コスト重視で珪藻土クロスを採用すると、がっかりしてしまうかもしれません。

     

    珪藻土クロスの評判は?

     

    これは内装屋さんが言っていた事で個人的な見解の為 右から左でお願いします。

    また、これはサンゲツさん一社特定の事ではありません。珪藻土クロス全般に言える事です。

    「施工しにくい」  *業者都合じゃないのか?

    「珪藻土クロスは正直、あまり魅力はないように思います。」

    「調湿効果に過度の期待をしてはいけませんよ。」

    「今の珪藻土クロスは質がいいよ」

    「僕は好きだけど」

    等々、やっぱり賛否両論です。

     

    まとめ

     

     

    珪藻土には

    ・湿度を調整する機能や消臭効果があります。

    ・自然の素材の為、工業製品では真似できない風合いがある。

    ・お部屋の雰囲気・質感が良くなる。

    メリットがある。

     

    珪藻土クロスには

    ・機能性は落ちますがデザイン性に優れています。

    ・ビニールクロスと比べて自然な居心地を作れる。

    ・お値打ちに珪藻土に近い風合いが得られる。

    メリットがある。

     

    予算や建築期間に余裕がない人は珪藻土クロスを、デザインだけでなく機能性も重視する人は珪藻土を選ぶと良いと思います。お部屋に求める優先順位から最適な素材を選択しましょう。

     

    珪藻土の塗り壁には厚みがあるため、調湿効果があることや汚れた部分を削って補修できることがメリットです。しかし珪藻土クロスでは厚みがなくて珪藻土のメリットが少なくなります。

     

    珪藻土を使った商品は他にも有る。

     

    (番外編おまけ1)

     

    通気性のある珪藻土を活かしたグッズが店頭やオンラインショップで販売されています。例えば冷たい飲み物で机を濡らさないために役立つのが珪藻土コースターです。

    珪藻土でできたスプーン。砂糖や塩などの入れ物に入れておくと固まらないそうです。

    書類やパソコンの近くに飲み物を置いても安心ですね。他にも珪藻土を活用したバスマットや洗った食器を乾かす珪藻土マットもあり、水回りで使うのにオススメです。

     

    (番外編おまけ2)

     

    珪藻土や珪藻土クロスと同じような効果・効能がある内装材は他にもありますのでご紹介しておきます。

    ・漆喰

    ・ホタテ漆喰(ホタテの貝殻入)

    ・エッグウォール(卵の殻入り)

    *ホタテ漆喰もエッグウォールもかなり細く粉砕した殻ですのでご心配いりませんよ。

     

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    イベント
    19.01.18

    断熱材比較 何がいい?

     

     

     

    断熱材比較 

    何がいい? 

     

     

    住宅建築において今ではなくてはならない 【断熱材】ですが、昔は断熱材がなくても建物が建った時代があり、その当時は大工さんから≪手間が増える≫という理由や施主さんからは≪建築コストが上がる≫という理由で嫌われていたそうです。。。

     

    今では考えられませんが、これも時代なんでしょうね。。。

     

    今では、≪省エネ志向≫が建築にも浸透していて、国全体で2020年省エネ建築義務化を目指してきましたが、ある一部の実務者の反対により今現在義務化は先送り?状態です。。。

     

    その断熱基準義務化って。こんな感じです。

    ブログにて以前書いたもの↓

    そのブログはこちら

    興味のある方は見てみてください

     

    それはそれとして、冬は温かく、夏は涼しい家に住みたいのは万人共通の思い(のはず)です。その夢のような建築に近づく為の第一歩として欠かせないのが断熱材です。今日はその【断熱材何がいい?】について、ザザッと書いてみたいと思います。

     

    それでは少しお付き合いください。

     

     

    断熱材そもそも何?

     

    普段何気なく生活していると気が付きませんが、実は住宅にも様々な性能があります。例を挙げて行きますと、地震に耐える「耐震性」や、外の騒音を室内に伝えない様にする「遮音性」など、非常に多岐に渡ります。

     

    「断熱性」も住宅に必要な基本性能で、室内の温かさや涼しさを一定に保つ上で、非常に重要な要素となっています。断熱材は、住宅の断熱性能の確保には欠かせない建材で、主に壁の中や屋根や天井に施工されます。

     

    断熱材には大きく分けて「繊維系断熱材」「発泡プラスチック系断熱材」があります。これらは、基本的には断熱材内部での空気の移動を阻害し、熱の対流による移動を起こさせない様にする構造となっていています。尚、断熱性能としては、0.1W/(m・K)以下の物を使用しています。

     

     

    【繊維系断熱材】

    マグラムダ34

     

    繊維系断熱材は、細い繊維の隙間に空気を入れた断熱材です。繊維の隙間の空気の動きを抑えることで対流を抑え、熱の移動を防ぎます。繊維の太さや密度によって断熱性能が違って来ますが、細かい繊維を詰めた方が性能は良いとされています。

     

    主な物を挙げると、グラスウール、ロックウール、セルロースファイバーなどがあります。

     

    【発泡プラスチック系発泡剤】

    押出法ポリスチレンフォーム

     

    発泡プラスチック系断熱材は、プラスチックの中に無数の泡を発生させた断熱材です。これも、泡の大きさや密度によっても断熱性能が違って来ます。

     

    主な物を挙げると、ポリスチレンフォームやウレタンフォームなどがあります。

     

    断熱材にも メーカーはあるの?

     

    断熱材にも種類がある様に、メーカーもそれぞれ変わって来ます。

     

    大きく分けると、繊維系としてはガラス繊維を取り扱うメーカーや鉱物繊維を取り扱うメーカーが挙げられます。具体的には、ガラス繊維を扱う会社としては、パラマウント硝子工業(株)・旭ファイバーグラス(株)、マグ・イゾベール(株)などがあり、鉱物繊維系ではニチアス(株)、JFEロックファイバー(株)などがあります。

     

    次に発泡プラスチック系断熱材ですが、こちらはゴムやプラスチックを扱う会社となります。具体的には、アキレス(株)や旭化成建材(株)などがあります。

     

    断熱材を入れる効果は?

     

     

     

     

     

     

     

    断熱材の効果は、「冬暖かくて夏が涼しい」とまとめることが出来ますが、それによる副次的効果があります。ここでは、主な断熱材の副次的効果を挙げてみます。

     

    【光熱費削減】

     

     

     

     

     

     

     

     

     

    昨今の異常気象で、夏の暑さや冬の寒さは非常に厳しくなっています。夏場になると、熱中症などで居住者が体調不良を起こしたり、最悪の場合は死に至るなどの痛ましい新聞記事を見かけますが、最近では室内でも発生しています。

     

    その様な背景もあるため、室内では室温を保つことが非常に大切になります。そのために冷房や暖房があるのですが、暑いからと言って無制限に付ける訳にも行きません。光熱費が高くなってしまうからです。

     

    そこで活躍するのが断熱材です。断熱材は屋外の暑さや寒さをシャットアウトするので、冷房や暖房を強くすることなく、室内の温度を保つことが出来ます。

     

    そして、このことは光熱費削減にも繋がります。冷房や暖房を抑えることが出来れば、そのまま光熱費を抑えることに繋がるからです。

     

    【省エネ】

     

     

     

     

     

     

     

     

    冷房や暖房を強くする必要が無いことは、そのまま省エネに繋がります。

     

    高性能の断熱材を設置した家「高気密高断熱住宅」の省エネは、もしかしたら1件1件小さいかも知れませんが、普及すればそれに比例して節約出来るエネルギーの量も増えます。

     

    「チリも積もれば山となる」といいますが、断熱材による省エネもまさにその通りで、地域ぐるみ、町ぐるみになると、大きさ成果が期待出来るのです。

     

     

    【環境問題対策として】

     

     

     

     

     

     

     

     

