株式会社丸協

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丸協ブログ 丸協スタッフ日々の出来事紹介します。

    省エネ基準 達成

    新住協勉強会

     

    今日は新住協 関西支部の勉強会
    に参加させてもらってます。
    その様子はこちら

    なのに、違う内容のメルマガです。
    関西支部の勉強の内容はまた後日!

    省エネ基準達成率

    今の建築業界の実務者の意識レベルを
    纏めた資料↓↓

    国土交通省第42回建築分科会・
    第15回建築環境部会合同会議の
    主な指摘事項を踏まえた追加分析↓
    PDF資料です

    どうでしたか?
    これが今の建築界の現状です。。。

    設計士さんや工務店さん、そして
    ハウスメーカーもひっくるめての資料。

    要するに
    実務者ですらこんな感じです。。。

    省エネ基準義務化反対

    省エネ義務化に反対意見?
    がありますが、
    反対理由①~⑦について
    個人的な意見はこんな感じです

     

    ① デザインの多様性が損なわれる
    *逆に多様性が増大すると思います。
    建物の熱的境界が無くなる事により
    内部空間について多様性が増すと思
    います。かの堀部先生も具現化して
    おられます。

     

    ② 個人の住まい方に大きく依存し
    画一的規制に馴染まない

    *個の自主性も踏まえ最大限尊重
    されるべき事項ですが、それを言い訳に
    実務者が努力することから逃げる
    口実にしてはならないと思います。
    しかし、個人の尊厳を守るレベルの
    温熱環境を含め建築行為おいて維持
    されるべき条件は、根本的な条件なはずで、
    その上に成り立つ個人の住まい方の
    自由を妨げないのが本来の主旨のはず。

     

    ③ 省エネ計算等に習熟していない
    *やらずにいるからじゃないのかな?
    最初は誰もが分からないところからの
    発進です。やればいいのに。

     

    ④ 着工が滞るなど市場への影響が大きい
    *言ってる意味がよくわかりません。

     

    ⑤ 建設コスト増について建築主の
    理解が得られない
    *比べるものによっては確かに
    コスト増ですが、長期的視点の
    ライフサイクルコストで見ればその差
    は歴然なのに。。。

     

    ⑥ 省エネ性能向上の必要性について
    建築主の理解が得られない
    *実務者自身が分かっていないものを
    どうやって伝えれるのか?伝える気が
    あるのかどうか。省エネ向上させれば
    他社より請負価格が上がり、
    仕事を取りにくいので、性能向上には
    目をつぶって仕事を取る事を優先して
    いるように思います?
    結果不利益を被るのは誰なのか?

     

    それと、省エネ義務化に対する
    実務者の意識で、態度表明留保の方
    の数の多さにびっくりです!

     

    時代の流れをみて、態度を決めようと
    言う事なのかな?

     

    反対なら反対の方がよくて、
    どっちつかず?の実務者が焦って
    高気密高断熱住宅をやると、、、
    なんちゃって高気密高断熱住宅
    が出来て、壁の中の結露や数値は
    良いけど寒い家が出来てしまいます。
    まあまあ衝撃的な写真です

     

    省エネ基準地域区分

    それぞれの地域で地域区分があります。

    それぞれの地域にあった最低限度の温熱性能は欲しいものです。

     

    こんな偉そうな事を言っている私の考えはこちら↓

    丸協 小牧支店ってこんな会社

    アドレス登録いただくと内容が見れます。

    内容はショボいかも(笑)

    イベント
    18.12.10
     new

    ローコスト住宅は本当に悪なのか?

    こんにちは。
    今日はローコスト住宅について考えてみました。

    いや~消費税の関係の駆け込み?
    って始まってるのかな~???

    今日は午前中は打合せで、午後から
    図面に集中する予定でしたが、
    嬉しい事にくるった(笑)

    午前中の打合せが終わり
    正確には午後2時から図面予定だ
    ったけども、そこから何故か
    新規問い合わせが7件。

     

     

     

     

    ビックリした!
    俺何かした?・いたずら?とすら
    思ってしまった(笑)

    でも内容は千差万別です。

    【暖かい家建てたい、話聞かせて】
    【丸協って坪いくらで建つ?】の方も
    いました。

    まあまあそれは良いとして、
    ローコストは本当に
    買う価値がないのか?と
    個人的には考えたりもする。

    ローコストの方が良い人は必ずいる。
    例えば
    ・居住期間が短い事が確定している。
    (実家を継ぐまでのつなぎの家)
    ・建物に興味のない方。
    ・建物に愛着とかない方。
    ・駅近物件が余力で買える方。
    ・駅近くに限らず、余力で買える方。
    ・目先の出費をとにかく押さえたい

    余力で変える方はこんな感じ↓

    エリアの問題はあるけど、
    ローコスト住宅の売残りは大体
    大幅プライスダウンします。
    それを狙う!!!

    今まで見た中で最安値は
    ¥1380万円!!!
    (土地建物の価格です!!)

    これに諸費用を入れてフルローン
    しても1560万円で足りる。
    (楽勝に)

    1560万円を仮に1%の金利で
    35年払いとすると、月40,036円

    一戸建ての賃貸相場が大体8~15万
    (場所によりけりですが、、、)

    8万で貸したとして、月≒35000円
    *12か月=420000円/年
    残る。

     

     

     

     

    固定資産税は10万円見とけば足りる。

    手残り32万/年
    (初回だけ不動産取得税がかかるけど)
    差引いても充分残る。

    ざっとこんな皮算用(笑)
    10年後の塗装などを見ても
    楽勝!
    *途中の不具合修理は怖いけど(笑)

    余力でもう一軒購入できる人は
    限られているが、こうしてお金持ちは
    諭吉が諭吉を呼んできます。
    (金持ちは。。。チキショ~

    要するに投資ですね。

    ローコストがダメだとは正直
    思っていない。
    ローコスト住宅は投資用としては
    良いと思います。

     

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    イベント
    18.11.30

    床下エアコン 失敗?する前に。。。

    床下エアコン設置を失敗!すると寒いだけでなく、色んなリスクに襲われます。

    だから失敗しちゃダメです。そうなる前に読んでみて下さい。


    床下エアコンが人気なのは本当?

    床下エアコンの欠点(デメリット)も知っておこう!

     

    今回は気合を入れて。。。

    床下エアコンについて。

    と言う事でまずは、床下エアコンの簡単な説明から。

     

    通常の暖房より効率よく、しかも家全体を温められる床下エアコンという言葉を聞いたことがありますか? まだあまり知られていない床下エアコンについて、その仕組みや設置方法など、順を追って確認していきましょう。

     

    床下エアコンって何だ?初めて聞いた!

     

     

     

     

     

     

    床暖房なら聞いた事があるけれど、床下エアコンでどうやって暖房するの?」

    「床下に設置するような特別なエアコンなの?」そう思う方も少なくないと思います。

    床下エアコンは聞きなれない言葉なので、良くわからないと思いますが、実は床下エアコンの正体は、実は普通の家庭用エアコンのなのです。

    家庭用の壁に設置するエアコンを床下(厳密には床から少し上に取付て、吹出し風をダイレクトに床下に送り込む)に設置して、暖房器具として使うというのが床下エアコンです。

     

    床下エアコンの暖房効率が良くなる原理は、暖かい空気の上に上がっていく性質によるものです。エアコンをつけても顔ばかり熱くなって、足元が冷えるという経験をされた方は多いと思います。その理由は、エアコンから出る暖かい空気が下に降りてこないからです。

     

    こんな感じ↓

    上の方が温度が高く

     

    下の方が温度が低い

     

     

     

    では、通常の使用方法で、エアコンから暖かい空気が出る仕組みを確認しておきましょう。

     

    通常の使い方をする壁掛けエアコンが冷房も暖房もできる理由

     

    エアコンが空気を冷やしたり、温めたりできるのは、空気中や水の中にある熱をくみ上げて移動させるヒートポンプという技術によるものです。そしてエアコンでのヒートポンプの仕組みが、室内の温度を、【夏は涼しく冬は暖かく】しています。

     

    その理由は熱が移動するからです。

     

    熱の移動はエアコンの室外機から室内機の間を循環しているガスによって行われます。このガスはフロンという物質で、常温では気体ですが、圧力を受けると液体になり、圧力がなくなると気体に戻るという性質を持っています。そして液体から気体に変わる時に、周囲の熱を奪うという働きをし、気体から液体に変わるときには熱を発するという働きをします。さらに室内機と室外機に取り付けられている熱交換器という部品は、熱を温度の高い方から低い方へと移動させる働きをします。

     

    夏は室内機に取り込まれた室内の暑い空気は、室内機に取り付けられている熱交換器を通り過ぎる時、冷媒に熱を吸収され、冷たくなります。その冷たくなった空気が室内に放出され、室内は涼しくなります。冷媒に取り込まれた空気中の熱は冷媒によって室外機に運ばれ、外気に放出されます。

     

    冬は、冷たい空気がエアコンの室外機に取り付けられている熱交換器を通り過ぎる時、冷たい空気の中にある熱だけが冷媒によって室内機に運ばれます。運ばれてきた熱は室内機から室内に放出され、部屋が暖かくなります。この仕組みがエアコンの冷暖房の仕組みです。

     

    つまり、通常の使い方であれば、暖房も冷房もできるのがエアコンです。しかし、床下エアコンは、冷房には使いません。普通の冷暖房ができるエアコンを暖房機器としてだけ使います。

     

    なぜ夏場に床下エアコンを冷房用として使わないのか?それは。。。なんと結露の恐れがあるからです。。。特に新築後2年程度は基礎打設時の水分が蒸発する為特に注意が必要です!!

