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家事導線に優れたランドリールームのある間取り計画のコツ【メリットデメリット・失敗例・広さ】 

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ランドリールームはあれば確実に便利で、家事の負担を軽減できるスペースです。でも、、、間取り・設備・他の居室との位置取りで失敗すると、「洗濯機を回して干すだけの場所」になってしまうということも。

 

失敗した!」とランドリールームを作ったことを後悔してしまうのは、間取りに失敗しているからということがほとんどなのです。

 

なぜ失敗してしまうのか?

 

それはランドリールームを作るか、作るならどのように作るか、毎日の家事導線をしっかりシミュレーションして使いやすい間取りを検討する、ということに失敗してしまっているからに他なりません。

 

そこでここでは、ランドリールームのある間取りが必要なのか、作る場合どのように検討したら失敗しないのか、どのようなプランが失敗しないか事例を含めてご紹介します。

 

せっかくのお家を大好きになっていたただき、家族の時間をより豊かで笑顔の多いものにしていただくため、ぜひご覧ください。

 

ランドリールームのある間取りでよくある失敗例

ランドリールームの間取りに失敗してしまうと、『使い勝手が悪くて活用しきれない…』と残念な結果になってしまうこともあります。

 

お家にランドリールームが本当に必要なのか、どんなランドリールーム・家の間取りにしておくと使いやすくなるか検討する上で、どのような後悔事例があるのか知っておくことも大切なポイントです。

 

以下にランドリールームを含む間取りに関する失敗・後悔事例をまとめましたので、チェックしていきましょう。

 

  • 狭くて使いずらい
  • 湿気が酷くカビが生える
  • 導線が悪くわざわざ使うことが少なかった
  • 作業台を作ったものの狭くて邪魔
  • 作業台を作らなかったので作業がはかどらない
  • スロップシンクを付けたがあまり使わない
  • スロップシンクを付けておけば良かった
  • 物干パイプの設置場所が悪く洗濯物が邪魔
  • 物干パイプの設置数が足りなかった
  • ファミリークローゼットも作り併設すれば良かった
  • コンセントが足りなかった
  • 日当たりが悪く部屋干し効率が悪い
  • 洗面所・脱衣所と併用にしたので来客時がストレス

狭いランドリールームでは作業がしずらく、洗濯物を干すと身動きが取れない!というケースもあります。またせっかくランドリールームを作ったものの、導線が悪くて使い勝手が悪いとなっては意味がありません。

 

他にも、作業効率を考えて作業台を設置したのに、狭くて邪魔になってしまうこともあれば、作業台がないために作業しずらいという声もあります。

 

またコンセント・物干しパイプ・スロップシンク・収納・クローゼットなどの設備が必要かどうかは、ご家庭でのランドリールームの活用方法によって異なるもの。確保できるスペースによっても、異なる部分も大きいため、事前のシミュレーションが重要です。

 

続けてご紹介する「失敗しないランドリールームのある間取り計画のコツ」も参考にしていただくと、満足のいく間取り計画がしやすいでしょう。

 

失敗しない!ランドリールームのある間取り計画のコツ

ランドリールームを含む間取り計画を成功させるには、以下のコツを参考にプランニングしていただくのがおすすめです。

 

  1. ランドリールームでどんな作業をしたいかピックアップ
  2. 来客時も含め独立or併用間取りどちらが良いか決定
  3. ランドリールームにできるスペースがどの程度か検討
  4. 作業するにあたり必要な広さ・設備に沿って計画
  5. 作業時をシミュレーションして効率的な配置を検討
  6. 悩んだ時はプロに相談

 

以下でそれぞれ詳しく解説します。

 

ランドリールームでどんな作業をしたいかピックアップ

ランドリールームの使い方はご家庭により様々なニーズがあるはずです。

  • 洗濯機をおいてすぐ干せるようにしたい
  • 部屋干しできるスペースが欲しい
  • 洗濯物を取り込んでその場で畳みたい
  • アイロンがけをしたい
  • 靴洗い・余洗いなどもしたい
  • 脱衣所を兼ねるのでタオルや下着類も収納したい
  • 畳んだものをすぐにしまえるファミリークローゼットも欲しい