    二酸化炭素をはじめとする温室効果ガスは、多くが火力発電所から出ています。省エネは発電の負荷を軽減し、温室効果ガスの発生を抑えることに繋がります。

     

    断熱材の使用は個々の住宅での省エネでしか無い様にも思えますが、住宅も街単位になりますと節約できるエネルギーも多くなり、それだけ環境問題への対策として効果を上げます。

     

     

     

    【住宅内の安全性向上】

     

     

     

     

     

     

     

     

    住宅内での温度差は、しばしば事故にも繋がります。例えば冬場に温かい居室から寒い浴室に移動する際、あまりの温度差のためにヒートショックなどを起こす場合があります。

    その人数は↓

    以前書いたブログ記事です

     

     

    ところで、この温度差を緩和するのに断熱材が有効になります。と言うのも、断熱材で住宅を包んでやれば、家全体の気温の変化が小さく抑えられ、ヒートショックなどのリスクを小さくすることが出来るからです。

     

    *ただ高性能の断熱材を施工すればよいのか?というと一概にそうとは言えませんので注意は必要です。

    詳しくは担当者さんにお聞きください。

     

    断熱材にも厚みがあった

     

     

     

     

     

     

     

     

    単に断熱材と言っても様々な種類がある様に、厚みに関しても様々揃っています。これは経済産業省及び国土交通省の定める省エネルギー基準を満たすために規格化されている厚みです。

     

    住宅において必要とされる断熱材の厚みは、地域や住宅構造によって違って来ます。

     

    地域に関して言えば、地域区分の等級で、区分1から区分8までの設定があり、等級が小さくなると寒い地域となり、逆に等級が大きくなると温暖な地域になります。具体的には、等級1及び2は北海道、等級8は沖縄県といった形になります。

     

    次に構造に関して言えば、マンションなどの鉄筋コンクリート建築物と、木造住宅での違いがあります。また、断熱材を設置する工法(壁の外側に設置する「外断熱」であるか、壁の内側に断熱材を入れる「内断熱」)かによっても厚みは違います。

     

    その他にも、壁と天井、あるいは床下といった、建物のどこに入れるかによっても、断熱材の厚みは違って来ます。

     

     

     

    断熱材には性能があった!

     

     

     

     

     

     

     

     

    断熱材は一般的には0.1W/(m・K)以下の物とされていますが、素材や厚さ、そして密度などによって性能も大きく違って来ます。

     

    例えばグラスウールでもいくつかのグレードがあって、熱伝導率が0.03クラスの物もあれば、0.05クラスの物もあります。また、素材によっても違って来るため、現場に合わせた選択が必要になって来ます。

     

    熱伝導率:熱伝導率к[W/mK]は厚さ1mの板の両端に1℃の温度差がある時、その板の1m2を通して、1秒間に流れる熱量を いいます。

     

    熱抵抗値:物質の熱の伝わりにくさを表す値のことです。物質の厚みと熱伝導率の関係で決まります。計算式は、熱抵抗値=厚さ÷熱伝導率で、同じ熱伝導率の材料であれば厚みがあるほど、性能が良くなります。

     

    熱容量や比熱も大切な要素です。

     

    断熱材 施工注意点

     

     

     

     

     

     

     

     

    断熱材の施工にも注意点がいくつかあります。種類別に挙げてみましょう。

     

    【グラスウール等の繊維系断熱材】

     

    グラスウールなどの繊維系断熱材は、壁にきちんと入れることが重要で、隙間などが無いようにしなければなりません。

     

    また、壁面に埋め込む場合などは、床面や小屋根部分から外気が入らない様にする必要があります。外部からの冷気の侵入を防ぐことにより断熱材が冷やされる事の無いように注意して施工することがとても大切です。間違った施工をするとインターネットに出回っているような、垂れ下がったり、黒くなったりと、、、良いことはありません。あれは、施工者・監督者の知識と経験・熱意の不足からくる「人災」と言っても良いかもしれません。

     

    他にも、断熱材によっては表面と裏面があるものもあるので、間違えない様にしましょう。

     

     

    【発泡プラスチック系断熱材】

     

    発泡プラスチック系断熱材は板状のため、現場で加工しながら設置する必要がありますが、加工をきちんとしないと隙間ができてしまい、断熱性が落ちてしまうこともあります。

     

    特に窓まわりやコンセントまわりは隙間が出来やすくなるので、施工には注意が必要になります。

     

     

    断熱材が燃える?ってホント?

     

     

     

     

     

     

     

     

    住宅の壁の中に設置する断熱材ですが、ひとつの大きな疑問があります。燃えるかどうかの問題です。

    答えを言うと、これは素材によって異なります。例を挙げてみましょう。

     

     

    【グラスウールやロックウールなど】

    グラスウールやロックウールは基本的に燃えない素材です。ただ、断熱材を封入している袋が燃える場合があります。

     

     

    【発泡プラスチック系断熱材】

     

    発泡ウレタンなどの素材は、基本的に火には弱く、燃え広がりやすいです。発泡プラスチックの中にも自己消火性(火元から離れると火が消える特性)を持つ物もありますが、周囲の素材が燃えている場合は一緒に燃えてしまいます。

     

    尚、最近では発泡プラスチック系断熱材でも不燃の物も出て来ています。これは断熱材に火が着くと素早く表面が炭化し、炭化層の内側に酸素が供給されるのを防ぎ、着火を阻害するというものです。但しモノによっては有毒ガスを発生させるものも有るとか無いとか。。。

     

    燃焼テスト動画はこちらです。

    ご興味ある方はこちらからどうぞ   参考までに

    (動画はページの最下段にあります)

     

     

    まとめ

     

     

     

     

     

     

     

     

    断熱材について書いて来ましたが、断熱材には光熱費の削減や省エネ、環境問題対策、さらには住宅での安全性・快適性の向上などの性能がありました。

     

    また、施工にも注意が必要なことや、防火性などの特性も断熱材の種類によって違うことも分かりました。

    これらのことより、断熱材の重要性や特性が本ブログを読む前よりも少しはお分かり頂けたと思います。

     

    ところで、題名にある「断熱材は何がいい?」という話ですが、これはそれぞれに特性があり、ひとつに選ぶことが非常に難しく、答えは出しにくいです。最終的には「適材適所」。省エネ(光熱費の削減)・安全性・快適性・防火性・コスト・施工性等いくつかある要素の中の何を優先的に考えバランスを取るのか?という事ではないか?…と言うのが答えです。

     

    迷ったら、ハウスメーカー・工務店の担当者さんに相談してみて下さい。

     

    ☆☆☆☆☆  ☆☆☆☆  ☆☆☆☆☆

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    イベント
    19.01.16

    省エネ基準 

    新住協勉強会

    なのに、違う内容のメルマガです。

    今日は新住協 関西支部の勉強会
    に参加させてもらってます。
    その様子はこちら

    関西支部の勉強の内容はまた後日!