     

    床下エアコンはどんなエアコンが良いの?

     

     

     

     

     

     

    床下エアコンは、普通のエアコンを使います。その為、様々なメーカーから実にたくさんの機種が発売されています。その中で床下エアコンとして使いやすいエアコンは、誤作動の少ないエアコンです。

    • 誤作動の起こりにくいエアコンってナニ?どんなの?

    エアコンの誤作動とは、室内の温度を感知して、適温を維持する温度センサーが正しく働かず、室内を適温にできない問題です。通常通り壁掛け式として使用する場合は、どの機種を使っても誤作動はほとんど起こりません。

     

    しかし、床下エアコンの場合、壁掛けと違って狭い空間に設置されている為、温められた空気が一か所にとどまってしまうことがあります。すると、床下全体が暖かくなっていないにもかかわらず、エアコンの周囲だけが暖まってしまい、温度センサーが勘違いして、運転を停止してしまう事があります。

     

    その為、床下エアコンとして使用した場合、温度センサーの位置がの誤作動の発生を防ぐポイントとなります。温度センサーはエアコンによってついている位置が異なります。

    • エアコン本体についているタイプ 室内機でフィルターが周辺(吸込口付近)についているタイプ
    • リモコンについているタイプ 壁に設置されたリモコンの側面についているタイプ

    床下エアコンとして使う場合には、温度センサーがリモコンについているタイプの方が誤作動を起こしません。なぜなら温度センサーの周りの空間が塞がれていない為、暖かい空気が温度センサーの周りにとどまってしまう現象が起きにくいからです。

    • 誤作動のおきにくい設置方法をするエアコンとは?

    エアコンには壁掛け式の他に床置きエアコンというタイプがあります。床下エアコンとして使用する場合、床置きエアコンは温度センサーの誤作動が起きにくいタイプのエアコンです

    もともと床置き型は、冬場に暖かい空気が上に逃げてしまうというエアコンの弱点を解決する為に開発されたエアコンで、足元を温める為、エアコンの下部からも温風が出る設計になっています。温度センサーは、上部についているので、塞がれて暖かい温度がセンサーの周囲にだけ集まってしまうことがなく、誤作動がおこりにくいのです。エアコンの上部を床の上に、下部を床下に設置し、周囲をガラリで囲みます。誤作動が起こりにくい、完全に床下に設置するより掃除がしやすいというと面があると同時に、壁掛け式に比べ扱っているメーカーや機種が少ない為、選択肢が限られる、価格が壁掛け式の倍であるなどの問題点もあります。

    お勧めの機種選び

    • 壁掛け式エアコン

    床下エアコンに向いているエアコンは、有線でエアコンと接続するワイヤードリモコン、床置き型のエアコンです。ワイヤードリモコンは業務用に多いタイプですが、一般家庭で使うエアコンの中にもいくつかあります。

     

    【ワイヤードリモコンのついている壁掛け式エアコン】

     ●三菱 霧ヶ峰シリーズ

     

    【別売りのワイヤードリモコンが購入できる壁掛け式エアコン】使ったことはありませんm(__)m

    • 日立 白くまくん AJシリーズ
    • 床置きエアコン

     

    【床置き型のエアコン】こちらも使ったことはありませんm(__)m

    • ダイキン ハウジングエアコン(住宅設備用エアコン)VRシリーズ、Vシリーズ
    • パナソニック 住宅設備用エアコン床置き型CSシリーズ
    • 日立 住宅設備用エアコン 床置タイプFDシリーズ
    • 三菱 住宅設備用エアコン 床置き型Kシリーズ

     

    【赤外線リモコンリピーターを使う】

    リモコンの赤外線を中継する赤外線リモコンリピーターを利用すると、リモコンが操作できる範囲が拡がるので、リモコン受信部が床下にある床下エアコンも操作することができます。

     

    【入手が簡単なものを使う】

    床下エアコンが特別な機種であった場合、故障時にとても困ってしまいます。ですので、床下エアコンは特別な機種である必要はありません。いや、特別なものではダメなのです。なんだかんだ言っても機械です。どうしても機械自体の寿命があり、いつかは取替を余儀なくされます。そんな時、特別な海外のモノやある特定の業者さんしかできない工事では、困るのはお施主さんになってしまいます。

     

    床下エアコンの暖かい空気はどこから出る?

     

     

     

     

     

     

    床下エアコンの暖かい空気は、床下エアコン設置時に作られたガラリから室内に流れ出てきます。ガラリとは通風と換気をする為のルーバー状や格子状の通気口です。

     

    右下の部分にご注目ください

     

     

     

     

     

    拡大

     

     

     

     

     

    中にエアコンが入ってます

     

     

     

     

     

    ガードを外すとこんな感じ

     

     

     

     

     

    フィルター掃除は壁掛けと同じ要領

     

     

     

     

     

    床下エアコンの為のガラリは床につける場合もありますが、小上がりやスキップフロアのような段差を作って、その下部に設置する方法もあります。

     

    床ガラリ写真はこちら↓

     

    こんな感じ

     

     

     

     

    風もしっかり出ています

     

     

     

    しっかりとガラリからの送風ができているのか確認してくださいね。手をかざすだけでもわかりますので。

     

    床下エアコンが思うほど効かない時は?

     

     

     

     

     

     

    床下エアコンをつけているのに、部屋が暖かくならない原因は主に2つ考えられます。

    気密性能が悪い(床下エアコンの効果を上げる為に必要な性能を満たしていない)

    床下エアコンが効率よく家の中を温める為には、住居の断熱性と気密性の高さが必要です。

     

    断熱性について

    断熱性とは、熱の出入りの割合のことで、熱の出入りの少ない家ほど断熱性が高く、多い家ほど断熱性の低い家ということになります。

     

    断熱性を数値で表す場合、屋根や壁、床、窓など建物の外側にある部分から、熱が失われてしまう熱量を表す外皮平均熱貫流率(UA値)と、換気や隙間風によって失われる熱も含めて、家全体から流出していく熱量を表すQ値(熱損失係数)が用いられます。

     

    UA値とQ値が低くなるに従って、断熱性は高くなり、冬暖かく夏涼しいという快適な家の中の環境が生まれます。

    さらに断熱性能は、地域の気候に合わせて必要とされる高さが異なり、寒い地域ほど高い断熱性が求められます。

    ご参考までに。

     

     

     

     

    気密性とは住宅の隙間の量を相当隙間面積(C値)という数値で表したものです。隙間には、窓ガラスのサッシや換気扇、ドアのカギ穴などを総合した面積なので、数値が低い家ほど気密性が高い家です。気密性について

    床下エアコンを効率よく使う為には、UA値は0.5以下、C値は1.0以下の性能を備えた家であることが条件の一つなのかなと。。。HEAT20のG1程度は最低限担保して、更にその上のG2を目指すと尚良いです。

     

    • 空気の循環を妨げない設計の家になっていないか?

    床下エアコンで家全体を温める為には、縦に繋がっている設計の家である方が有利だと思います。なぜなら、1階と2階、2階と3階がそれぞれ天井で区切られていると、暖かい空気が家全体に行きづらいからです。その為、吹き抜け、スケルトンタイプのリビング階段、スキップフロアなど、家の中が縦に繋がった空間になっていることが大切です。

    • 温風の循環が滞るような位置に設置されていないか?

    暖かい空気が温度センサーの周囲だけにとどまってしまうような位置にエアコンが設置されていると、温度センサーの誤作動でエアコンの運転が止まってしまうことがあります。そのような状態を防ぐ為には、正しい位置に設置することに加え、エアコンで温められた空気が床下全体に循環するようにする必要があります。暖められた空気が床下を循環すれば、温度センサーの周りにとどまることを防げます。床下の空気を家全体に循環させる為に、三菱のアローファンを設置するのも効果的ですし、温度センサーのそばにサーキュレーターを設置するなどしても良いかもしれません。

     

    床下エアコンつけっぱなしで電気代いくら?

