土間収納があるだけで玄関は広々、間取りによってはリビングも広々感じられるのでいいですよね!
たくさんモノをしまえて便利♪と思われがちな土間収納ですが、デメリットやご家庭にあった間取りを考えておかないと、「土間収納を作って失敗した、、、」と後悔してしまう可能性も。
その一方で、土間収納をつけなかったことで「玄関がモノであふれて後悔している」という声もあり、「土間収納 なし 後悔」と検索して情報を集めている方も多いようです。
今回は、本当にあった土間収納の失敗エピソードをまじえながら、土間収納なしだと後悔するのかどうか、失敗しない間取りアイデアや使いやすさをアップできる4つのポイントまでまとめて解説します。「作って失敗」も「作らなくて後悔」も、どちらも防げる内容になっているので、ぜひ最後まで読んでみてください!
※この記事は2026年9月に内容を加筆・更新しました。
土間収納で思わぬデメリットもあったよ。失敗したくない人はエピソード読んでね。とほほ
パパ
◆この記事はこんな人におすすめ
⇒土間収納を作りたい!けど具体的にどうしたらいいかわからない
⇒土間収納なしの間取りにして、あとで後悔しないか不安
◆この記事を読むとわかること
⇒土間収納を失敗しないポイント
⇒土間収納の使いやすさをアップするコツ
土間収納とは?どんなメリット・デメリットがあるの?

土間収納とは、玄関土間(靴のまま歩ける床部分)にもうけた収納スペースのことを指します。靴やコート、スキーやゴルフといったスポーツ用品まで収納できるので便利なスペースです。
最近では、玄関に土間を作ってそこをそのまま見せる収納にしたり、趣味の空間として活用する方もいます。
土間収納にはこんなメリットがある!
お子さんが小さいご家庭では、遊び道具を置いたり、自転車を置けるので、お出かけする際にさっと取り出せるのもメリットです。日常的に使うモノだけでなく、防災グッズなどのアイテムをしまうこともでき、災害大国になりつつある日本では有効活用できるスペースですね。
屋外に物置を配置して収納を増やす方法もありますが、物置だと靴を履いて外に出ないといけないので、少し手間がかかります。その点、土間収納なら雨や雪の日でも気にせず、屋外で使うモノをさっと出し入れできるのがうれしいところです。
土間収納のデメリットで失敗したと感じること
- 玄関先が汚れやすくなる
- 湿気やカビの原因になることも
- 玄関やリビングが狭くなる
土間収納には、ガーデニング用品・アウトドアグッズ・お子さんの外遊びグッズ・自転車など、屋外で使うモノを収納するので汚れやすいのがデメリット。
傘やレインコートなど水気のあるモノを収納することもあり、湿気が原因でカビが生えてしまうということも考えられます。
土地の広さや設計によっては、玄関部分が狭くなったり、リビングなどの他スペースが削られることもあります。土地の中で建物を建てられる面積(建ぺい率)が決まっているので、決められた面積の中に土間を設置する以上、避けては通れない問題です。
本当にあった!土間収納の失敗エピソード