どのような作業をランドリールーム内でこなせたら良いと考えているのか、具体的に日常の家事の風景を思い出しつつ検討してください。

 

また現状、「洗濯物を畳んでから、しまう場所が遠くて不便」・「洗濯機から物干しまで遠くて不便」など抱えている課題があるのであれば、解決するためにどんなスペースにしたいのかも考えてみましょう。

 

来客時も含め独立or併用間取りどちらが良いか決定

洗面所と脱衣所が併用する間取りになっているご家庭は多くあります。

 

さらにそこにランドリールームも併用する場合、独立間取りにするか、併用間取りにするかも事前に検討しておくことが大切です。

「来客時に洗濯物が見えてしまうのがいや」
「来客時に洗濯物が見られるのが嫌で、部屋干しできない」

といった声もあります。この場合、部屋干しなのか、乾燥機を利用するのかも重要な検討ポイントになりますが、来客があった場合に困ると考えるのなら、来客頻度も含めて考えましょう。

 

ランドリールームにできるスペースがどの程度か検討

ランドリールームを独立間取りにした場合、併用間取りにした場合で、それぞれどの程度のスペースが確保できるのかということも重要です。

 

独立間取りにしても十分な広さが確保できる場合は問題ありませんが、使い勝手の悪い広さになるのであれば、併用間取りにすることも含めて検討してみてください。

 

作業するにあたり必要な広さ・設備に沿って計画

最初にピックアップした「ランドリールーム内でこなしたい家事」を行うにあたり、どの程度の広さがあれば実現できるか、それに必要な設備は何かを考えましょう。

 

例えば部屋干しスペースとして活用する場合、雨の日のことなども考えるとサーキュレーター・除湿器などが必要になるケースが多いでしょう。(窓と換気扇があれば、サーキュレーターだけでも十分に乾きます。ふわっとした仕上がりにはなりませんが…。)

 

アイロンをかけたい・収納も兼ねているから除湿器も欲しいのであれば、コンセントの数・設置場所の検討も重要です。また洗面所と併用する場合は更にドライヤーなどの家電も使うことになるため、収納・コンセントの数もカウントしてください。

作業時をシミュレーションして効率的な配置を検討

ランドリールーム内や必要な場合、収納やクローゼットを含めた配置を計画する際、実際にそこでどう動くかをシミュレーションしながら検討すると失敗しずらくなります。

 

例えば「洗濯機から出した洗濯物をそのまま干したい」という希望があるのなら、洗濯機の近くに物干し設備が必要です。洗濯物が多い場合は物干しパイプ1本では足りない場合もあるでしょう。部屋干しもそのまま行うなら、サーキュレーターなどを近くにおけるような配置にしておく必要も出てきます。

  • 乾いた洗濯物を畳むとき
  • アイロンをかけるとき
  • ランドリールーム内で使うものを取り出す
  • 収納するとき

それぞれの作業時に、どのような配置になっていると動きやすいか考えて計画すると、家事導線の最適化が図れます。

 

悩んだ時はプロに相談

「色々考えていたらどうするのがベストかわからなくなってしまった…」
「こんなランドリールームが欲しい、という希望はあるけど間取りで失敗したくない!」

 

このような方には是非、当社のような工務店・ハウスメーカーでプロにご相談いただくことをおすすめします。

 

これまでの施工事例も踏まえつつ、リフォームでうかがったお客様の困りごとや課題、逆に「こういう作りにしたからとても気に入っている!」という事例をもとに、ご家族にとって最適なランドリールームの間取り計画のご相談に乗らせていただくことができます。

 

まずは相談だけでももちろん構いません。是非お気軽にご相談ください。

 