     

     

     

     

     

     

    地域の気候や、家の広さ、使う機種、室内の設定温度によって変わってくるので一概には言えませんが、実際に床下エアコンを設置したお宅の実測を見ると、12月4,500円/1月7,000円/2月11,000円/3月9,800円となってます。

     

    床下エアコンのメリット

     

     

     

     

     

     

    床下エアコンには、家の中の温度環境と、利便性、経済性に関するメリットがあります。

    • 暖かさ 通常の使い方をすると、温風が顔にあたる、足元が冷える、エアコン1台では家中に暖かさが行き渡らないという状態になってしまいます。床下エアコンの場合、足元からポカポカするので、体感温度が上がり、より温かく感じる、温風が顔にあたる不快感がない、1台で脱衣室、トイレなども含めてすべて家の中が暖かくなるという心地よさがあります。また、部屋間の温度差も少なくて済みます。

     

    • 経済的 普通のエアコンを使うので、床暖房に比べて機器そのものだけではなく、工事費も抑えられます。また、電気料金や灯油代などの燃料費も床暖房に比べると低料金で済みます。長く住むには有難いです。

     

    • 修理しやすい 普通のエアコンなので、故障した時や、買い替えたい時に、電気屋さんに頼めば簡単に修理、買い替えができます。また、普通のエアコンなので実に多くの製品が販売されている為、選択肢が豊富です。

     

    床下エアコンのデメリット

     

     

     

     

     

     

    床下エアコンは住宅の性能など条件が整っていれば、低コストで家中を暖かくできるのでとても良い暖房方法です。しかし、床下エアコンが効率よく暖房機としての機能を発揮する為には様々な条件があり、その条件を満たさなくては機能しないことが致命的なデメリットです。

     

    • 基礎断熱がしてある家でなくてはならない

    基礎断熱とは、基礎の部分の立上り(と、基礎平面)に断熱材を入れて断熱する施工方法です。さらに断熱性能が上がる施工方法としては、スカート断熱と呼ばれる家の外側にも断熱施工をする方法もあります。

     

    • 新築時にしか設置できない・リフォームの場合は設置する(出来る)会社選びが難しい

    床下エアコンに対応できる基礎断熱が施されている家であれば、リフォームで床下エアコンを設置することもできるかもしれません。しかし、その場合には、もともともの家を建てた建築会社、又は、床下エアコンに関して十分な知識と技術のある会社でなければ、良い結果は得られません。

     

    • カビが発生する恐れがある

     

    床下エアコンだけではありませんが、基礎断熱そのものにもカビ発生のリスクがあります。土間コンクリートから大量に発生する水蒸気によって床下が高温多湿の状態になってしまうことが原因です。特に新築後~2年の間は、コンクリートが完璧に乾燥していない為、カビ発生のリスクが高い期間ですので要注意です。

     

     

    • シロアリ被害が発生する恐れがある?

     

    新築後~2年の間に床下エアコンを長期間切ったりして、床下の空気が動かないと高温多湿な状態になるとシロアリ被害が発生しやすくなります。また、発泡系断熱材はシロアリの好物?と言われる事もあります。

     

     

     

    • 空気が循環する家の設計でなくては効率良く家中が暖まらない

    仕切りの多い家では、1台の床下エアコンで家中に暖かい空気を循環させられません。その為、吹き抜けやスキップフロアなど、間仕切り壁が少なく、縦に繋がりある空間ができるような設計の家だとより望ましいと言えます。

     

    • 冷房には使えない

    冷たい空気は下に降りていく(溜まる)性質があるので、基礎内部(床下)に停滞してしまいますので、床下エアコンは冷房用としての機能は果たせません。また地域柄、条件が揃うと基礎の内部で結露する恐れもあります。

     

    • 掃除がしにくい

    壁掛けエアコンの場合は、こまめに掃除ができますが、床下エアコンの場合、ガラリを取り外して清掃しなくてはならないので、壁掛けエアコンよりガラリを外すヒト手間かかります。また、基礎の内部も時々掃除する必要があります。床下に潜っていく場合、スケートボードを使うのも良いですが、ルンバを投入すると楽です。

     

    • メーカー保証の対象にならない

    壁掛けエアコンは、壁にかけて使用した際には、故障に対するメーカー保証がありますが、床下エアコンとして使用した場合、故障してもメーカーは保証をしてくれません。

     

    床下エアコンで注意するべき事

     

     

     

     

     

     

    床下エアコンが効率よく機能を発揮する為には、必要な条件を満たしている家であることが必要です。その為には、床下エアコンの知識と経験が豊富で、断熱性、気密性の高い住宅を建てられる建築会社を選ぶことが大切です。しっかりとした知識と経験がある工務店が高気密高断熱な家を建てることができれば床下エアコンは目的ではなく暖かく住む為の手段の一つ】としてとても有効です。

     

    他の暖房との違い

     

    床下エアコンは、快適さ、経済性において、他の暖房とどのように違うのか確認しておきましょう。

    • 床暖房との違い

    【快適さ】

    床暖房には温水式と電気式があります。温水式は灯油やガス、電気で作った温水を床下に流して暖房する方法、電気式は電気で床下のヒーターを温めて暖房する方法です。どちらも、床から伝わってくる暖かさと部屋全体に広がる輻射熱のやわらかな暖かさが特徴です。床下エアコンには足裏に感じる暖かさはありませんが、床暖房は冬も裸足で過ごせる床の暖かさがあります。また、水蒸気を発生させないので、結露の心配がありません。

    【経済性】

    床暖房は、初期費用、電気やガス、灯油などの燃料費、故障した時の修理費、メンテナンスの費用など全てが、他の暖房に比べて割高です。特に全館床暖房にした場合には、月々数万円の燃焼費がかかってしまいます。

     

    • ストーブとの違い

    ストーブには石油ストーブとガスファンヒーター、電気ストーブがあり、それぞれ使い勝手が異なります。

    • 石油ストーブ 広い部屋でも十分に暖まるが、灯油を入れる煩雑さがある、燃焼する時に水蒸気を発生するので、室内が乾燥しないが、結露が発生しやすい、石油のにおいがする、火事や火傷のリスクがある、どこにでも移動できる良さはある。
    • ガスファンヒーター すぐに暖かくなる、燃焼する時に水蒸気を発生するので、室内が乾燥しないが、結露が発生しやすい、ガスの配管に合わせなくてはならないので設置場所が限られる
    • 電気ストーブ 室内全体の温度はそれほど上がらない、空気が汚れない、コンセントがあれば、どこにでも移動できるが使用した際の電気代が。。。

    【快適さ】

    床下エアコンとの違いは、ストーブが一部屋しか暖められないことに対して、床下エアコンは家の中を全て暖められます。ガスや石油のニオイも気になりません。

    【経済性】

    初期費用はストーブの機種によって異なりますが、ストーブの場合設置にかかる費用がないので、ストーブを購入する費用だけですみます。

     

    • 壁掛けエアコンとの違い

    【快適さ】

    壁掛けエアコンは1台で一部屋しか暖められませんが、床下エアコンの場合、家の中を全て暖かくできます。壁掛けエアコンの場合、顔は温風が吹きかかって暑く、足元は寒いという状態になりますが、床下エアコンでは直接温風が吹きかかることはなく、足元も冷えません。

    【経済性】

    壁掛エアコンの場合、電気工事だけで設置できますが、床下エアコンの場合、床の工事も必要です。また、壁掛けエアコンは冷房、暖房と両方に使えますが、床下エアコンの場合、冷房用に壁掛けエアコンが別に必要です。

     

    床下エアコンにする為に何が変わる?

     

    基礎工事?

    床下エアコンを設置する為には、新築時に断熱性と気密性を高める為の工事が必要です。その為、日本の住宅で古くから採用されてきた方法であり、現在でもほとんどの住宅行われている床下断熱の家には床下エアコンが設置できません。

    床下エアコンを設置する予定であれば、新築時に基礎断熱工事をする必要があります

    では基礎工事の違いをサラッと。

    • 基礎断熱工事とは 家の基礎のコンクリート部分を断熱する為の工事です。断熱材を基礎の外側にする基礎外断熱と基礎の内側に断熱する基礎内断熱があります。どちらも断熱性、気密性が向上します。

     

    • 床下断熱工事とは 家の床下に断熱材を施工します。しっかりと気流止めをしないと、気密性が低下します。

     

    • 白蟻のリスク 基礎断熱工事をした場合、発泡プラスチック系の断熱材を使うと、シロアリが繁殖する恐れがあります。しかし、シロアリを防止する為の対策ができる施工業者であれば、問題なく白蟻の発生を防げます。

     

    • 床下の空気環境 基礎断熱は、気密性が確保できる分、床下断熱のような隙間からの自然な換気がありません。その為、カビが発生する恐れがあるので、空気環境を良好に維持する必要があります。

     

    • ちょっと待って!床下の掃除は? 建築施工時の注意点は? 床下の掃除をする場合の事を考え、床のガラリから落ちたごみや床下のほこりをきれいにする為、設計時に床下全体に入れるようにしておく必要があります。日常気になるようでしたら、床ガラリを外して掃除機の細い口で吸ってあげても良いと思います。もしどうしてもの場合は、最終兵器のルンバもありかも。

     

    床下エアコンは新築時の特権なのか?

     

    残念ながら、現状では新築時に設置することが最も安全で効率よく床下エアコンを設置する方法です。加えて、床下エアコンの知識と経験が豊富で、しっかりとした技術を持った会社に依頼することが大切です。見よう見まねの施工や実績のない会社さんは少し注意が必要かもしれません。リフォームでも出来なくはないが、結構大掛かりになりますのでやっぱり新築時がおススメです。

     

    床下エアコンで2階まで暖かくできる?