     

    省エネ基準

     

    省エネ基準とは

    平成28年基準では、

    住宅の省エネルギー性能の評価

    については、

    下記の基準が用いられます。

    1. 住宅の窓や外壁などの外皮性能を評価する基準
       外皮平均熱貫流率(UA値)の基準値[W/m2K]
       冷房期の平均日射熱取得率(ηAC値)
    2. 設備機器等の一次エネルギー消費量を評価する基準
       一次エネルギー消費量

    詳しく書いたブログはこちら↓

    Q値・Ua値競争激化! 超簡単解説

    省エネ基準達成率

     

    今の建築業界の実務者の意識レベルを
    纏めた資料↓↓

    国土交通省第42回建築分科会・
    第15回建築環境部会合同会議の
    主な指摘事項を踏まえた追加分析↓
    PDF資料です

    どうでしたか?
    これが今の建築界の現状です。。。

    設計士さんや工務店さん、そして
    ハウスメーカーもひっくるめての資料。

    要するに
    実務者ですらこんな感じです。。。

     

    省エネ 基準 地域 区分 

     

    地域区分 1 2 3 4 5 6 7 8
     基準UA値 0.46 0.46 0.56 0.75 0.87 0.87 0.87
     基準ηAC値 3.00 2.80 2.70 3.20

    省エネ 基準 2020 

     

    国は2020年には住宅建築において

    最低限のレベルの数値目標を達成するように

    する為に義務化を目指しています。

    あくまでも最低限です。最低限の。。。

    省エネ基準義務化反対

     

    省エネ義務化に反対意見?
    がありますが、
    反対理由①~⑦について
    個人的な意見はこんな感じです

     

    ① デザインの多様性が損なわれる
    *逆に多様性が増大すると思います。
    建物の熱的境界が無くなる事により
    内部空間について多様性が増すと思
    います。かの堀部先生も具現化して
    おられます。

     

    ② 個人の住まい方に大きく依存し
    画一的規制に馴染まない

    *個の自主性も踏まえ最大限尊重
    されるべき事項ですが、それを言い訳に
    実務者が努力することから逃げる
    口実にしてはならないと思います。
    しかし、個人の尊厳を守るレベルの
    温熱環境を含め建築行為おいて維持
    されるべき条件は、根本的な条件なはずで、
    その上に成り立つ個人の住まい方の
    自由を妨げないのが本来の主旨のはず。

     

    ③ 省エネ計算等に習熟していない
    *やらずにいるからじゃないのかな?
    最初は誰もが分からないところからの
    発進です。やればいいのに。

     

    ④ 着工が滞るなど市場への影響が大きい
    *言ってる意味がよくわかりません。

     

    ⑤ 建設コスト増について建築主の
    理解が得られない
    *比べるものによっては確かに
    コスト増ですが、長期的視点の
    ライフサイクルコストで見ればその差
    は歴然なのに。。。

     

    ⑥ 省エネ性能向上の必要性について
    建築主の理解が得られない
    *実務者自身が分かっていないものを
    どうやって伝えれるのか?伝える気が
    あるのかどうか。省エネ向上させれば
    他社より請負価格が上がり、
    仕事を取りにくいので、性能向上には
    目をつぶって仕事を取る事を優先して
    いるように思います?
    結果不利益を被るのは誰なのか?

     

    それと、省エネ義務化に対する
    実務者の意識で、態度表明留保の方
    の数の多さにびっくりです!

     

    時代の流れをみて、態度を決めようと
    言う事なのかな?

     

    反対なら反対の方がよくて、
    どっちつかず?の実務者が焦って
    高気密高断熱住宅をやると、、、
    なんちゃって高気密高断熱住宅
    が出来て、壁の中の結露や数値は
    良いけど寒い家が出来てしまいます。
    まあまあ衝撃的な写真です

     

    省エネ基準地域区分

     

    それぞれの地域で地域区分があります。

    それぞれの地域にあった最低限度の温熱性能は欲しいものです。

     

    こんな偉そうな事を言っている私の考えはこちら↓

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    アドレス登録いただくと内容が見れます。

    内容はショボいかも(笑)

    イベント
    18.12.10

    ローコスト住宅は本当に悪なのか?

    こんにちは。
    今日はローコスト住宅について考えてみました。

    いや~消費税の関係の駆け込み?
    って始まってるのかな~???

    今日は午前中は打合せで、午後から
    図面に集中する予定でしたが、
    嬉しい事にくるった(笑)

    午前中の打合せが終わり
    正確には午後2時から図面予定だ
    ったけども、そこから何故か
    新規問い合わせが7件。

     

     

     

     

    ビックリした!
    俺何かした?・いたずら?とすら
    思ってしまった(笑)

    でも内容は千差万別です。

    【暖かい家建てたい、話聞かせて】
    【丸協って坪いくらで建つ?】の方も
    いました。

    まあまあそれは良いとして、
    ローコストは本当に
    買う価値がないのか?と
    個人的には考えたりもする。

    ローコストの方が良い人は必ずいる。
    例えば
    ・居住期間が短い事が確定している。
    (実家を継ぐまでのつなぎの家)
    ・建物に興味のない方。
    ・建物に愛着とかない方。
    ・駅近物件が余力で買える方。
    ・駅近くに限らず、余力で買える方。
    ・目先の出費をとにかく押さえたい

    余力で変える方はこんな感じ↓

    エリアの問題はあるけど、
    ローコスト住宅の売残りは大体
    大幅プライスダウンします。
    それを狙う!!!

    今まで見た中で最安値は
    ¥1380万円!!!
    (土地建物の価格です!!)

    これに諸費用を入れてフルローン
    しても1560万円で足りる。
    (楽勝に)

    1560万円を仮に1%の金利で
    35年払いとすると、月40,036円

    一戸建ての賃貸相場が大体8~15万
    (場所によりけりですが、、、)

    8万で貸したとして、月≒35000円
    *12か月=420000円/年
    残る。

     

     

     

     

    固定資産税は10万円見とけば足りる。

    手残り32万/年
    (初回だけ不動産取得税がかかるけど)
    差引いても充分残る。

    ざっとこんな皮算用(笑)
    10年後の塗装などを見ても
    楽勝!
    *途中の不具合修理は怖いけど(笑)

    余力でもう一軒購入できる人は
    限られているが、こうしてお金持ちは
    諭吉が諭吉を呼んできます。
    (金持ちは。。。チキショ~

    要するに投資ですね。

    ローコストがダメだとは正直
    思っていない。
    ローコスト住宅は投資用としては
    良いと思います。

     

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    イベント
    18.11.30

    床下エアコン 失敗? しない為に

    床下エアコン設置を失敗!すると寒いだけでなく、色んなリスクに襲われます。

    だから失敗しちゃダメなんです。簡単に考えると失敗するのが床下エアコンでもあります。

     

     

    床下エアコンなんてしなければよかった~!。。。そうなる前に読んでみて下さい。


    床下エアコンが人気なのは本当?なのか?

    床下エアコンの欠点(デメリット)も知っておこう!

     

    今回は気合を入れて。。。

    床下エアコンについて。

    と言う事でまずは、床下エアコンの簡単な説明から。

     

    通常の暖房より効率よく、しかも家全体を温められる床下エアコンという言葉を聞いたことがありますか? まだあまり知られていない床下エアコンについて、その仕組みや設置方法など、順を追って確認していきましょう。

    まずは、

     

    床下エアコンって何だ?

     

     

     

     

     

     

    床暖房なら聞いた事があるけれど、床下エアコンでどうやって暖房するの?」

    「床下にエアコン?」何それ。。。

    「床下に設置するような特別なエアコンなの?」そう思う方も少なくないと思います。

    床下エアコンは聞きなれない言葉なので、良くわからないと思いますが、実は床下エアコンの正体は、実は普通の家庭用エアコンのなのです。

    これがミソなのです。特別な業務用エアコンなどを設置する必要ありません。万一の故障があった場合でも、家電量販店でも購入可能なところがいい所でもあります。

    家庭用の壁に設置するエアコンを床下(厳密には床から少し上に取付て、吹出し風をダイレクトに床下に送り込む)に設置して、暖房器具として使うというのが床下エアコンです。

     

    床下エアコンの暖房効率が良くなる原理は、暖かい空気の上に上がっていく性質によるものです。エアコンをつけても顔ばかり熱くなって、足元が冷えるという経験をされた方は多いと思います。その理由は、エアコンから出る暖かい空気が下に降りてこないからです。

     

    こんな感じ↓

    上下の温度差があるのが分かります。

    上の方が温度が高く

     

    下の方が温度が低い

     

     

     

    では、通常の使用方法で、エアコンから暖かい空気が出る仕組みを確認しておきましょう。

     

