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スローライフとは?建築と自然とのつながりを考える

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現代社会は、情報が溢れ、生活のペースが速くなりすぎて、人々は自分が何を求めているのか、何が本当に大切なのかを見失いがちな気がします。

 

そんな中、自分の時間を大切にし、ゆっくりとした生活を送る「スローライフ」が注目されています。スローライフは、物質的な豊かさよりも時間の豊かさを求め、デジタルデトックスであったり、自分らしい生活を送ることを目指すライフスタイルです。

 

この記事では、スローライフの定義から始め、その実現方法、メリット・デメリット、そして具体的な実践例までを書いてみたいと思います。私自身のスローライフ体験談も交えながら、スローライフがもたらす可能性について考えてみましょう。

◆こんな方におすすめの記事

⇒スローライフに憧れのある方
⇒スローライフに挑戦する方

◆この記事を読むと分かること
⇒スローライフに対する心構え
⇒スローライフのメリットデメリット

スローライフとは?

スローライフの定義

スローライフとは、文字通り「ゆっくりとした生活」を意味します。

 

しかし、これは単に生活のペースを遅くすると言うことではなく、自分の時間や家族との時間を大切にし、自分らしいストレスの無い生活を送ることを目指すライフスタイルです。物質的な豊かさよりも時間の豊かさを求め、自然と共生し、地域社会とのつながりを大切にすることも特徴的です。

スローライフの起源

スローライフの起源は、1980年代のイタリアに遡ります。諸説あります。

 

この時期、ファストフードの普及により、食事をゆっくりと楽しむ文化が失われつつあったイタリアで、「スローフード運動」が始まりました。これがスローライフの始まりであり、その後、食事だけでなく、生活全般において「ゆっくりと」を大切にする考え方が広まっていきました。

 スローライフの目指すライフスタイル

スローライフを目指す人々は、物質的な豊かさよりも時間の豊かさを求めます。

 

自分の時間を大切にし、自分らしい生活を送ることを目指します。また、自然と共生し、地域社会とのつながりを大切にすることも特徴的です。スローライフは、忙しい現代社会で自分自身を見つめ直し、本当に大切なものは何かを考えるきっかけとなります。

スローライフを実現するためのステップ

時間管理の見直し

スローライフを実現するためには、まず自分の時間の使い方を見直すことが必要です。

 

時間は一日24時間に限られているため、どこに時間を割くかが生活の質を左右します。無駄な時間を削減し、自分が本当に大切だと思うことに時間を使うようにすることから始まります。時間を削減という概念よりも遠回りすら楽しんでしまうという精神的な余裕がキーポイントになりそうです。

 必要なものだけを持つライフスタイル

物質的な豊かさを追求するのではなく、必要なものだけを持つライフスタイルがスローライフの特徴です。

 

ミニマリストとも共通する考え方で、物に囲まれることで生じるストレスを減らし、心地よい生活空間を作り出します。自分の気に入るものを揃えたり物質的に多くのものを揃えることを避ける傾向がある為、質の良い自分のお気に入りの家具や什器や家具等に囲まれる生活が一段と生活に豊かさを加えてくれます。

自然との共生

スローライフを送る人々は、自然との共生を重視します。

 

自然環境を尊重し、持続可能な生活を送ることで、心身の健康を保つとともに、地球環境にも配慮します。自然との接触はストレスを軽減し、リラクゼーション効果もあります。また四季折々の自然と対話する事で子供達の情操教育にも役立ちます。

 

カブトムシはデパートに生息していると思っている子供さんがいると、一時期テレビで放送していた事を思い出しました。

自然に触れることで人間としての感性も養われていくことでしょう。

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スローライフのメリットとデメリット

メリット

スローライフのメリットは、自分の時間を大切にできること、ストレスを軽減できること、自然との共生を通じて心身の健康を保つことなどが挙げられます。

 

また、物質的な豊かさを追求するのではなく、時間の豊かさを追求することで、より充実した生活を送ることができます。心に余裕が出てくることでしょう。

 デメリット

一方で、スローライフにはデメリットもあります。

 

例えば、物質的な豊かさを追求しない生活は、一部の人々にとっては物足りなさや不便さを感じるかもしれません。また、都市部でのスローライフは、生活環境や仕事の性質によっては難しい場合もあります。面倒だと感じる場合もあるでしょう。

スローライフを始める前に考えるべきこと

スローライフを始める前には、自分が何を大切にしたいのか、どのような生活を送りたいのかを明確にすることが重要です。

 

また、スローライフを送るためには、一定の経済的な安定が必要であることもあるでしょう。

スローライフの実践例

スローフード

スローフードは、スローライフの原点とも言える運動です。

 

旬の食材を使い、手間と時間をかけて料理を作り、ゆっくりと食事を楽しむことを重視します。スローフードは、食の安全性や地域の食文化の保護、環境保全なども大切にしています。

 

自身の育てた畑の野菜達で作る料理や木の実で作るジャムなどで食卓を飾ると味以上に幸せを感じる事でしょう。子供達と一緒に畑で収穫したものを一緒に料理したりと想像してみてください。自然と笑顔が出てきますよね。

スロートラベル

スロートラベルは、旅行先での時間をゆっくりと過ごすことを目指します。

 

目的地への移動も含めて旅の一部とし、移動手段も徒歩や自転車、鉄道などゆっくりと景色を楽しめるものを選びます。目的地では地元の文化や食事を楽しむ時間を大切にします。言い方を変えれば行き当たりばったりの時間計画のない旅もたまには楽しいものです。普段時間に追われている事が多いのでたまにはそんな時間の過ごし方も良いものです。

スローワーク

スローワークは、仕事を通じてスローライフを実現する方法です。効率や生産性を追求するのではなく、仕事そのものを楽しむことを重視します。また、ワークライフバランスを大切にし、仕事だけでなくプライベートの時間も充実させます。

私のスローライフ体験談

私自身もスローライフを実践しています。

 

都市部の忙しい生活から離れ、少し田舎で自然と共生する生活を送っています(ほんの少しだけですが)。

 

自分で野菜を育て、手作りの料理を楽しむ時間は、心に余裕をもたらします。また、地域の人々とのつながりも深まり、キュウリの上手な作り方やそれぞれの野菜の植える時期を近所の先輩たちに聞く事により人間関係も円滑に、町内の行事などでの情報共有等各所でストレスも大幅に減りました。スローライフは、私にとって本当に大切なものは何かを見つめ直すきっかけとなりました。

まとめ

スローライフは、自分の時間を大切にし、自分らしい生活を送ることを目指すライフスタイルです。

 

物質的な豊かさよりも時間の豊かさを求め、自然と共生し、地域社会とのつながりを大切にします。スローライフを送ることで、心身の健康を保つとともに、本当に大切なものは何かを見つめ直すきっかけを得ることができます。皆様も少しずつでも時間の質に目を向けてみても良いかもしれません。

 

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