     

    家の設計や間取りによって、変わってきます。吹き抜けやリビングのスケルトン階段、スキップフロアなど縦の空間が繋がっていて、間仕切壁の少ない間取りであれば、2階、3階まで暖かい空気を循環させることができます。そうでない場合、強制的に風を循環させるアローファンで遠くまで暖かい空気をとどけたり、シーリングファンで室内の空気をかき混ぜたりする工夫も必要です。

     

    床下エアコンは新住協から?

     

    新住協は、高断熱を基本性能とした住宅技術を研究開発している民間の技術開発団体です。その研究開発の中で生まれた基礎断熱を利用した床下放熱式暖房は、床下放熱式温水暖房という方式の暖房です。

    床下放熱式温水暖房とは、基礎断熱工法に加えて、床下に温水パネル設置し、温水の熱で床下から家全体を暖めるという暖房方式です。

    床下放熱式温水暖房には緩やかで大きな対流で家全体が温められる、床全体が適温になる、暖房機を室内に置く必要がないので部屋を広く使える、窓からの冷気流を抑えられるなどのメリットがあります。しかし、導入する際には費用が嵩むことや、故障した時に簡単に修理できないリスクがあるなどの問題点もあります。

    新住協は高気密高断熱住宅の技術だけではなく暖房に関わる開発も進めているので、今後は床下放熱式温水暖房特有の問題点がなく、床下放熱式温水暖房と同じような快適な暖かさが実現する床下エアコンに関する開発も進められ一つの答えが見えてきています。この次は夏をいかに快適に過ごすか?に照準を当てています。

    夏もエアコン一台で快適に過ごすもあと少しのところまで来ています。

     

    床下エアコン気になる導入費用は?

     

     

     

     

     

     

    床下エアコンを設置する為の費用はエアコン本体の価格と取り付け工事、床のガラリだけです。

     

    ただし、普通の新築の家(Q値2.7、C値無視の住宅は問題外)を床下エアコンが設置できる性能を備えた家(Q値1.5程度C値1.0程度)にする為には、標準的な?普通の新築の家を建てるより建築費が嵩みます。高気密高断熱の住宅は建築費が嵩むケースが多いです。その上乗せされる分が床下エアコンの導入費用と考えたとしても、普通の住宅(Q値2.7程度)で暖房機の導入費用や、使い始めてからのランニングコストを考えると、床下エアコンの方が確実に生涯暖房コストは抑えられます。

     

    まとめ

     

     

     

     

     

     

    ・床下エアコンは、家の中全体を暖められ部屋間の温度差も少なく抑えられるので、ヒートショックが起こるリスクも抑えられ、冬を快適に過ごすことができます。月々の燃料費のコストも抑えられます。その点を考えると、非常に魅力的な暖房の方法といえます。

     

    ・満足のいく効果を得るためには、高い断熱性と気密性を備えた家である必要があります。基礎断熱がされていない家では、基本的に床下エアコンは使えません。したがって、基礎断熱の家をこれから新築する場合以外は、床下エアコンを設置することはほぼ不可能です。

     

    ・安易に床に穴をあけてエアコンを設置すればよいと考えてリフォームをしたりすると、家の劣化を招く恐れがあります。さらに、新築の場合も、建築を依頼する会社が床下エアコンについての知識と経験、技術を持った会社でなければ、シロアリやカビなどの問題がおこるリスクもあります。

     

    ・床下エアコンは、メーカーが推奨する使い方ではない使い方をすることと、最近増えてきたとはいえ、何十年も使用した住宅がまだない為、十分な検証がされていない部分もあることを考えると、導入は慎重にする必要があります。

     

    ・エアコンの為、空気が乾燥しがちなので安い温湿度計を置いてチェックする。

     

    ・これから新築を検討中で床下エアコンの導入をお考えであれば、しっかり情報収集し、信頼できる建築会社に相談されることをおすすめします。

     

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    イベント
    18.11.17

    色々な書面 強いのは?

    先日のメルマガの契約書のお話をお読みいただいた方からのご質問をブログとしてメルマガ読者さん以外とも共有したいと思います。


    【示談書とか覚書とかの書面の内強いのはどの書面なのでしょうか?】

     

    僕はこの質問をもらった時点で心の中でこう思うわけです。

     

     

     

    【何があった?普通の状況じゃないな】

    どこかで誰かがトラブルに巻込まれているのでは?と勝手に小さな正義感が湧くわけです。(微力ながら。。。)

     

    不動産購入申込書や買付証明も言ってみれば契約書ですが、初期段階の意思表示を書面化したもの。こんな条件が揃えば買いたいな~。って程度です。最近ではこれを、いかにも契約したから違約金が発生し、さも大ごとのように騒ぎ立てる業者がいます。そんな時は宅建業法47条の2をよく読んでくださいとその業者に言ってみてください。それでもわからない業者の場合は管轄の宅建協会まで相談しましょう。

     

    さて本題。

    示談書・覚書・念書・協定書

    など様々な名目の書面がこの世の中にはあります。どれも紛争解決の為のツール・書式です。

     

    結論どの書面でも効力の差はなく、法的効果の差はありません。ですので、どんどん押しちゃってください。(汗)なんてものでもありません。

     

    基本的に

    示談書とは

    紛争を裁判によらずに当事者間で解決するための契約書です。契約書というと金額や納期が必要じゃないのか?とイメージするかもしれませんが、契約書はお互いの約束事を証明する為の書類ですので内容は極論双方が分ればそれでよいので大丈夫です。

     

    覚書は

    2人以上の当事者が狭義の範囲(一定の事項)につきお互いが合意した事を証明するための書面です。
    これも双方が合意すれば内容は第三者がとやかく言うものでもない。

     

    念書は

    当事者の一方が作成し、相手方に差入れる書面です。(心理的立ち位置が弱いかも)借用書も念書の一種です。

     

    お気づきだと思いますが、当事者双方が合意すればどんな内容や書式であれ良いのです。

     

    どちらか一方が度を越えた権利を主張しすぎると喧嘩になるわけです。

    そう、あまり度を越えた主張は良くないです。

     

    (例)
    北側の方の事を一切考えていない急勾配の片流れの屋根とか。。。

    実はこれ弊社のお客さんで南側の方にやられました。。。でもひょっとしたらと織り込み済みでプランニングしたからセーフ!

    そんな時は相田みつおの

    【セトモノとセトモノとぶつかりっこするとすぐこわれちゃう。どっちかやわらかければだいじょぶ、やわらかいこころをもちましょう。そういうわたしはいつもセトモノ】

     

    を思い出して心を落ち着けましょう。

     

     

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    イベント
    18.10.25

    樹脂サッシは割れる!? 本当にいいのか?樹脂サッシ

    樹脂サッシは割れる!?

     

    ここ数年の間に住宅業界で少しづつ普及してきた樹脂サッシですが、今まではサッシと言えばアルミサッシを思い浮かべる方が多いのではないでしょうか?

    人間は、自分の知らないものや普及率の低いものには少し懐疑的で、真実とは関係のない不安を覚えてしまうものです。

     

    そこで今日は、樹脂サッシは割れる?本当はどうなの?樹脂サッシなんて初めて聞いた!という方の為に書いていきたいと思います。

     

    樹脂サッシ本当は?割れるんじゃ?

     

     

     

     

     

     

     

    樹脂サッシの欠点(デメリット)も知っておこう

     

    この愛知県のエリアではあまり聞きなれない樹脂サッシかもしれませんが、全国的にみると住宅に気密性・断熱性を必要とする寒い地方で特に人気の高い「樹脂サッシ」ですが、本当に暖かいのでしょうか?本当に良い事ばかりなのでしょうか?

    新築やリフォーム、マンションやアパート選びの際、窓の性能は少なからず注目した方が良い箇所です。サッシは熱や空気の出入りが多い場所でもありますので窓の性能1つで、住み心地も随分と変わってきます。馴染みあるアルミサッシと比べてみましたので、どちらのサッシが自分の求めるものにあっているかチェックしてみてください。

     

     

    「樹脂サッシ」とは?

    「樹脂サッシ」の画像検索結果

    YKKさんのHPより

     

    まず、樹脂サッシとは、フライパンの取っ手などによく使用される樹脂の素材を使って作られている窓サッシの事を言います。最初は温熱建築先進国のドイツから広がり、その後北米や北欧と寒冷地を中心に普及していきました。日本ではアルミサッシの方が全国的に普及しています。

     

    北海道では90%前後、東北でも50%前後と冬の寒さが厳しい地方では樹脂サッシを使用している住宅の方が多いです。樹脂サッシの最大の魅力は気密性と断熱性が高い事。全国的に普及しているアルミサッシに比べ、冷気や暖気を通しにくく、すきま風が侵入しにくいということも言えます。

     

    冷気を通しにくい(伝えにくい)ので、部屋の温度が下がりにくい為、冬場も快適に過ごすことができます。また熱の出入りもしにくいので、部屋の暖気が逃げにくいのも魅力です。寒くなりにくく、部屋の熱も逃げにくい。なので、寒い地域の住宅に採用されやすいと言う事です。熱だけでなく、音の出入りもしにくい遮音性の高さも注目されています。

     

     

    「アルミサッシ」とは?

    「アルミサッシ フレミング」の画像検索結果YKKさんのHPより

     

    アルミサッシとは、日本で最も普及しているアルミ素材を使って作られている窓サッシです。加工しやすく、かつ安い費用で生産することができ、高い耐久性があるのが魅力の一つ。表面に特殊な加工を施す事によってさらに耐久性が高まりますが、外気や気候の影響を受けすやすいのが欠点かもしれません。

     

    特別寒冷地でもなく、とにかく安い費用で抑えたいといった方に向いている種類と言えます。ただし、断熱性が低く熱伝導率が高めなので窓の性能で見ると樹脂サッシよりは劣ってしまう部分があるのでご注意を。冬場はサッシ自体が冷えてしまいやすく、結露もしやすい。部屋の温度調整も難しくなるので寒冷地向きではないでしょう。

     

     

    樹脂  VS  アルミ

     

     

    ざっと樹脂サッシとアルミサッシの特徴や魅力をご紹介しましたが、もう少し分かりやすく特徴ごとに比較してみたのでチェックしてみてください。

     

    断熱性能

    塩化ビニール樹脂が素材の「樹脂サッシ」とアルミニウムが素材の「アルミサッシ」、まず熱抵抗値(熱移動のしにくさ)で見ると樹脂サッシの方が高くなります。結露もアルミサッシは発生しやすいのに対し、樹脂サッシは発生しにくいのが特徴。デザイン性、そしてカラーバリエーションの豊富さも樹脂サッシに軍配が上がります。窓の性能重視で見るとやはり樹脂サッシの方が魅力的です。

     

    強度と耐久性

    強度と耐久性で見るとアルミサッシの方が優れている気がします。断熱性や遮音性も大切ですが、強度や耐久性が低いと長く愛用するのは難しくなってきます。その点、アルミサッシは衝撃に強く、アルマイト加工を表面に施す事によって

    さらに強度と耐久性を上げることが可能。また、樹脂サッシよりも軽く扱いやすい・加工しやすいのもポイントです。

     

    コスト

    コスト面で見るとこちらもアルミサッシに軍配があがります。窓サッシの種類はこの2種類以外にもありますが、その中でアルミサッシは最も費用が安いと言われているんです。窓としての性能が高い樹脂サッシも魅力ですが、その分やはりコストが高くなってしまいます。

     

     

    樹脂サッシの欠点  (デメリット)

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

    先ほども言いましたが、樹脂サッシの欠点(デメリット)はアルミサッシに比べ「耐久性や強度がそこまで高くない」「コストパフォーマンスが悪い」という点です。アルミサッシよりも強度や耐久性が低い樹脂サッシはサッシ自体を厚くする事によって強くすることが可能ですが、その分重くなるので扱いも容易ではなく、窓の開閉にも重さが出てしまいます。お年寄りの方や窓の開け閉めを頻繁に行う家庭だと少し不便さを感じてしまうかもしれません。最近は樹脂サッシの重さを抑えて強度を上げる加工もされるようになりましたので、

    以前よりは扱いやすくなっては来ています。

     

    そしてもう1つのデメリットがコストパフォーマンスの悪さ。仕入れ作業に負担がかかってしまう点や素材自体の価格により、アルミサッシよりも2倍前後のコストがかかると言われています。1フレーム10万円前後は見ておいた方が良いでしょう。少しでも費用を抑えたいのであれば、樹脂とアルミの良い所どり?をしたい場合は、樹脂とアルミを複合した種類(ハイブリッドサッシとも言う)も視野に入れても良いかもしれません。

     

     

    樹脂サッシは本当に結露しないのか?

     

     

     

     

     

     

     

     

    ガラス結露はこんな感じ。

     

    結論から言うと条件が揃えば結露はします。但し、結露する状態になるまでの状態になりにくいと言う事です。極論ですが空気があり、中と外の温度差があれば結露はします。

     

    その温度差が生じにくいのが樹脂サッシと言う事です。

     

    結露は放置するとカビなどの原因になり、金属製のものだとサビの原因にもなってしまいます。クロスなどを拭く作業も面倒ですよね。温度を伝えにくい樹脂サッシは結露しにくいという特徴があります。実際に樹脂サッシを採用している住宅に住んでいる方の口コミをチェックしてみましたが、アルミサッシと比べると確かに結露はしにくいと評価されています。ですが、ここで勘違いしてはいけないのは、先ほども極論で書きましたが、「結露しにくい」のであって「完全に結露しない」という事ではありません。

     

    樹脂サッシと言ってもその種類は様々です。厚みによる強度や構造的な空気層の個数にもよりますが、結露が発生する事もあるので少しで良いので頭に入れておきましょう。樹脂サッシでも結露や水滴を放置しているとカビが発生しやすくなってしまいます。

     

    一方アルミサッシは安価で採用しやすいメリットもありますが、結露の点では樹脂サッシに軍配が上がります。もう少し言うと、冷えたアルミのフレームはそこから熱が奪われていくので空気の対流が起こります。ガラス表面の温度低下とフレームの温度低下に、それに加えサッシの隙間からの空気の流入により【隙間風】と感じることもあるようです。北海道ではアルミサッシの結露水が凍って朝窓があけれないと言う事もあるそうです。

     

     

    結露のメカニズム

    「空気線図」の画像検索結果

    こちらは湿り空気線図(軽く無視してください)

     

    結露はどうやって発生するか、詳しく知らない方も多いと思いますのでそのメカニズムをご紹介します。結露が発生する主な原因は「湿度」と「温度差」。室内と外の温度差が大きくなればなるほど室内の湿気を含んだ空気が外気に冷やされ、結露が生じてしまうのです。

     

    夏場は室内と外の温度差が低いのに対し、冬場は部屋を暖めようと窓を閉め切るためすぐに外との温度差が大きくなってしまうので寒い季節になると結露が発生しやすくなるんですね。逆を言えば冬場でも温度差に注意して、室内の湿度を低めに保てれば結露対策ができますが、それでは家を建てた意味がありません。。。だって、結露させないために部屋の中の温度を上げれないなんて地獄です。。。

    結露しにくい樹脂サッシを採用すれば快適を保ちつつ対策する事ができます。

     

     

    樹脂サッシの効果  (熱伝導)は?

     

     

    樹脂サッシの主な素材である塩化ビニール樹脂は熱伝導率が低く、その断熱性は熱を伝えやすいアルミサッシよりもはるかに優れている為、結露も生じにくいという事です。熱伝導率が高い(断熱性が低い)と結露が出来やすくなる、イメージしやすいのは夏場の麦茶。冷えた麦茶をガラスのコップに入っているのを思い出してみて下さい。ガラス表面にすぐに水滴がつきますよね?あのイメージを覚えておくと少しはわかりやすいかもしれません。

     

    樹脂サッシにさらに断熱性の高い複合ガラス≪LOW-Eガラス≫やガラスとガラスの間の乾燥空気を≪アルゴンガス≫や≪クリプトンガス≫に変更する方法も人気があります。

     

    もっとマニアックな方はスペーサーをアルミから樹脂に変える方もいます。ただ、その際の注意点としてはシミュレーションをする事です。良いとされるものを組み合わせれば単純に良いものが出来る訳ではありません。それぞれの長所がケンカ?するみたいなこともあるのでそこは工務店さんにお尋ねすると良いと思います。

     

    その際の判断基準は暖冷房エネルギーの大小で決めれば良いです。温度差の影響を受けやすい窓のサッシには、より結露しににくい樹脂サッシを採用すると良いかと思います。少しづつではありますが樹脂サッシも普及してきていて、アルミサッシとの価格差もそんなに大きくはありません。

     

    2020年の改正省エネ基準の義務化以降はアルミサッシが時代遅れになってくる事はすぐのことかもしれませ。あ~あの頃の建物なんだと。。。ちなみに私の家はアルミサッシですので結露に悩まされています。

     

     

    まとめ

     

    窓のサッシは室内の温度を快適にキープするのに大切な存在です。壁や天井よりも空気中の熱を通しやすく、結露の影響も受けやすい部分であります。

    「窓」1つで生活のしやすさ・快適さも変わってくるんです。窓ガラスやサッシの断熱性能が高くても、建物自体の断熱性や気密性が低いと快適な生活環境つくりには程遠くなってしまいます。窓サッシににこだわるのと同時に今度はぜひ、壁の断熱性能にも興味を持ってみてください。

     

    自分の住んでいる地域や気候、そしてデザインや好みに合わせてサッシの選定をして下さい。また、その説明がしっかりできる工務店さんと家つくりを進めてください。「耐久性と強度」「コスト」などにこだわるならアルミサッシ、「断熱性の高さ」「結露のしにくさ」などにこだわるなら樹脂サッシと選び分けるのが賢い住宅選びのコツなのではないかと思います。どちらもサッシ選びにおいて正解だと思います。

     

    どちらのサッシもメリットデメリット・長所短所がありますのでそれを理解したうえでの選択がベストだと思いブログにしました。皆様の参考に少しでもなれば幸いです。

     

    補足:大きなお世話

     

    耐震基準を満たさない昔の家の売買をするとき、新耐震基準に適合していないと言う事で売主様の希望価格がつかない事が良くあります。2020年の住宅の省エネ義務化によりひょっとすると近い将来≪改正省エネ基準不適合建物≫と言う事で、資産価値が落ちてしまう事もあるのかも?

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    イベント
    18.10.24

    瓦屋根が人気??(メリット・デメリット)も知っておこう

    ・瓦屋根が人気??

     

    瓦屋根とガルバリウム屋根の(メリット・デメリット)も知っておこう

     

    住宅の屋根は、雨や紫外線から住宅を守る働きをする部分ですので、高い耐久性が求められます。

    そしてそれと同時に住宅の屋根は、家全体のイメージに大きく関わる部分でもあります。和風の家には和風の屋根、洋風の屋根には洋風の屋根をつけます。そして、屋根の色と外壁の色、屋根の建材と外壁の建材の調和も、洗練された家のイメージを作る為には大切です。

     

    さらに、長年に渡り使用する部分なので、メンテナンスの容易さも屋根選びの大切な要素の一つです。

    屋根材には実に多くの種類がありますが、ここでは一般的に多くの住宅で使われている瓦屋根とガルバリウム屋根、スレート屋根の違いについて確認していきましょう。

     

    今回はいつにもまして真面目に行きます!

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    さあ今回の本題です。

    ・瓦屋根に使われる日本瓦・和瓦とは?

    屋根材として使われている瓦には、粘土から作られた瓦とセメントなどから作られた瓦があり、粘土から作られた瓦は、日本瓦、又は和瓦と呼ばれています。

     

    昔から日本の木造住宅に使われてきた日本瓦は日本の土から作られた粘土を練って焼き上げられた屋根材で、和風の住宅にとても良く調和する美しく、風格や威厳のある屋根材です。

     

    素材をそのまま焼く素焼き瓦、素焼きした後、燻し、銀色の炭素膜を形成する燻し瓦、釉薬を塗って焼く釉薬瓦などがあり、それぞれ独特の色合いを持っています。

     

    神社やお寺で使われているのと同じJ型といわれる瓦は日本の伝統的な形をしています。平らなデザインのF型瓦は、洗練された雰囲気と美しい色調を持ち、モダンなデザインの住宅に調和します。スペインの建築に由来するS型瓦は、洋風な住宅に調和します。ただ、残念ながら日本の伝統的な瓦であるにもかかわらず、日本瓦を施工できる職人さんは減少しているのが現実です。

     

    * 耐久性

    屋根には、近隣で火災があった時に飛び火してきても燃え移らないような耐火性が求められますが、瓦は焼きものですので、高い耐火性を持っています。また、陶器の水を通さない性質、水を滑らかに流す性質から、瓦には雨が沁み込まず、住宅の構造部に水分が浸透していくことを防ぎます。古くからの日本建築の屋根が維持されているのを見てもわかるように、雨や紫外線に対して、100年持つと言われるほど高い耐久性をもっています。

     

    * 断熱性

    日本には独特の四季があり、夏は暑く、冬は寒く、梅雨時には湿度が高くなります。日本瓦はそのような四季折々の変化に柔軟に対応します。焼き物である瓦は、熱の伝導率が極めて低いので、夏の強い日差しが屋根に与える熱を遮断し、冬場は暖房の暖かい空気の流出を妨げます。

     

    * 耐寒性

    寒冷地ではダム差によって瓦が凍る、溶けるということを繰り返しますが、そのようなことが何度繰り返されても、瓦の内部に水分が沁み込んでいくことはありません。

     

    * 防露性

    瓦と瓦の間に空気が流れるので、自然な換気がおこなわれている為、結露が抑えられます。

     

    * 遮音

    防音性 激しい雨が降ると屋根にあたる雨音が発生するものですが、瓦屋根ではほとんど雨音が発生しません。また、自動車の走行音などの周囲の騒音も遮り、家の中に侵入してくる騒音を軽減します。

     

    * 耐震性

    瓦は重いので耐震性能が低いと言われますが、数々の実験や過去の地震で重さと耐震性の因果関係はないことが立証されています。特にガイドライン工法といわれる防災工法の瓦屋根は、震度7の地震に耐える耐震性を持っています。ただし、リフォームの場合は、耐震性が低下する恐れがあります。瓦屋根の重量に耐えきれるだけの柱や梁、耐力壁などの構造部を持っていない家であれば、屋根の重みと揺れで倒壊してしまう恐れがあるからです。

     

    * 種類

    瓦の原料となる土によって瓦の質感が異なります。その為製造されている地域によって主に3つの種類があります。愛知県で作られている三州瓦、島根県で作られている石州瓦、兵庫県で作られている淡路瓦です。

     

    ・ガルバリウム屋根に使われるガルバリウム鋼板とは?

     

    ガルバリウム鋼板は、亜鉛鉄とアルミニウム、シリコンから組成された金属製の板です。近年、住宅の屋根や外壁に使われることが多くなりました。

    * 耐食性 金属といえば、さびやすいイメージがありますが、ガルバリウム鋼板は亜鉛の持つ高い耐食性と、アルミニウムの持つ酸化被膜を作る働きによって、さびにくいという特質を持っています。その為、海の近くなど塩害がある地域でも、25年以上錆びない耐食性があります。

     

    * 防水性

    ガルバリウム鋼板の表面は水を弾くので、雨水が沁み込まず高い防水性があります。

     

    * 防火性

    ガルバリウム鋼板は防火性の高い不燃材料であることを国土交通大臣に認定されていますので安心です。

     

    * 耐震性

    薄く、重量も軽い為、高い耐震性?を持っています。

     

    * 色 

    ヴァリエーション豊かに様々な色が揃っていますので好みの外観に近づけやすいです。

     

    * 遮音性

    ガルバリウム鋼板は遮音性が低いのですが、ジンカリウム鋼板という、表面に細かい砂状の天然石の粒がコーテイングされているタイプのガルバリウム鋼板は、遮音機能があります。また、屋根面の断熱材を厚くすることにより遮音性を上げる事ができます。

     

    * 形状

    ガルバリウム鋼板は加工しやすい材質なので、一般的な平らな屋根ばかりではなく、丸い屋根など様々な形状にできるという特徴があります。

     

    * 風合い 

    小さな天然石がコーテイングされているジンカリウム鋼板は、色落ちが少なく、ガルバリウム鋼板よりもソフトな風合いがあります。

     

    ・スレート瓦とは?

    スレート屋根には、化粧スレートやコロニアル、カラーベストと呼ばれるスレート瓦が使われています。本来のスレート屋根とは、天然石を薄く加工したスレートで作られる屋根です。防汚性、耐久性が高く、美しい風合いのある瓦ですが、非常に高価であるため、一般的にはセメントに繊維を混ぜて作られた人工のスレート瓦が使われています。安価である上に、瓦の半分ほどの重量なので扱いやすく、カラーヴァリエーションが豊富なので、多くの住宅で採用されています。

     

     

    * 耐火性・断熱性 

    セメントと繊維なので、燃えにくく、熱の伝導率も低いので、高い耐火性と断熱性があります。

     

    * 風合い

    カラーヴァリエーション、形、模様が豊富なので、住居の雰囲気に調和するタイプを見つけやすいという特徴があります。

     

    * 価格 

    スレート瓦自体が他の屋根材に比べて低価格であることに加えて、軽いので加工、施工がしやすい為、施工費も抑えられます。ハウスメーカーの屋根材には、ほとんどスレート瓦が採用されています。

     

    ・瓦屋根・ガルバリウム屋根・スレート屋根を比較してみた

     

    【価格】

    * スレート瓦屋根 建材の価格の目安は4,500円~8,000円 / ㎡です。

    * ガルバリウム屋根 建材の価格の目安は6,000円~9,000円 / ㎡(ジンカリウム鋼板は、7,000円~12,000円 / ㎡)です。

    * 日本瓦 加工の方法や生産地によって価格が変わる為、価格に幅があります。建材の価格の目安は8,000円~12,000円 / ㎡です。

     

    【メンテナンス】

    * 日本瓦の瓦屋根 

    10年に1回程度、屋根の下地である下葺材と棟の漆喰を点検する必要がありますが、30年程度メンテナンスは不要です。点検で割れた部分が見つかれば、割れた部分の補修、瓦がずれてしまった部分が見つかれば、積み直し補修が必要です。屋根全体の拭き直しは50~60年ごとに行いますが、この際、新しい瓦に変える必要はないので、メンテナンス費用は約¥15,000/㎡です。

     