これはとあるお宅での実例です。「おしゃれで人とは違う家にしたい!」というご主人たっての希望で土間付きの一戸建てを新築されたAさん。家族構成は、奥さん・3歳の息子さん・0歳3ヶ月の娘さんの4人暮らし。
間取りは玄関を入ったらすぐ土間(横長7畳)、一段上がってリビング(16畳のLDK)、キッチンが仕切りなく続いています。土間の端には引き戸を備えつけ、大き目の収納を設置。
当時、奥さんは「部屋が広いほうが絶対良い!!子どもが走り回って遊べるような間取りにしたいし、落ちても転んでも痛い土間はヤダ!」と主張したものの、聞き入れられず土間が作られました。土間なんてどうやって使うの、、、?と思っていた奥さんですが、新居に引っ越し後にこんなことを思いつきました▼
そうだ!息子の自転車置けば雨でも雪でも汚れない♪
ママ
しかし、ご主人は
土間(のコンクリート)が汚れるからダメ
パパ
と一蹴。
これでかなり激しく、長期的なバトルに発展したというお話があります。
このお宅ではリビングから一段(といっても18cm程度)下がって土間がある作りのため、ハイハイし始めた娘さんにとっては少々危ないシーンもあり、目が離せないという奥さんの強い要望に負け、旦那さんは柵を付け落下防止をしました。
しかし結局、走り回りたいお年頃のお子さん2人が土間を嫌がることもあり、結局は玄関部分を残し、ご主人がDIYで床を増床したのだそうです。(土間でも走り回っていたころは、お子さんの靴下が面白いほどのペースで穴が開いていた、という余談もあります)
ご家族で土間の使い方について納得いくプランを練っておくことも重要ですが、、、
間取りとして、壁面収納をしたり、階段下も有効活用するための土間などではない場合には、しっかりプランニングしてから土間収納を設置するほうが良いでしょう。
そうでなければAさん家のように、「土間収納作って失敗したー」という実例の1つになりかねませんのでご注意を。
土間収納「なし」だと後悔する?
ここまで「作って失敗した」お話をしてきましたが、逆に「土間収納なしの間取りにして、あとで後悔しないかな?」と迷っている方も多いのではないでしょうか。
結論からいうと、土間収納なしで後悔するかどうかは、「玄関まわりに置きたいモノがどれだけあるか」で決まります。ご家庭によって答えが変わるので、後悔しやすい場面と、なしでも困らないケースの両方を見ていきましょう。
土間収納なしで後悔しやすい場面
土間収納をつけなかった方からは、次のような場面で「やっぱり作ればよかった、、、」と感じるという声があります。
- ベビーカーや子ども用自転車の置き場がなく、玄関をふさいでしまう
- アウトドア用品やガーデニング用品を家の中に持ち込みたくない
- お子さんの外遊びグッズが玄関に散らかる
- 家族が増えて、靴箱に靴が入りきらない
- 災害用の備蓄品や防災グッズの置き場に困る
共通しているのは、「外で使うモノ」「土足のまま扱いたいモノ」の行き場がなくなるという点です。こうしたモノは室内のクローゼットにはしまいにくいので、土間収納なしだと玄関のたたきに直置きになりがちで、「玄関がいつも散らかっていて後悔している」につながりやすいんですね。
土間収納なしでも困らないケース
一方で、土間収納なしでもまったく困っていない、というご家庭もあります。
たとえば、屋外の物置や大型のシューズボックスで、代わりの収納を確保できているケース。外で使うモノは物置へ、靴は大きめの靴箱へ、と行き先が決まっていれば、玄関の中に土間収納がなくても後悔しにくいでしょう。
また、そもそも玄関まわりに置きたいモノが少ないご家庭や、土間収納を作って玄関やリビングが狭くなるほうが嫌だ、という方にとっては、土間収納なしの間取りのほうが快適という可能性も十分あります。
つまり「なしだと必ず後悔する」「なしでも大丈夫」とどちらか一方に断定はできず、「何をどこにしまうか」を先に決めておけば、土間収納なしでも後悔しないというのが答えになります。次の章で、その考え方を具体的にご紹介しますね。
土間収納を失敗しない大切なポイント2つ
土間収納を作る場合も、なしにする場合も、考え方の基本は同じです。ここでは、土間収納で失敗しないために特に大切なポイントを2つに絞ってご紹介します。
ポイント①まずは「何を収納するのか」を決める
まずは土間収納に「何を収納するのか」を決めましょう!しまうモノの大きさや数が決まると、必要な広さや間取りがわかります。
たとえば「ベビーカーと自転車を置きたい」なら床面積に余裕が必要ですし、「靴と傘だけ」なら棚を中心にコンパクトにまとめられます。モノが大きく土地の広さが限られている場合には、屋外に物置を設置した方がいいケースもあるので、柔軟に方法を考えることが可能です。
ポイント②ウォークインかウォークスルーかタイプを選ぶ
土間収納のタイプは、大きく分けてウォークインとウォークスルーの2種類があります。
ウォークインは、玄関から入って同じ場所から戻る「行き止まり型」で、収納力を確保しやすいのが特徴。ウォークスルーは、土間収納を通り抜けてそのまま室内へ入れる「通り抜け型」で、帰宅後の動線がスムーズになります。
収納するモノに合わせて、室内から靴を履かなくても出入りできるタイプにするか、土足でしか行けないようにするのか、家族の動線をイメージしながら考えるといいでしょう。
住宅のプロが解説!土間収納を失敗しない間取りアイデア
ライフスタイルによって、ご家庭にあった土間収納の間取りに有効なタイプは異なります。参考例としていくつかのパターンを紹介してみますね!
ビルトインガレージは土間収納を有効活用しやすい

