名古屋の工務店として注文住宅の相談は体感型モデルハウスがある丸協。名古屋のスノーピーク代理店として心地よさとスノーピークの遊び心を併せ持つ提案をしています。 

レンジフード 清掃頻度

WRITER
 
この記事を書いている人 - WRITER -
詳しいプロフィールはこちら

レンジフードって結構汚れる!

もう掃除なんて嫌だ!

こんな風に思ったことはありませんか?

その前にレンジフードってどこ?何?って方にもわかりやすく書きました。

少しお付き合いください。

 

レンジフードって何?

 

まずはレンジフードって何?について、

ざっくり言うと換気扇と思ってください。

今のレンジフードはお掃除機能がついていたりするけど、、、 やっぱり最後は自分で何とかしなければ綺麗にならないもの。レンジフードと換気扇って 厳密に言うと違いますが、今回はそこにはそんなに触れずにキッチンレンジフード・キッチン換気扇の清掃について書いてみたいと思います。おまけで最後に高気密高断熱住宅の際の換気扇 の選び方についても書いてみたいと思います。

 

レンジフードとは、キッチンのコンロ上にある排気のための設備のことです。調理中には、さまざまな臭いや煙、油分が発生します。それらを集めて屋外へ排出してくれるの換気扇を覆うカバーが、レンジフードです。ガスコンロを入れたキッチンでは、レンジフードの設置が義務付けられています。IHクッキングヒーターの場合は、レンジフードの設置は義務付けられていませんが、調理中の臭いなどを室内充満させないよう、設置をおすすめします。いくらIHでも換気扇・レンジフードが無いと気持ち悪いですよね。。。

 

昔は、扇風機のようなプロペラタイプの換気扇が キッチンの壁に取り付けられているだけのものでした。現在でも、古い定食屋さんやラーメン屋さんで目にすることがあります。(僕の好きなラーメン屋さんは、いまだに壁抜きのプロペラタイプ)このタイプの換気扇は、外気の影響を受けやすく排気量にムラが出てしまう上に、調理中の油分が直接プロペラに付着するため、汚れが目立ちます。このようなことから、現在はあまり使用されていません。ギトギトになるやつです。

 

昔よく使用されていたプロペラむき出しの換気扇にカバーがつけられているのが、レンジフードです。換気扇に比べると排気量も安定しており、機種によっては掃除もとてもしやすくなってきました。今では形状も様々で、ブーツ型、スリム型、フラット型など、いくつかの種類があります。

 

内蔵される換気扇もいくつかの種類があり、プロペラファン、シロッコファン、ターボファンなどがあります。それぞれの特徴をくらべてみると、換気量が多く主に戸建住宅に使用されるのがプロペラファンです。外気の影響を受けにくく、高層マンションや集合住宅によく使用されるのがシロッコファンです。プロペラファンとシロッコファンの中間が、ターボファンと言われており、最も効率のいい換気扇とされています。ターボファンは、薄型タイプやフラットタイプのレンジフードに使用されています。

 

 

 

 

 

 

 

サンワカンパニー プレーンKミディアム

 

 

 

 

 

 

 

 

サンワカンパニー グラッド45

 

 

レンジフード 外し方

 

レンジフードを清掃するには、カバーや内部のファンを取り外さなければなりません。レンジフードはコンロの上にあるため、特に女性では手が届きにくく、取り外したり取り付けたりするのは一苦労です。そのため、レンジフードの掃除はどうしても敬遠されがちですが、いざ掃除しようと決めたときのために、取り外し方をみてみましょう。

 

レンジフードの種類によって、その取り外し方法は様々です。

 

換気扇をフィルターで隠してあるような深型レンジフードの場合は、まずフィルターを外します。フィルターの外し方には、ネジを緩めて外すタイプや、上下にずらして外すタイプがあります。フィルターを取り外したら、内部のファンのネジを緩めて取り外します。

 