    * ガルバリウム屋根

    築後15年から20年程度で再塗装をする必要があります。(ジンカリウム鋼板は、再塗装の必要はありません。)再塗装しなかった場合、築後30年には、葺き替えが必要です。再塗装しないと、塗装が劣化し、錆が発生しやすくなってしまうからです。コンデイションが良好に保たれていれば、カバー工法によるメンテナンスが可能です。塗装には約¥3,000/㎡、葺き替えには約¥15,000/㎡のメンテナンス費用がかかります。ジンカリウム鋼板も葺き替えは必要です。

     

    * スレート屋根 

    築後7~10年で再塗装と、棟板金の交換が必要です。再塗装には約¥3,500~、板金と木材を取り換える工事費は約¥10,000/㎡です。再塗装しなかった場合、築後20年程度には、葺き替えが必要です。コンデイションが良好に保たれていれば、カバー工法によるメンテナンスが可能です。5年に1回程度の点検し、割れが見つかれば割れ補修をしておくと、良いコンデイションが維持しやすいです。カバー工法であれば、メンテナンスの費用は約¥10,000/㎡、葺き替えの場合は約¥15,000/1㎡です。

     

    【施工の手間】

    * 日本瓦の瓦屋根

    日本瓦の施工には、専門的で高度な技術が求められます。下地材の施工から始まって、耐水用の合板やアスファルトルーフィングなどを貼り付ける作業をする下葺き、瓦を引掛けるための桟木を下地材に固定する瓦桟木打ち、瓦を屋根の上にあげる瓦揚げ、平部、軒部、袖部、棟部、谷部、壁際部などに瓦を葺く地葺き、屋根の頂上部に瓦を葺き、鬼瓦を取り付ける棟積みで完了です。この期間は約10日から2週間かかります。施工価格の目安は約8,000円~10,000円/㎡です。

     

    * ガルバリウム屋根

    野地板という下地材を取り付ける下地工事から始まって、防水の為のアスファルトルーフィングなどを貼りつけ作業を経て、ガルバリウム鋼板を敷き、屋根の頂上部分と頂上部から屋根の端まで対角線上に伸びている部分に棟板金を被せて完了です。この期間は約3日から5日程度かかります。施工価格の目安は、6,000円~8,000円/㎡です。

     

    * スレート屋根

    防水の為のアスファルトルーフィングなどを貼りつける作業を経て、スレート瓦を敷き屋根の頂上部分と頂上部から屋根の端まで対角線上に伸びている部分に棟板金を被せて完了です。この期間は約3日程度かかります。施工価格の目安は5,000円~7,000円/㎡です。

     

    ・瓦屋根のデメリットはあるの?

     

    瓦屋根のデメリットは、初期費用が嵩むことです。また、瓦屋根は施工に優れた技術力が求められるので、信頼のおける職人に依頼することが大切です。

    その他には、瓦の生産地によって使われている土が異なる為、風土に合う瓦を選ぶ必要があるというデメリットもあります。地域の風土に合わない瓦を使うと、瓦がボロボロになってしまう恐れもあるのです。お住まいの地域に合わせた瓦を選ぶことが重要です。

     

    ・ガルバリウム屋根のデメリットはあるの?

     

    ジンカリウム鋼板という、表面に細かい砂状の天然石の粒がコーテイングされているタイプのガルバリウム鋼板は、遮音機能があるのですが、それ以外のガルバリウム鋼板は遮音性が低いので、雨の音が大きく聞こえます。強風や外部の騒音も家の中に聞こえやすいです。吸音性の高い建材を天井裏に合わせて使うことで、このデメリットを軽減することはできます。

    また、ガルバリウム鋼板は金属なので、熱の伝導率が高く、夏場は太陽光の熱が室内に侵入してくるので室温が上がります。その為、断熱材と併せて使う必要があります。

    ガルバリウム鋼板自体の耐久性は高いのですが、傷がつきやすいというデメリットがあります。その為、施工の際についた凹みや傷からさびが発生してしまうことがあります。錆が発生してしまうと、耐久性が低下してしまいます。

     

    ・スレート瓦のデメリットはあるの?

     

    スレート瓦の最も大きなデメリットは、経年劣化による見た目の変化です。塗料の材質にもより、劣化の進行度は異なりますが、雨の水分と、雨に含まれている少量の錆びによって塗膜が劣化し、色が変わったり、苔が生えたりして外見が汚い感じになってしまいます。また、台風などで割れてしまうこともあります。その他、屋根の山の部分に被せてある板金が緩んではずれ、最悪の場合強風にあおられて飛ばされてしまうこともあります。これらのデメリットは7~10年毎のメンテナンスでリスクを軽減できます。

     

    ・どの屋根材を選ぶ人が多いのか?

     

    日本では長い間、多くの家屋で日本瓦の瓦屋根が使われてきました。しかし、ここ数十年、ハウスメーカーの家、洋風な家が増えたことに加えて、低価格で施工日数が少ないスレート屋根が激増しています。注文住宅を新築する際、施主が屋根材の種類を指定しないと、ほとんどの場合スレート屋根が採用されます。なぜならどんな外見の住宅にも対応できる色や風合いが数多く揃っているからです。

    一方、家づくりにこだわる施主さんは、日本瓦の瓦屋根を選ぶ人が少なくありません。日本瓦とは言っても、和風の住宅だけではなく、モダンな住宅にも調和する瓦があるからです。

    また、ここ数年では、シャープな雰囲気が出せるガルバリウム鋼板、ガルバリウム鋼板の表面に細かい砂状の天然石の粒がコーテイングされているジンカリウム鋼板の人気も高まっています。

     

    ・まとめ

     

    屋根は家を建ててから数十年に渡って使い続ける部分なので、耐久性が非常に重要です。屋根の耐久性が低下して、雨水が家の内部に浸透してしまえば、住宅の構造部が腐食し、ちょっとした地震でも大きな被害を受けてしまう恐れがあるからです。

    屋根材にはそれぞれ良い面と問題点がありますが、どの屋根を選んだとしても適切な時期に点検とメンテナンスを行い、耐久性を維持することが大切です。

    耐久性に関しては、長期優良住宅など、孫の世代まで住み続ける家を建てる場合には、日本瓦、ライフステージに合わせて住み替え、建て替えを計画している場合にはスレート屋根という考え方もあります。

    全体としては、屋根材を選ぶ際には、住宅の外見に調和する屋根材、初期費用とメンテナンス費を考慮した上で予算の範囲内で採用できる屋根材を比較検討して選ぶことが必要ではないかと思います。

     

     

    イベント
    18.10.19

    登記事項証明書は個人情報?

    個人情報が洩れている?

    ここ数年で個人情報がとても大切に扱われ、今ではアンケート等でも住所や電話番号をなるべく差し控える風潮になりつつあります。また、個人情報を取得する側にはその問扱いが厳格化されてきております。この背景には、なりすましや、送付け詐欺・オレオレ詐欺などの犯罪の増加が背景にあると言われています。

     

    そんな中、私たちが日常業務の中で馴染みのある不動産の登記事項証明書は個人情報じゃないのか?と疑問に思った事が有り、少し調べてみました。

     

    登記事項証明書(登記簿謄本)には、所有者・住所・氏名・抵当権(お金を借りているかどうか?)・その他の権利(差押え等)がバッチリと表示されています。それって個人情報じゃないの?かなりの個人情報じゃん!って感じる方は多いはず。ではなぜこれだけ個人情報が叫ばれている時代にも関わらず、いまだに手軽に登記事項証明書が誰でも簡単に取得できるのか?

     

    まずは、

    個人情報についての整理。

    まず、個人情報とは、生存する個人に関する情報であって、当該情報に含まれる氏名、生年月日その他の記述等により特定の個人を識別することができるもの(他の情報と容易に照合することができ、それにより特定の個人を識別することができることとなるものを含む。)をさします(個人情報保護法2条1項)。

    個人情報保護が人権として認められる根拠は、憲法13条から生じるプライバシー権にあります。しかし13条にはこう書いてあります。人権は公共の福祉の為に一定限度の制限を受ける物であり、個人情報の保護を考えるためには他人の人権や社会制度等との兼ね合いを考慮する必要が在ります。

     

    *要するにバランスと言う事。片方を守るがあまり、そのもう一方が疎かになってはそりゃ困る。では、どちらを優先的に保護するか?個人情報の保護と国民の公の利益保全を秤にかけたら国民の公の利益保全の方が勝つって事かな?

    不動産登記=個人情報?

    不動産登記制度の目的は、不動産登記に関する物理的状況(表題部)と権利関係(権利部)を登記記録に公示して国民の権利の保全を図り、不動産取引の安全と円滑に資することです。

    個人情報保護とこの不動産登記のいずれを優先すべきかが問題となりますが、仮に個人情報の保護を非常に重視する立場に立って、やむにやまれぬ目的の為に必要な不可欠な限度でのみ個人情報を公開することができるとしましょう。
    登記制度がなかった場合、どの範囲が誰の所有に属する土地か、ということが明らかでない場合に、どのように不動産取引を行うことができるでしょうか。動産であれば現在占有している者が所有者であると考えることができますが、不動産であれば公示がなければ所有者を探すことすら非常に困難です(例として、山林の所有者を登記簿を使わずに探すことをイメージしてみてください)。相続登記していなくて、何代も相続していた場合何人の権利者がいるのか?想像しただけでもゾッとします。

    また登記がない場合、抵当権者はその不動産を抵当権設定後に購入した人間に対して主張することができるでしょうか。主張できないとすれば抵当権は事実上その存在意義をなくしますし、設定者との間での契約書等さえあれば主張できるというのであれば、買い受けた人の権利が酷く害されます(貴方が土地を購入した後にいきなり抵当権を実行されて一円も残らないところを想像してください。もちろん債務者に求償はできますが、通常は金がなくて抵当権を実行されているのですから、求償してもとりかえす事はできません)。

    このように、不動産の情報を公示する事は国民の財産権に密接に関係します。不動産を購入するか否かの決定をする権利=自己決定権にも影響し、社会全体の取引の安全が酷く害されます。また、そもそも行政機関で保有すべきでないというのであれば徴税すら不可能になります。

    閲覧を制限しろ、という主張も一部にはありますが、制限(例えば取引を行うことを証明した場合にのみ閲覧させるなど)した場合には、誰が権利者であるかを知りたい場合(知らないとそもそも取引にすら移行できません、だって所有者が分からないんだもん)には閲覧できないということになり、結局上記の目的を達成することができません。
    と言う事は、登記制度はやむにやまれぬ目的の為に必要不可欠でなんです。

     

    実際にはプライバシー権を制約の適否の判断には、より緩い指標が用いられますから、なおさら登記制度は正当化されることになります。
    行政機関個人情報保護法においても、法令に基づく場合(もちろん法令が違憲でないことが絶対条件ですが)における個人情報の提供は認められています。

    第八条  行政機関の長は、法令に基づく場合を除き、利用目的以外の目的のために保有個人情報を自ら利用し、又は提供してはならない。

    所有物件がわかっているのであれば現地に行けば住所等はわかるでしょうし氏名もおそらくわかるでしょう。また、氏名等というのは通常社会に公開することが予定されています。所有権や抵当権に関しても、権利者は社会に対してそれを主張することが通常ですから、登記制度を犠牲にしてまで保護する必要が有るという事は、この点から見ても言う事ができません。

    従って、登記事項証明書の内容は個人情報ですが、個人情報保護によって国民が得る利益よりも、登記制度の維持によって得られる利益のほうが大きく、公共の福祉の観点から後者が優先される、ということになります。
    上記の問題点を全て解決しつつ、個人情報を保護する方法があれば別ですが。多分ないでしょう。

     

    個人情報保護 〈 不動産登記事項証明書=国民の利益保全 の図式と言う事です。

     

     

     

     

     

     

     

    イベント
    18.10.10

    Q値・Ua値競争激化! 超簡単解説

    Q値・Ua値競争激化! 超簡単解説


    最近 Q値・Ua値競争がハウスメーカー・工務店を問わず激化してきている気がします。

     

     

     

     

     

     

     

     

    良し、うちも負けじと数値を高めるぞ!

    ってなる訳がない!大切なのはそこじゃない!

    まずは。。。

     

    Q値って何?

    熱損失係数Q値とは、住宅の断熱性能を数値化したものです。

     

    このQ値が小さいほど断熱性能が高い事を表します。熱損失係数Q値は、外壁や天井・床などの各部位の熱の逃げる量(熱損失量)を計算し、各部位の熱損失量を合計したものを床面積で割って計算します。

     

    熱損失係数Q値は、建物の内部と外気の温度を1℃とした時、建物内部から外界へ逃げる時間あたりの熱量を床面積で除した数値です。

     

     

    下記が計算式です。興味がある方は↓

    そうでない方は飛ばして下さい。

    *軽く無視してください*

    計算式

    Q = (Sigma(Ai Ki Hi)+Sigma(Lfi Kli Hi + Afi Kfi) + 0.35nB) / S

    Q : 熱損失係数

    Ai : 外気または外気に通じる床裏、小屋裏もしくは天井裏に接する第i部位の面積

    Ki : 第i部位の熱貫流率

    Hi : 第i部位または第i土間床等の外周の接する外気等の区分に応じて掲げる係数

    Lfi : 第i土間床等の外周の長さ

    Kli : 第i土間床等の外周の熱貫流率

    Afi : 第i土間床等の中央部の面積

    Kfi : 第i土間床等の中央部の熱貫流率

    n : 住宅の種類に応じた自然換気回数

    B : 住宅の気積

    S : 床面積の合計

     

    Ua値って?

    熱損失係数(Q値)に変わる指標です。住宅の断熱性能を表し、数値が小さいほど性能が高いことを表しています。各部位から逃げる熱損失を合計し、外皮面積で割って求めます。

     

    建物内外温度差を1度としたときに、建物内部から外部へ逃げる単位時間あたりの熱量(換気による熱損失を除く)を、外皮等面積の合計で除した値。

     

    外皮とは、熱的境界になる外壁・床・天井・屋根・窓・ドアなどを言います。

    下記が計算式です。興味がある方は↓

    そうでない方は飛ばして下さい。

     

    *軽く無視してください*

    計算式

    Ai :外皮等のうち、土に接する基礎の部位等を除く第i部位の面積(単位 平方メートル)

    UHi :第i部位の熱貫流率(単位 1平方メートル1度につきワット)

    n  :基礎等を除く外皮等の部位数

    LFj :第j基礎等の外周の長さ(単位 メートル)

    UFHj :第j基礎等の外周の熱貫流率(単位 1メートル1度につきワット)

    m :基礎等の数

    A :外皮等面積の合計(単位 平方メートル)

    ・説明が長い、、、結局何が違うの?

     

    **飛ばした方はここから**

    ≪ある意味正解!≫

     

    熱損失係数’(Q値)は、

    外皮(外壁・窓・天井・床、換気等)

    の熱損失量を合計し、それを床面積で除して求めています。外皮平均熱貫流率(Ua値)は、各部位の熱損失量を合計し外皮面積で除して求めます。

    その際、換気による熱損失は考慮しません。

    ↑(ここ大事)

     

     

    外皮面積とは、外気に接する壁・窓・天井・床など(熱的境界)の面積を合計したものです。

    熱損失量の基本的な計算方法は同じですが、熱橋や土間床・基礎断熱など、細かな計算方法が変わっています。

     

    数値が小さいほうが良い!??

    これを見てください。

    熱損失係数

     

     

     

     

     

     

    外皮平均熱貫流率

     

     

     

     

     

    例えばテストの点数(実体験)で考えてみる。

    小学校のテストを思い出い出してください。

    仮に

    • 屋根の熱貫流率U値   ≪国語≫
    • 外壁の熱貫流率U値   ≪数学≫
    • 窓の熱貫流率U値    ≪理科≫
    • 基礎の熱貫流率U値   ≪社会≫
    • 換気と漏気で失う熱量 ≪英語≫

    これらに点数を付けて見ます。

     

    Q値Ua値の考え方・算出の仕方

    • 屋根の熱貫流率U値  ≪国語 100点≫
    • 外壁の熱貫流率U値  ≪数学 100点≫
    • 窓の熱貫流率U値   ≪理科 100点≫
    • 基礎の熱貫流率U値  ≪社会 100点≫
    • 換気と漏気で失う熱量   ≪英語 0点≫

    Q値は 5科目の平均点で表されます。

    400/500=平均80点

    一方Ua値は4科目の平均点で表されます。

    400/400=100点

     

    実生活では換気はもちろん、施工精度

    によっては 隙間があります=C値

    断熱材がそれぞれ持つ性能を最大限に発揮させるためにはこの隙間がないことが大前提です。高気密高断熱住宅を謳うならば最低でも1.0は確保したいですね。どれだけ良い性能の断熱材を使用したとしても断熱材のある所に隙間風が入って行き、断熱材自体を温めてしまったりその逆で冷やしてしまったりしてはせっかく良い性能の断熱材を使用しても何の意味もありません。

    これを気密性能=C値といいます。

     

    それは無視して机上の事ばかり。

    一説には 大手HMのプレスが

    あったとかなかったとか。

    真相はわかりませんが。

     

    Ua値がいくつとかなんか意味あるのかな?

    と思ってしまいます。

     

    これは弊社がいまだにQ値で説明する

    一つの理由でもあります。

     

    大切なのはあくまでも 数値は数値で、数値を高める目的は何でしょうか?ただ単にうちの家は数値がいいぜ~と言いたいだけ?の方はいないはず。

     

    目的は快適に暮らす!

    光熱費を抑える=光熱費が少ない

    毎月コストが少ない事ではないでしょうか?

     

    快適とは

    各部屋間の温度差が少なく不快感がない事。

     

     

    光熱費を抑える=無理なく過ごした結果

    光熱費が少ない。(少なかった)

    光熱費の中身は 冷房・暖房費。

    こんな感じではないでしょうか?

     

    精神的なストレスがない事=好きなデザイン

    のモノにやコトに包まれている。

    気密断熱がしっかりしている方こそ出来る

    多様な間取りデザイン。熱的境界がない事が

    一番の自由。

     

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    https://keisan.casio.jp/exec/system/1257417058

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