1F部分は駐車場があるから狭くなるという場合には、思い切って土間を広くして、2階への階段下のスペースを有効活用できるようにする方もいます。
あえてシューズクローゼットを作って空間を仕切る方法もありますが、この方法ではシューズクローゼットだけでなく、玄関先で必要になるものを気軽に収納できる点がメリットです。
玄関先で羽織るコートやジャケット、自転車やアウトドアグッズなどなどをさっと手に取り、出かけられるようにもなります。
カーテンや間仕切りで空間を仕切る方法
扉を付けるのも一案ですが、そこまでしなくてもいいかなと思えるのであれば、天井にカーテンレールをつけたり、2mほどの高さの間仕切りで仕切る方法もおすすめです。
オシャレなカーテンなどでさっと目線だけを遮ることで、使い勝手もよくなります。
とくに、土間の収納部分を小さく作る場合には、扉を付けることで狭く感じたり、使いやすさに制限がでてしまうことも防げるので便利です。
扉を上手く活用した土間収納アイデア
ある程度の開口で土間収納を作り込める、というなら扉を付けてしっかり区切ることで、土間部分と収納部分を分けて使うことができます。
気軽になんでもしまえる収納として活用したり、見せる収納スペースとして使用したりするのもいいですよ♪ 「我が家は土間を大きく作りたいぞー!」という方にはおすすめです。
間取りと使い方次第では、リビングの延長として開放的な空間として使うこともできます。
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土間収納の使いやすさを高める4つのポイント

土間収納はちょっとした工夫を施すだけで、より使いやすい空間になります。ここからは、土間収納の機能性をアップできるポイントを4つご説明するので、ぜひ役立ててみてくださいね!
可動棚にすると土間収納が使いやすくなる
棚は可動式のものがおすすめです。モノの大きさに合わせて棚の高さを自由に調整できるので、お子さんの成長に合わせて増えたり大きくなったりするモノにも対応でき、土間収納スペースを有効活用できます。
土間収納に照明とコンセントを設置すると失敗しない
照明があると、やはりモノを探しやすいですし、DIYが趣味の方であれば、コンセントを設置しておくことでモノ作りもはかどります。照明には天井に埋め込むタイプもあるので、釣具などの長いアイテムをお持ちのご家庭であれば、当たる心配はありません。
最近だと、Wifiのルーターを見えないように土間収納にしまう方も。こういうときにもコンセントを設置しておくとその場で使えて、収納の外までコードがでる!こともないのでおすすめです♪
土間収納に扉をつけるか迷った時に考えること
おしゃれな空間、リビングの延長として広い土間を検討されているなら、扉付きの収納がおすすめです。扉をつけると、生活感を隠せるので急な来客が来ても安心ですから。笑
ただ、収納するモノの大きさによっては扉があると、モノの出し入れがしにくくなることも考えられるので、間仕切りだけを設置して使いやすさを兼ねそなえる方法がいいでしょう。
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土間収納に関するよくある質問
最後に、土間収納についてよくいただく質問をQ&A形式でまとめました。
Q1.土間収納で失敗しやすいのはどんなことですか?
多いのは「汚れやすい」「湿気がこもってカビが生えた」「玄関やリビングが思ったより狭くなった」という3つです。
汚れや湿気は掃除のしやすさや換気を考えておくことで、広さの失敗は「何をしまうか」を先に決めておくことで防ぎやすくなります。この記事の失敗エピソードや、失敗しないポイント2つもあわせて参考にしてください。
Q2.土間収納はなしだと後悔しますか?
しまいたいモノ次第で、「なしだと必ず後悔する」とは限りません。
ベビーカー・自転車・アウトドア用品など「外で使うモノ」が多いご家庭は、置き場に困って後悔しやすい傾向があります。一方、屋外の物置などで代わりの収納を確保できるなら、なしでも困らないケースも多いです。詳しくは本文の「土間収納「なし」だと後悔する?」の章をご覧ください。
Q3.土間収納の広さはどのくらい必要ですか?
しまうモノの大きさと量で決まるため、「何畳あれば正解」という基準はありません。
靴や傘が中心ならコンパクトでも足りますし、ベビーカーや自転車まで置きたいなら床面積に余裕が必要です。一般的には1〜2畳程度から作られることが多いですが、まずは「何をしまうか」をリストアップしてから広さを決めるのがおすすめです。
Q4.土間収納に扉は必要ですか?
扉をつけると生活感を隠せるので、急な来客のときも安心です。ただし、大きなモノの出し入れがしにくくなる面もあります。
収納部分が小さい場合はあえて扉をつけず、カーテンや間仕切りで目隠しする方法もあるので、しまうモノと使う頻度に合わせて選ぶといいでしょう。
まとめ 土間収納を失敗しないために何をしまうか決めよう!

土間収納は、リビングやキッチンなどのスペースと比べると狭い空間なので、「何をしまうか」を考えておかないと、住みはじめてから「使いにくい」「失敗した!」と後悔してしまいます。
そしてこれは、土間収納を作る場合だけでなく、なしにする場合も同じ。外で使うモノの行き先さえ決まっていれば、土間収納なしでも後悔しない家づくりは十分可能です。
今回紹介した失敗エピソードのご家庭のように家庭内バトルを起こさないためにも、今一度「何をしまうか」を考えて、広さや間取りを検討してみてくださいね。
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