使い勝手の良いランドリールームの広さ

ランドリールームを設ける場合、2~3畳の広さを確保するのが一般的です。収納を多めにしたい場合には、1畳ほど余裕をもって計画すると良いでしょう。

 

2畳未満にして洗濯機をおいてしまうと、かなり窮屈な作りになってしまい、作業しずらくなってしまいます。この場合、洗面所や脱衣所と併用することを踏まえて間取りを計画するのがおすすめです。

 

敷地面積が30坪・40坪とあるのであれば、他の居室数にもよりますが、理想的とされる2畳以上のランドリールームを独立で設けることも難しくありません。

 

洗面所や脱衣所と併用にしても3畳程度になってしまう。でも洗面所は絶対に広々空間にしたい!

ママ

このような場合には、作り付けで折りたためる作業台にしたり、収納力のある棚を造作し天板を作業台として使えるようにする、というのも有効策ですので、併せて検討してください。

 

家事動線に優れたランドリールームのある間取り例

計画時の参考になる、家事導線に優れたランドリールームを設けた間取りをご紹介します。

 

独立ランドリールームとファミリークローゼットのある間取り

脱衣所として洗面所を設け、隣接して扉でランドリールーム・ファミリークローゼットとして利用するウォークインクローゼットを設けた間取り事例です。

 

ランドリールーム・洗面所はファミリースペースとして切り離した間取りでもあり、来客時にはトイレの横に洗面台も設置されるなど工夫している点もポイントです。

 

キッチン・ランドリールーム・浴室はそれぞれ行き来しやすく、何かをしながら他の家事を進める、ということもしやすい間取りになっています。

 

また、ランドリールームのドアを開け放しておけば、入浴時に脱衣したものをそのまま洗濯機に入れられ、乾いたらすぐタオル類・衣類に分けて収納できる導線で無駄な動きが少なくなりますね。

 

ランドリールーム・洗面所を併用し朝の支度までの導線に優れた間取り


寝室に隣接して、ウォークインクローゼットを配置、洗面所への行き来もできるよう導線を考慮した間取り事例です。

 

トイレをホールに設置しているため、ホールに面してリビング・キッチンを配置するとより一層、一日を通しての導線がスムーズになります。ファミリースペースとして使えるよう設計されている点は先の事例と同じで、作業しやすい広さと、徹底した導線設計が魅力的な間取りになっています。

 

ランドリールームを設けるメリット・デメリット

ランドリールームを設けることで、どのようなメリット・デメリットがあるのかも見ておきましょう。表にまとめました。間取りを含め、ランドリールームを設置するのが良いか検討する際にチェックしてみてください。

 

メリット デメリット
天候を気にせず洗濯物が干せる 建築コストがかかる
部屋干ししても邪魔にならない ある程度広さが必要なので他の居室スペースが減る
洗濯に関わる家事効率がUPする 換気効率を考えておかないとカビが生えやすい
花粉や黄砂も気にしなくて良くなる しっかり考えないと不要なスペースになりがち
(間取りにより)洗濯物を片づけるのがになる

 

ランドリールームを洗面所・脱衣所と併用する間取りにした場合のメリット・デメリット良く乾く・使いやすい ランドリールームの収納で後悔しない6つのポイント~後悔事例・窓問題~で詳しく取り上げています。あわせてご覧ください。

 

後悔しないランドリールームのある間取り検討には具体的なシミュレーションが重要

ランドリールームはあれば便利な部屋であることは間違いありません。ですが、導線を考えておかないと無駄なスペースになってしまうものでもあります。

 

後悔せず「ランドリールームを作って良かった♪」と感じていただくためには、毎日の家事をどうしたら楽にできるか、とあわせて洗濯するとき・乾いたときなどどう動けたら理想的か、シミュレーションすることが重要です。

 

こちらで紹介した事例も含め、後悔しない間取り計画のコツも参考に、是非最高の間取りプランを完成させてください。

 

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