    通常の使い方をする壁掛けエアコンが冷房も暖房もできる理由

     

    エアコンが空気を冷やしたり、温めたりできるのは、空気中や水の中にある熱をくみ上げて移動させるヒートポンプという技術によるものです。そしてエアコンでのヒートポンプの仕組みが、室内の温度を、【夏は涼しく冬は暖かく】しています。

     

    その理由は熱が移動するからです。

     

    熱の移動はエアコンの室外機から室内機の間を循環しているガスによって行われます。このガスはフロンという物質で、常温では気体ですが、圧力を受けると液体になり、圧力がなくなると気体に戻るという性質を持っています。そして液体から気体に変わる時に、周囲の熱を奪うという働きをし、気体から液体に変わるときには熱を発するという働きをします。さらに室内機と室外機に取り付けられている熱交換器という部品は、熱を温度の高い方から低い方へと移動させる働きをします。

     

    夏は室内機に取り込まれた室内の暑い空気は、室内機に取り付けられている熱交換器を通り過ぎる時、冷媒に熱を吸収され、冷たくなります。その冷たくなった空気が室内に放出され、室内は涼しくなります。冷媒に取り込まれた空気中の熱は冷媒によって室外機に運ばれ、外気に放出されます。

     

    冬は、冷たい空気がエアコンの室外機に取り付けられている熱交換器を通り過ぎる時、冷たい空気の中にある熱だけが冷媒によって室内機に運ばれます。運ばれてきた熱は室内機から室内に放出され、部屋が暖かくなります。この仕組みがエアコンの冷暖房の仕組みです。

     

    つまり、通常の使い方であれば、暖房も冷房もできるのがエアコンです。しかし、床下エアコンは、冷房には使いません。普通の冷暖房ができるエアコンを暖房機器としてだけ使います。

     

    なぜ夏場に床下エアコンを冷房用として使わないのか?それは。。。なんと結露の恐れがあるからです。。。特に新築後2年程度は基礎打設時の水分が蒸発する為特に注意が必要です!!

     

    床下エアコンはどのエアコンが良い?

     

     

     

     

     

     

    床下エアコンは、普通のエアコンを使います。その為、様々なメーカーから実にたくさんの機種が発売されています。その中で床下エアコンとして使いやすいエアコンは、誤作動の少ないエアコンです。

    • 誤作動の起こりにくいエアコンってナニ?どんなの?

    エアコンの誤作動とは、室内の温度を感知して、適温を維持する温度センサーが正しく働かず、室内を適温にできない問題です。通常通り壁掛け式として使用する場合は、どの機種を使っても誤作動はほとんど起こりません。

     

    しかし、床下エアコンの場合、壁掛けと違って狭い空間に設置されている為、温められた空気が一か所にとどまってしまうことがあります。すると、床下全体が暖かくなっていないにもかかわらず、エアコンの周囲だけが暖まってしまい、温度センサーが勘違いして、運転を停止してしまう事があります。

     

    その為、床下エアコンとして使用した場合、温度センサーの位置がの誤作動の発生を防ぐポイントとなります。温度センサーはエアコンによってついている位置が異なります。

    • エアコン本体についているタイプ 室内機でフィルターが周辺(吸込口付近)についているタイプ
    • リモコンについているタイプ 壁に設置されたリモコンの側面についているタイプ

    床下エアコンとして使う場合には、温度センサーがリモコンについているタイプの方が誤作動を起こしません。なぜなら温度センサーの周りの空間が塞がれていない為、暖かい空気が温度センサーの周りにとどまってしまう現象が起きにくいからです。

    • 誤作動のおきにくい設置方法をするエアコンとは?

    エアコンには壁掛け式の他に床置きエアコンというタイプがあります。床下エアコンとして使用する場合、床置きエアコンは温度センサーの誤作動が起きにくいタイプのエアコンです

    もともと床置き型は、冬場に暖かい空気が上に逃げてしまうというエアコンの弱点を解決する為に開発されたエアコンで、足元を温める為、エアコンの下部からも温風が出る設計になっています。温度センサーは、上部についているので、塞がれて暖かい温度がセンサーの周囲にだけ集まってしまうことがなく、誤作動がおこりにくいのです。エアコンの上部を床の上に、下部を床下に設置し、周囲をガラリで囲みます。誤作動が起こりにくい、完全に床下に設置するより掃除がしやすいというと面があると同時に、壁掛け式に比べ扱っているメーカーや機種が少ない為、選択肢が限られる、価格が壁掛け式の倍であるなどの問題点もあります。

    お勧めの機種選び

    • 壁掛け式エアコン

    床下エアコンに向いているエアコンは、有線でエアコンと接続するワイヤードリモコン、床置き型のエアコンです。ワイヤードリモコンは業務用に多いタイプですが、一般家庭で使うエアコンの中にもいくつかあります。

     

    【ワイヤードリモコンのついている壁掛け式エアコン】

     ●三菱 霧ヶ峰シリーズ

     

    【別売りのワイヤードリモコンが購入できる壁掛け式エアコン】使ったことはありませんm(__)m

    • 日立 白くまくん AJシリーズ
    • 床置きエアコン

     

    【床置き型のエアコン】こちらも使ったことはありませんm(__)m

    • ダイキン ハウジングエアコン(住宅設備用エアコン)VRシリーズ、Vシリーズ
    • パナソニック 住宅設備用エアコン床置き型CSシリーズ
    • 日立 住宅設備用エアコン 床置タイプFDシリーズ
    • 三菱 住宅設備用エアコン 床置き型Kシリーズ

     

    【赤外線リモコンリピーターを使う】

    リモコンの赤外線を中継する赤外線リモコンリピーターを利用すると、リモコンが操作できる範囲が拡がるので、リモコン受信部が床下にある床下エアコンも操作することができます。

     

    【入手が簡単なものを使う】

    床下エアコンが特別な機種であった場合、故障時にとても困ってしまいます。ですので、床下エアコンは特別な機種である必要はありません。いや、特別なものではダメなのです。なんだかんだ言っても機械です。どうしても機械自体の寿命があり、いつかは取替を余儀なくされます。そんな時、特別な海外のモノやある特定の業者さんしかできない工事では、困るのはお施主さんになってしまいます。

     

    床下エアコンの暖気はどこから出る?

     

     

     

     

     

     

    床下エアコンの暖かい空気は、床下エアコン設置時に作られたガラリから室内に流れ出てきます。ガラリとは通風と換気をする為のルーバー状や格子状の通気口です。

     

    右下の部分にご注目ください

     

     

     

     

     

    拡大

     

     

     

     

     

    中にエアコンが入ってます

     

     

     

     

     

    ガードを外すとこんな感じ

     

     

     

     

     

    フィルター掃除は壁掛けと同じ要領

     

     

     

     

     

    床下エアコンの為のガラリは床につける場合もありますが、小上がりやスキップフロアのような段差を作って、その下部に設置する方法もあります。

     

    床ガラリ写真はこちら↓

     

    こんな感じ

     

     

     

     

    風もしっかり出ています

     

     

     

    しっかりとガラリからの送風ができているのか確認してくださいね。手をかざすだけでもわかりますので。

     

    床下エアコンが思うほど効かない?

     

     

     

     

     

     

    床下エアコンをつけているのに、部屋が暖かくならない原因は主に2つ考えられます。

    気密性能が悪い(床下エアコンの効果を上げる為に必要な性能を満たしていない)

    床下エアコンが効率よく家の中を温める為には、住居の断熱性と気密性の高さが必要です。

     

    断熱性について

    断熱性とは、熱の出入りの割合のことで、熱の出入りの少ない家ほど断熱性が高く、多い家ほど断熱性の低い家ということになります。

     

    断熱性を数値で表す場合、屋根や壁、床、窓など建物の外側にある部分から、熱が失われてしまう熱量を表す外皮平均熱貫流率(UA値)と、換気や隙間風によって失われる熱も含めて、家全体から流出していく熱量を表すQ値(熱損失係数)が用いられます。

     

    UA値とQ値が低くなるに従って、断熱性は高くなり、冬暖かく夏涼しいという快適な家の中の環境が生まれます。

    さらに断熱性能は、地域の気候に合わせて必要とされる高さが異なり、寒い地域ほど高い断熱性が求められます。

    ご参考までに。

     

     

     

     

    気密性とは住宅の隙間の量を相当隙間面積(C値)という数値で表したものです。隙間には、窓ガラスのサッシや換気扇、ドアのカギ穴などを総合した面積なので、数値が低い家ほど気密性が高い家です。気密性について

    床下エアコンを効率よく使う為には、UA値は0.5以下、C値は1.0以下の性能を備えた家であることが条件の一つなのかなと。。。HEAT20のG1程度は最低限担保して、更にその上のG2を目指すと尚良いです。

     

    • 空気の循環を妨げない設計の家になっていないか?

    床下エアコンで家全体を温める為には、縦に繋がっている設計の家である方が有利だと思います。なぜなら、1階と2階、2階と3階がそれぞれ天井で区切られていると、暖かい空気が家全体に行きづらいからです。その為、吹き抜け、スケルトンタイプのリビング階段、スキップフロアなど、家の中が縦に繋がった空間になっていることが大切です。

    • 温風の循環が滞るような位置に設置されていないか?

    暖かい空気が温度センサーの周囲だけにとどまってしまうような位置にエアコンが設置されていると、温度センサーの誤作動でエアコンの運転が止まってしまうことがあります。そのような状態を防ぐ為には、正しい位置に設置することに加え、エアコンで温められた空気が床下全体に循環するようにする必要があります。暖められた空気が床下を循環すれば、温度センサーの周りにとどまることを防げます。床下の空気を家全体に循環させる為に、三菱のアローファンを設置するのも効果的ですし、温度センサーのそばにサーキュレーターを設置するなどしても良いかもしれません。

    もちろん換気計算が大切です。

     

    • 床下が温まるまで少し時間がかかる

    床下エアコンを設置した場合、部屋の空気が温まるまで少し時間がかかります。建物の下の基礎内部の空気を温めてから(温まってから)床材に設置したガラリを通して暖気が上昇してくるからです。但しいったん基礎の内部の空気が温まると床材までほんのり暖かく、冬場でも【素足】で歩けます。注意点としては 冬場のお引き渡し等で床下エアコンを始動して間がない場合には、床下エアコン全然効かないじゃんと思われがちですが、実はそうではありませんので、基礎の内部の空気が温まるまで少々お待ちください。

     

    床下エアコン 電気代いくら?

     

     

     

     

     

     

    床下エアコンをつけっぱなした場合の電気代が気になりますよね?

    地域の気候や、家の広さ、使う機種、室内の設定温度によって変わってくるので一概には言えませんが、実際に床下エアコンを設置したお宅の実測を見ると、12月4,500円/1月7,000円/2月11,000円/3月9,800円となってます。

     

    床下エアコンのメリット

     

     

     

     

     

     

    床下エアコンには、家の中の温度環境と、利便性、経済性に関するメリットがあります。

    • 暖かさ 通常の使い方をすると、温風が顔にあたる、足元が冷える、エアコン1台では家中に暖かさが行き渡らないという状態になってしまいます。床下エアコンの場合、足元からポカポカするので、体感温度が上がり、より温かく感じる、温風が顔にあたる不快感がない、1台で脱衣室、トイレなども含めてすべて家の中が暖かくなるという心地よさがあります。また、部屋間の温度差も少なくて済みます。

     

    • 経済的 普通のエアコンを使うので、床暖房に比べて機器そのものだけではなく、工事費も抑えられます。また、電気料金や灯油代などの燃料費も床暖房に比べると低料金で済みます。長く住むには有難いです。

     

    • 修理しやすい 普通のエアコンなので、故障した時や、買い替えたい時に、電気屋さんに頼めば簡単に修理、買い替えができます。また、普通のエアコンなので実に多くの製品が販売されている為、選択肢が豊富です。

     

    床下エアコンのデメリット

     

     

     

     

     

     

    床下エアコンは住宅の性能など条件が整っていれば、低コストで家中を暖かくできるのでとても良い暖房方法です。しかし、床下エアコンが効率よく暖房機としての機能を発揮する為には様々な条件があり、その条件を満たさなくては機能しないことが致命的なデメリットです。

     

    • 基礎断熱がしてある家でなくてはならない

    基礎断熱とは、基礎の部分の立上り(と、基礎平面)に断熱材を入れて断熱する施工方法です。さらに断熱性能が上がる施工方法としては、スカート断熱と呼ばれる家の外側にも断熱施工をする方法もあります。

     

    • 新築時にしか設置できない・リフォームの場合は設置する(出来る)会社選びが難しい

    床下エアコンに対応できる基礎断熱が施されている家であれば、リフォームで床下エアコンを設置することもできるかもしれません。しかし、その場合には、もともともの家を建てた建築会社、又は、床下エアコンに関して十分な知識と技術のある会社でなければ、良い結果は得られません。

     

    • カビが発生する恐れがある

     

    床下エアコンだけではありませんが、基礎断熱そのものにもカビ発生のリスクがあります。土間コンクリートから大量に発生する水蒸気によって床下が高温多湿の状態になってしまうことが原因です。特に新築後~2年の間は、コンクリートが完璧に乾燥していない為、カビ発生のリスクが高い期間ですので要注意です。

     

     

    • シロアリ被害が発生する恐れがある?

     

    新築後~2年の間に床下エアコンを長期間切ったりして、床下の空気が動かないと高温多湿な状態になるとシロアリ被害が発生しやすくなります。また、発泡系断熱材はシロアリの好物?と言われる事もあります。

     

     

     

    • 空気が循環する家の設計でなくては効率良く家中が暖まらない

    仕切りの多い家では、1台の床下エアコンで家中に暖かい空気を循環させられません。その為、吹き抜けやスキップフロアなど、間仕切り壁が少なく、縦に繋がりある空間ができるような設計の家だとより望ましいと言えます。

     

    • 冷房には使えない

    冷たい空気は下に降りていく(溜まる)性質があるので、基礎内部(床下)に停滞してしまいますので、床下エアコンは冷房用としての機能は果たせません。また地域柄、条件が揃うと基礎の内部で結露する恐れもあります。

     

    • 掃除がしにくい

    壁掛けエアコンの場合は、こまめに掃除ができますが、床下エアコンの場合、ガラリを取り外して清掃しなくてはならないので、壁掛けエアコンよりガラリを外すヒト手間かかります。また、基礎の内部も時々掃除する必要があります。床下に潜っていく場合、スケートボードを使うのも良いですが、ルンバを投入すると楽です。

     

    • メーカー保証の対象にならない

    壁掛けエアコンは、壁にかけて使用した際には、故障に対するメーカー保証がありますが、床下エアコンとして使用した場合、故障してもメーカーは保証をしてくれません。

     

    床下エアコンで注意するべき事

     

     

     

     

     

     

    床下エアコンが効率よく機能を発揮する為には、必要な条件を満たしている家であることが必要です。その為には、床下エアコンの知識と経験が豊富で、断熱性、気密性の高い住宅を建てられる建築会社を選ぶことが大切です。しっかりとした知識と経験がある工務店が高気密高断熱な家を建てることができれば床下エアコンは目的ではなく暖かく住む為の手段の一つ】としてとても有効です。

     

    床下エアコンと他の暖房との違い

     