整流板付きレンジフードの場合は、まず整流板を外します。整流板の左右にストッパーを押しながら、整流板を押し上げるようにして取り外すタイプや、整流板を手前にずらすことでストッパーを外すタイプのものがあります。整流板を外した後は、深型レンジフードと同じように内部のファンを取り外します。

 

最近のレンジフードは、女性1人でもお手入れがしやすいものが多く、フィルターやファンの取り外しも簡単です。緩めるのが面倒なネジを使用しておらず、ワンタッチで取り外しができるものもあります。

 

 

 

 

 

 

 

 

TOTO ゼロフィルターフード

 レンジフードフィルター 掃除

 

レンジフードで、取り外して掃除が可能なのは、フィルターとファンです。特にフィルターは直接蒸発した油分などに触れるため、汚れが目立つので、こまめに掃除をしておきたいところです。フィルターの掃除は、難しいものではありません。洗剤を付けて汚れを落とすという、シンプルなものです。

 

最近のレンジフードには、フィルターレスのものもあります。フィルターの代わりに整流板が付いており、キャッチした油分がオイルトレーに溜まるという仕組みになっています。この整流板とオイルトレーを定期的に掃除する必要がありますが、整流板をさっと拭き、フィルターよりもコンパクトなオイルトレーを洗うだけなのでお手入れが簡単です。

 

フィルターだけでなく、ファンの掃除もしなければなりません。フィルター同様、付着した汚れを洗い流すというシンプルな掃除方法ですが、油汚れは簡単に落ちてくれません。しかし、最近のレンジフードは、このファンも汚れを落としやすくする加工を施したものが出ています。

 

 

 

 

 

 

 

リクシル よごれんフード

 

レンジフード 清掃頻度

 

レンジフードは、どのくらいの頻度で掃除をするべきなのでしょうか。

レンジフードの汚れは主に調理で発生した油分になります。この汚れは、長く放置しておくと固まってしまい、いざ掃除をしようとしてもなかなか汚れが取れません。汚れを洗い流しやすいうちに掃除を心がけましょう。そう、その気になる頻度ですが、レンジフード周りやフィルターは10日に1回程度、内部のファンなどは3ヶ月に1回程度できると理想的と言われています。とはいってもなかなか気乗りがしませんし、レンジフードは高い位置にあったり、掃除がしにくいため敬遠されがちです。

 

最近のレンジフードには、掃除頻度が低くても汚れにくいものがあります。

特に、高性能レンジフードの中には、フィルター掃除は年1回、ファンの掃除はなんと10年に1回というものや、自動洗浄機能が付いているものもありますし、ファン自体にフッ素加工が施してあり汚れがサッと取れやすく加工してあるものもあります。

 

 

 

 

 

 

 

パナソニック ほっとくリーンフード

 

 

 

 

 

 

 

 

クリナップ 洗エール レンジフード

 

 

レンジフード 掃除 重曹

 

レンジフードの掃除には、重曹が重宝されます。水1リットルに大さじ4杯程度を溶かした重曹水を、フィルターやファンにスプレーし、汚れが浮いてきたらしっかりと拭き取ればしつこい汚れも綺麗に落ちてくれます。

一度やってみると気持ちいくらい取れますが、それでもやっぱり面倒です。。。

そんな時は、フッ素加工のしてあるものは別ですが、そうでないものは食洗器に突っ込んでしまいましょう!一度これを覚えると、もう病みつきになるかも?