    床下エアコンは、快適さ、経済性において、他の暖房とどのように違うのか確認しておきましょう。

    • 床暖房との違い

    【快適さ】

    床暖房には温水式と電気式があります。温水式は灯油やガス、電気で作った温水を床下に流して暖房する方法、電気式は電気で床下のヒーターを温めて暖房する方法です。どちらも、床から伝わってくる暖かさと部屋全体に広がる輻射熱のやわらかな暖かさが特徴です。床下エアコンには足裏に感じる暖かさはありませんが、床暖房は冬も裸足で過ごせる床の暖かさがあります。また、水蒸気を発生させないので、結露の心配がありません。

    【経済性】

    床暖房は、初期費用、電気やガス、灯油などの燃料費、故障した時の修理費、メンテナンスの費用など全てが、他の暖房に比べて割高です。特に全館床暖房にした場合には、月々数万円の燃焼費がかかってしまいます。

     

    • ストーブとの違い

    ストーブには石油ストーブとガスファンヒーター、電気ストーブがあり、それぞれ使い勝手が異なります。

    • 石油ストーブ 広い部屋でも十分に暖まるが、灯油を入れる煩雑さがある、燃焼する時に水蒸気を発生するので、室内が乾燥しないが、結露が発生しやすい、石油のにおいがする、火事や火傷のリスクがある、どこにでも移動できる良さはある。
    • ガスファンヒーター すぐに暖かくなる、燃焼する時に水蒸気を発生するので、室内が乾燥しないが、結露が発生しやすい、ガスの配管に合わせなくてはならないので設置場所が限られる
    • 電気ストーブ 室内全体の温度はそれほど上がらない、空気が汚れない、コンセントがあれば、どこにでも移動できるが使用した際の電気代が。。。

    【快適さ】

    床下エアコンとの違いは、ストーブが一部屋しか暖められないことに対して、床下エアコンは家の中を全て暖められます。ガスや石油のニオイも気になりません。

    【経済性】

    初期費用はストーブの機種によって異なりますが、ストーブの場合設置にかかる費用がないので、ストーブを購入する費用だけですみます。

     

    • 壁掛けエアコンとの違い

    【快適さ】

    壁掛けエアコンは1台で一部屋しか暖められませんが、床下エアコンの場合、家の中を全て暖かくできます。壁掛けエアコンの場合、顔は温風が吹きかかって暑く、足元は寒いという状態になりますが、床下エアコンでは直接温風が吹きかかることはなく、足元も冷えません。

    【経済性】

    壁掛エアコンの場合、電気工事だけで設置できますが、床下エアコンの場合、床の工事も必要です。また、壁掛けエアコンは冷房、暖房と両方に使えますが、床下エアコンの場合、冷房用に壁掛けエアコンが別に必要です。

     

    床下エアコンにする為に何を?

     

    基礎工事?

    床下エアコンを設置する為には、新築時に断熱性と気密性を高める為の工事が必要です。その為、日本の住宅で古くから採用されてきた方法であり、現在でもほとんどの住宅行われている床下断熱の家には床下エアコンが設置できません。

    床下エアコンを設置する予定であれば、新築時に基礎断熱工事をする必要があります

    では基礎工事の違いをサラッと。

    • 基礎断熱工事とは 家の基礎のコンクリート部分を断熱する為の工事です。断熱材を基礎の外側にする基礎外断熱と基礎の内側に断熱する基礎内断熱があります。どちらも断熱性、気密性が向上します。

     

    • 床下断熱工事とは 家の床下に断熱材を施工します。しっかりと気流止めをしないと、気密性が低下します。

     

    • 白蟻のリスク 基礎断熱工事をした場合、発泡プラスチック系の断熱材を使うと、シロアリが繁殖する恐れがあります。しかし、シロアリを防止する為の対策ができる施工業者であれば、問題なく白蟻の発生を防げます。

     

    • 床下の空気環境 基礎断熱は、気密性が確保できる分、床下断熱のような隙間からの自然な換気がありません。その為、カビが発生する恐れがあるので、空気環境を良好に維持する必要があります。

     

    • ちょっと待って!床下の掃除は? 建築施工時の注意点は? 床下の掃除をする場合の事を考え、床のガラリから落ちたごみや床下のほこりをきれいにする為、設計時に床下全体に入れるようにしておく必要があります。日常気になるようでしたら、床ガラリを外して掃除機の細い口で吸ってあげても良いと思います。もしどうしてもの場合は、最終兵器のルンバもありかも。

     

    床下エアコンは新築時の特権?

     

    残念ながら、現状では新築時に設置することが最も安全で効率よく床下エアコンを設置する方法です。加えて、床下エアコンの知識と経験が豊富で、しっかりとした技術を持った会社に依頼することが大切です。見よう見まねの施工や実績のない会社さんは少し注意が必要かもしれません。リフォームでも出来なくはないが、結構大掛かりになりますのでやっぱり新築時がおススメです。

     

    床下エアコンで2階まで暖かく?

     

    床下エアコンで2階まで暖かくできたらそんな嬉しい事はありません。

    それは、家の設計や間取りによって、変わってきます。吹き抜けやリビングのスケルトン階段、スキップフロアなど縦の空間が繋がっていて、間仕切壁の少ない間取りであれば、2階、3階まで暖かい空気を循環させることができます。そうでない場合、強制的に風を循環させるアローファンで遠くまで暖かい空気をとどけたり、シーリングファンで室内の空気をかき混ぜたりする工夫も必要です。

     

    床下エアコンは新住協から?

     

    新住協は、高断熱を基本性能とした住宅技術を研究開発している民間の技術開発団体です。その研究開発の中で生まれた基礎断熱を利用した床下放熱式暖房は、床下放熱式温水暖房という方式の暖房です。

    床下放熱式温水暖房とは、基礎断熱工法に加えて、床下に温水パネル設置し、温水の熱で床下から家全体を暖めるという暖房方式です。

    床下放熱式温水暖房には緩やかで大きな対流で家全体が温められる、床全体が適温になる、暖房機を室内に置く必要がないので部屋を広く使える、窓からの冷気流を抑えられるなどのメリットがあります。しかし、導入する際には費用が嵩むことや、故障した時に簡単に修理できないリスクがあるなどの問題点もあります。

    新住協は高気密高断熱住宅の技術だけではなく暖房に関わる開発も進めているので、今後は床下放熱式温水暖房特有の問題点がなく、床下放熱式温水暖房と同じような快適な暖かさが実現する床下エアコンに関する開発も進められ一つの答えが見えてきています。この次は夏をいかに快適に過ごすか?に照準を当てています。

    夏もエアコン一台で快適に過ごすもあと少しのところまで来ています。

     

    床下エアコン気になる導入費用は?

     

     

     

     

     

     

    床下エアコンを設置する為の費用はエアコン本体の価格と取り付け工事、床のガラリだけです。

     

    ただし、普通の新築の家(Q値2.7、C値無視の住宅は問題外)を床下エアコンが設置できる性能を備えた家(Q値1.5程度C値1.0程度)にする為には、標準的な?普通の新築の家を建てるより建築費が嵩みます。高気密高断熱の住宅は建築費が嵩むケースが多いです。その上乗せされる分が床下エアコンの導入費用と考えたとしても、普通の住宅(Q値2.7程度)で暖房機の導入費用や、使い始めてからのランニングコストを考えると、床下エアコンの方が確実に生涯暖房コストは抑えられます。

     

    まとめ

     

     

     

     

     

     

    ・床下エアコンは、家の中全体を暖められ部屋間の温度差も少なく抑えられるので、ヒートショックが起こるリスクも抑えられ、冬を快適に過ごすことができます。月々の燃料費のコストも抑えられます。その点を考えると、非常に魅力的な暖房の方法といえます。

     

    ・満足のいく効果を得るためには、高い断熱性と気密性を備えた家である必要があります。基礎断熱がされていない家では、基本的に床下エアコンは使えません。したがって、基礎断熱の家をこれから新築する場合以外は、床下エアコンを設置することはほぼ不可能です。

     

    ・安易に床に穴をあけてエアコンを設置すればよいと考えてリフォームをしたりすると、家の劣化を招く恐れがあります。さらに、新築の場合も、建築を依頼する会社が床下エアコンについての知識と経験、技術を持った会社でなければ、シロアリやカビなどの問題がおこるリスクもあります。

     

    ・床下エアコンは、メーカーが推奨する使い方ではない使い方をすることと、最近増えてきたとはいえ、何十年も使用した住宅がまだない為、十分な検証がされていない部分もあることを考えると、導入は慎重にする必要があります。

     

    ・エアコンの為、空気が乾燥しがちなので安い温湿度計を置いてチェックする。

     

    ・これから新築を検討中で床下エアコンの導入をお考えであれば、しっかり情報収集し、信頼できる建築会社に相談されることをおすすめします。

     

     

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    イベント
    18.11.17

    色々な書面 強いのは?

    先日のメルマガの契約書のお話をお読みいただいた方からのご質問をブログとしてメルマガ読者さん以外とも共有したいと思います。


    【示談書とか覚書とかの書面の内強いのはどの書面なのでしょうか?】

     

    僕はこの質問をもらった時点で心の中でこう思うわけです。

     

     

     

    【何があった?普通の状況じゃないな】

    どこかで誰かがトラブルに巻込まれているのでは?と勝手に小さな正義感が湧くわけです。(微力ながら。。。)

     

    不動産購入申込書や買付証明も言ってみれば契約書ですが、初期段階の意思表示を書面化したもの。こんな条件が揃えば買いたいな~。って程度です。最近ではこれを、いかにも契約したから違約金が発生し、さも大ごとのように騒ぎ立てる業者がいます。そんな時は宅建業法47条の2をよく読んでくださいとその業者に言ってみてください。それでもわからない業者の場合は管轄の宅建協会まで相談しましょう。

     

    さて本題。

    示談書・覚書・念書・協定書

    など様々な名目の書面がこの世の中にはあります。どれも紛争解決の為のツール・書式です。

     

    結論どの書面でも効力の差はなく、法的効果の差はありません。ですので、どんどん押しちゃってください。(汗)なんてものでもありません。

     

    基本的に

    示談書とは

    紛争を裁判によらずに当事者間で解決するための契約書です。契約書というと金額や納期が必要じゃないのか?とイメージするかもしれませんが、契約書はお互いの約束事を証明する為の書類ですので内容は極論双方が分ればそれでよいので大丈夫です。

     

    覚書は

    2人以上の当事者が狭義の範囲(一定の事項)につきお互いが合意した事を証明するための書面です。
    これも双方が合意すれば内容は第三者がとやかく言うものでもない。

     

    念書は

    当事者の一方が作成し、相手方に差入れる書面です。(心理的立ち位置が弱いかも)借用書も念書の一種です。

     

    お気づきだと思いますが、当事者双方が合意すればどんな内容や書式であれ良いのです。

     

    どちらか一方が度を越えた権利を主張しすぎると喧嘩になるわけです。

    そう、あまり度を越えた主張は良くないです。

     

    (例)
    北側の方の事を一切考えていない急勾配の片流れの屋根とか。。。

    実はこれ弊社のお客さんで南側の方にやられました。。。でもひょっとしたらと織り込み済みでプランニングしたからセーフ!

    そんな時は相田みつおの

    【セトモノとセトモノとぶつかりっこするとすぐこわれちゃう。どっちかやわらかければだいじょぶ、やわらかいこころをもちましょう。そういうわたしはいつもセトモノ】

     

    を思い出して心を落ち着けましょう。

     

     

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    イベント
    18.10.25

    樹脂サッシは割れる!? 本当にいいのか?樹脂サッシ

    樹脂サッシは割れる!?

     

    ここ数年の間に住宅業界で少しづつ普及してきた樹脂サッシですが、今まではサッシと言えばアルミサッシを思い浮かべる方が多いのではないでしょうか?

    人間は、自分の知らないものや普及率の低いものには少し懐疑的で、真実とは関係のない不安を覚えてしまうものです。

     

    そこで今日は、樹脂サッシは割れる?本当はどうなの?樹脂サッシなんて初めて聞いた!という方の為に書いていきたいと思います。

     

    樹脂サッシ本当は?割れるんじゃ?

     

     

     

     

     

     

     

    樹脂サッシの欠点(デメリット)も知っておこう

     

    この愛知県のエリアではあまり聞きなれない樹脂サッシかもしれませんが、全国的にみると住宅に気密性・断熱性を必要とする寒い地方で特に人気の高い「樹脂サッシ」ですが、本当に暖かいのでしょうか?本当に良い事ばかりなのでしょうか?

    新築やリフォーム、マンションやアパート選びの際、窓の性能は少なからず注目した方が良い箇所です。サッシは熱や空気の出入りが多い場所でもありますので窓の性能1つで、住み心地も随分と変わってきます。馴染みあるアルミサッシと比べてみましたので、どちらのサッシが自分の求めるものにあっているかチェックしてみてください。

     

     

    「樹脂サッシ」とは?

    「樹脂サッシ」の画像検索結果

    YKKさんのHPより

     

    まず、樹脂サッシとは、フライパンの取っ手などによく使用される樹脂の素材を使って作られている窓サッシの事を言います。最初は温熱建築先進国のドイツから広がり、その後北米や北欧と寒冷地を中心に普及していきました。日本ではアルミサッシの方が全国的に普及しています。

     

    北海道では90%前後、東北でも50%前後と冬の寒さが厳しい地方では樹脂サッシを使用している住宅の方が多いです。樹脂サッシの最大の魅力は気密性と断熱性が高い事。全国的に普及しているアルミサッシに比べ、冷気や暖気を通しにくく、すきま風が侵入しにくいということも言えます。

     

    冷気を通しにくい(伝えにくい)ので、部屋の温度が下がりにくい為、冬場も快適に過ごすことができます。また熱の出入りもしにくいので、部屋の暖気が逃げにくいのも魅力です。寒くなりにくく、部屋の熱も逃げにくい。なので、寒い地域の住宅に採用されやすいと言う事です。熱だけでなく、音の出入りもしにくい遮音性の高さも注目されています。

     

     

    「アルミサッシ」とは?

    「アルミサッシ フレミング」の画像検索結果YKKさんのHPより

     

    アルミサッシとは、日本で最も普及しているアルミ素材を使って作られている窓サッシです。加工しやすく、かつ安い費用で生産することができ、高い耐久性があるのが魅力の一つ。表面に特殊な加工を施す事によってさらに耐久性が高まりますが、外気や気候の影響を受けすやすいのが欠点かもしれません。

     

    特別寒冷地でもなく、とにかく安い費用で抑えたいといった方に向いている種類と言えます。ただし、断熱性が低く熱伝導率が高めなので窓の性能で見ると樹脂サッシよりは劣ってしまう部分があるのでご注意を。冬場はサッシ自体が冷えてしまいやすく、結露もしやすい。部屋の温度調整も難しくなるので寒冷地向きではないでしょう。

     

     

    樹脂  VS  アルミ

     

     

    ざっと樹脂サッシとアルミサッシの特徴や魅力をご紹介しましたが、もう少し分かりやすく特徴ごとに比較してみたのでチェックしてみてください。

     

    断熱性能

    塩化ビニール樹脂が素材の「樹脂サッシ」とアルミニウムが素材の「アルミサッシ」、まず熱抵抗値(熱移動のしにくさ)で見ると樹脂サッシの方が高くなります。結露もアルミサッシは発生しやすいのに対し、樹脂サッシは発生しにくいのが特徴。デザイン性、そしてカラーバリエーションの豊富さも樹脂サッシに軍配が上がります。窓の性能重視で見るとやはり樹脂サッシの方が魅力的です。

     

    強度と耐久性

    強度と耐久性で見るとアルミサッシの方が優れている気がします。断熱性や遮音性も大切ですが、強度や耐久性が低いと長く愛用するのは難しくなってきます。その点、アルミサッシは衝撃に強く、アルマイト加工を表面に施す事によって

    さらに強度と耐久性を上げることが可能。また、樹脂サッシよりも軽く扱いやすい・加工しやすいのもポイントです。

     

    コスト

    コスト面で見るとこちらもアルミサッシに軍配があがります。窓サッシの種類はこの2種類以外にもありますが、その中でアルミサッシは最も費用が安いと言われているんです。窓としての性能が高い樹脂サッシも魅力ですが、その分やはりコストが高くなってしまいます。

     

     

    樹脂サッシの欠点  (デメリット)

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

    先ほども言いましたが、樹脂サッシの欠点(デメリット)はアルミサッシに比べ「耐久性や強度がそこまで高くない」「コストパフォーマンスが悪い」という点です。アルミサッシよりも強度や耐久性が低い樹脂サッシはサッシ自体を厚くする事によって強くすることが可能ですが、その分重くなるので扱いも容易ではなく、窓の開閉にも重さが出てしまいます。お年寄りの方や窓の開け閉めを頻繁に行う家庭だと少し不便さを感じてしまうかもしれません。最近は樹脂サッシの重さを抑えて強度を上げる加工もされるようになりましたので、

    以前よりは扱いやすくなっては来ています。

     

    そしてもう1つのデメリットがコストパフォーマンスの悪さ。仕入れ作業に負担がかかってしまう点や素材自体の価格により、アルミサッシよりも2倍前後のコストがかかると言われています。1フレーム10万円前後は見ておいた方が良いでしょう。少しでも費用を抑えたいのであれば、樹脂とアルミの良い所どり?をしたい場合は、樹脂とアルミを複合した種類(ハイブリッドサッシとも言う)も視野に入れても良いかもしれません。

     

     

    樹脂サッシは本当に結露しないのか?

     

     

     

     

     

     

     

     

    ガラス結露はこんな感じ。

     

    結論から言うと条件が揃えば結露はします。但し、結露する状態になるまでの状態になりにくいと言う事です。極論ですが空気があり、中と外の温度差があれば結露はします。

     

    その温度差が生じにくいのが樹脂サッシと言う事です。

     

    結露は放置するとカビなどの原因になり、金属製のものだとサビの原因にもなってしまいます。クロスなどを拭く作業も面倒ですよね。温度を伝えにくい樹脂サッシは結露しにくいという特徴があります。実際に樹脂サッシを採用している住宅に住んでいる方の口コミをチェックしてみましたが、アルミサッシと比べると確かに結露はしにくいと評価されています。ですが、ここで勘違いしてはいけないのは、先ほども極論で書きましたが、「結露しにくい」のであって「完全に結露しない」という事ではありません。

     

    樹脂サッシと言ってもその種類は様々です。厚みによる強度や構造的な空気層の個数にもよりますが、結露が発生する事もあるので少しで良いので頭に入れておきましょう。樹脂サッシでも結露や水滴を放置しているとカビが発生しやすくなってしまいます。

     

    一方アルミサッシは安価で採用しやすいメリットもありますが、結露の点では樹脂サッシに軍配が上がります。もう少し言うと、冷えたアルミのフレームはそこから熱が奪われていくので空気の対流が起こります。ガラス表面の温度低下とフレームの温度低下に、それに加えサッシの隙間からの空気の流入により【隙間風】と感じることもあるようです。北海道ではアルミサッシの結露水が凍って朝窓があけれないと言う事もあるそうです。

     

     

    結露のメカニズム

    「空気線図」の画像検索結果

    こちらは湿り空気線図(軽く無視してください)

     

    結露はどうやって発生するか、詳しく知らない方も多いと思いますのでそのメカニズムをご紹介します。結露が発生する主な原因は「湿度」と「温度差」。室内と外の温度差が大きくなればなるほど室内の湿気を含んだ空気が外気に冷やされ、結露が生じてしまうのです。

     

    夏場は室内と外の温度差が低いのに対し、冬場は部屋を暖めようと窓を閉め切るためすぐに外との温度差が大きくなってしまうので寒い季節になると結露が発生しやすくなるんですね。逆を言えば冬場でも温度差に注意して、室内の湿度を低めに保てれば結露対策ができますが、それでは家を建てた意味がありません。。。だって、結露させないために部屋の中の温度を上げれないなんて地獄です。。。

    結露しにくい樹脂サッシを採用すれば快適を保ちつつ対策する事ができます。

     

     

    樹脂サッシの効果  (熱伝導)は?

     

     

    樹脂サッシの主な素材である塩化ビニール樹脂は熱伝導率が低く、その断熱性は熱を伝えやすいアルミサッシよりもはるかに優れている為、結露も生じにくいという事です。熱伝導率が高い(断熱性が低い)と結露が出来やすくなる、イメージしやすいのは夏場の麦茶。冷えた麦茶をガラスのコップに入っているのを思い出してみて下さい。ガラス表面にすぐに水滴がつきますよね?あのイメージを覚えておくと少しはわかりやすいかもしれません。

     

    樹脂サッシにさらに断熱性の高い複合ガラス≪LOW-Eガラス≫やガラスとガラスの間の乾燥空気を≪アルゴンガス≫や≪クリプトンガス≫に変更する方法も人気があります。

     

    もっとマニアックな方はスペーサーをアルミから樹脂に変える方もいます。ただ、その際の注意点としてはシミュレーションをする事です。良いとされるものを組み合わせれば単純に良いものが出来る訳ではありません。それぞれの長所がケンカ?するみたいなこともあるのでそこは工務店さんにお尋ねすると良いと思います。

     

    その際の判断基準は暖冷房エネルギーの大小で決めれば良いです。温度差の影響を受けやすい窓のサッシには、より結露しににくい樹脂サッシを採用すると良いかと思います。少しづつではありますが樹脂サッシも普及してきていて、アルミサッシとの価格差もそんなに大きくはありません。

     

    2020年の改正省エネ基準の義務化以降はアルミサッシが時代遅れになってくる事はすぐのことかもしれませ。あ~あの頃の建物なんだと。。。ちなみに私の家はアルミサッシですので結露に悩まされています。

     

     

    まとめ

     

    窓のサッシは室内の温度を快適にキープするのに大切な存在です。壁や天井よりも空気中の熱を通しやすく、結露の影響も受けやすい部分であります。

    「窓」1つで生活のしやすさ・快適さも変わってくるんです。窓ガラスやサッシの断熱性能が高くても、建物自体の断熱性や気密性が低いと快適な生活環境つくりには程遠くなってしまいます。窓サッシににこだわるのと同時に今度はぜひ、壁の断熱性能にも興味を持ってみてください。

     

    自分の住んでいる地域や気候、そしてデザインや好みに合わせてサッシの選定をして下さい。また、その説明がしっかりできる工務店さんと家つくりを進めてください。「耐久性と強度」「コスト」などにこだわるならアルミサッシ、「断熱性の高さ」「結露のしにくさ」などにこだわるなら樹脂サッシと選び分けるのが賢い住宅選びのコツなのではないかと思います。どちらもサッシ選びにおいて正解だと思います。

     

    どちらのサッシもメリットデメリット・長所短所がありますのでそれを理解したうえでの選択がベストだと思いブログにしました。皆様の参考に少しでもなれば幸いです。

     

    補足:大きなお世話

     

    耐震基準を満たさない昔の家の売買をするとき、新耐震基準に適合していないと言う事で売主様の希望価格がつかない事が良くあります。2020年の住宅の省エネ義務化によりひょっとすると近い将来≪改正省エネ基準不適合建物≫と言う事で、資産価値が落ちてしまう事もあるのかも?

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