 

レンジフード 連動

 

レンジフードは通常、スイッチを入れないと換気をしてくれませんが、最近はコンロを点火すると自動的に換気スイッチが入る換気連動型のレンジフードもあります。付け忘れの心配が無いため、とても便利です。ガスコンロだけでなく、IHクッキングヒーターにも連動してくれるものもあります。

 

同時給排気型

換気扇運転時には、多くの空気を排気するため、室内が負圧になります。そうすると自然給気口から室内に外気が入ってきます。外からの新鮮な空気を取り入れる給気口は、リビングやダイニングなど、人が多く集まる場所に設置することが多く、冬場の冷たい外気や、夏場の暑い外気の影響を受けやすいです。こうした状況を防ぐために、同時吸排気型のレンジフードを使用する方法があります。レンジフード部分で排気した分の空気を給気するため、損失する熱量は変わりませんが、リビングやダイニングなどの居室に急激に外気が入ることがなくなります。

 

 

 

 

 

 

 

クリナップ洗エール レンジフード同時給排気

 

 

レンジフードと換気扇の違い

 

レンジフードも換気扇も、主に室内の空気を外部に排出するという仕組みは同じです。では、どのような違いから区別すべきでしょうか。

レンジフードは、コンロの上に覆いかぶさるように設置され、空気を吸い込む力が強く、より多くの空気を外部に排出します。そのため、調理中の煙や油分をしっかりと排出してくれます。イメージとしては飲食店の厨房の大きなステンレスのレンジフード。

換気扇は、室内全体の換気のために設けられます。建物の用途ごとに、換気しなければならない量が定められており、その量に応じて家の中に設置する換気扇の量は決められています。

レンジフードも換気扇も、換気という役割は同じですが目的が異なります。

 

まとめ

 

レンジフードは、キッチンに当たり前のように付属しているものですが、その種類は多いです。それぞれの特徴を吟味した上で、選ぶといいでしょう。

個人的にですが、レンジフード清掃の際は手が汚れるので、なるべく清掃頻度の低いもの・万一の際取り外しがしやすいものをお勧めします。いや私は大丈夫、上位機種にすると価格が高くなるから【大丈夫!掃除頑張るから】って思うのは最初だけ?になってしまうので。。。

 

それと意匠性。キッチンやレンジフードが丸見えになるような場所ではある程度カッコいいものを選びたくなります。

 

おまけ

 

高気密高断熱住宅ではキッチンの換気扇は同時吸排気型を採用するようにしましょう。

 

同時吸排気型とは排気するのと同時に、給気を行うことができるレンジフードです。(名前の通りそのまんまです)
通常のレンジフードでは排気だけを行いますが、換気は通常、排気と同じ給気量が必要なため、高気密高断熱住宅などの気密性が高い住宅は外からの自然給気(隙間)が少ない為給気量が足りず、吸い込み不良(なかなか排気してくれない)・異音・隙間風の音が大きくなる・扉の開閉に支障が出るなどの不具合が発生したりします。

 

それは室内が負圧になる為で、同時給排気フードのでは、排気と同時に給気口が開くため、ある程度の給気をまかなうことができます。

 

おまけのおまけ

 

高気密高断熱住宅等で、うっかり。。。レンジフードを通常の換気扇(排気のみ)を取り付けてしまったなどの場合は差圧式給レジスタというお助け部材があったりします。

 

 

正直清掃頻度についての答えは 【何か月に1回】というようなものにはたどり着けてません(笑)

各家庭それぞれにつくる料理の内容や頻度によりますので。。一概には。。(うまく逃げたなと思わずに)個人的には宿題と同じであまり汚れを溜めないうちに汚れが軽いうちにした方が楽な気がします。

 

 

このブログを書いたヒトのメルマガ。

ブログでは書けないような建築界のヤミ?

不動産業界の裏話や近隣異業種の闇?を

たまに吐いてます。登録はこちらから↓

【ゆる~く日刊】メルマガ

 

メルマガではこんなことを配信しています

 読者さんの為になる話

 最新の住宅事情

 土地の考え方

 間取りの考え方

 お金の性質の事

 高気密高断熱住宅のコツ

 ブログでは書けない業界の裏話

 読者様限定の見学会

ご登録はこちらから↓

【ゆる~く日刊】メルマガ

 

登録解除はいつでも簡単にできます。

 

この記事を書いている人 - WRITER -
詳しいプロフィールはこちら

- Comments -

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください