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ハニカムスクリーンのデメリット6つと特徴を押さえ断熱性能を高めよう

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ハニカムスクリーンは断熱性能が高い!と聞いたことはあるけど、デメリットはないのかな?と気になる方も多いでしょう。メリットもさまざまあるハニカムスクリーンですが、デメリットもあるので注意が必要です。

しかし、あらかじめ対処法を知っておくことで住まいにあったタイプを選ぶことができるので後悔しないんです。今回はハニカムスクリーンのデメリットから選び方までご紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。

◆こんな方におすすめの記事
⇒ハニカムスクリーンを検討している
⇒設置して後悔しないか心配

◆この記事を読むと分かること
⇒デメリットがわかると対策ができる
⇒自宅に適しているハニカムスクリーンがわかるから後悔しない

ハニカムスクリーンとは?実は電気代節約にもなる?!

夏

冬

(引用:ニチベイ「レフィーナ25/45カタログ」より)

ハニカムスクリーンは普通のブラインドとは性能が大きく異なり、窓辺に設けると夏の暑さや冬の寒さを防ぐ特徴があります。

断面が蜂の巣のような六角構造になっていることから「ハニカムスクリーン」と呼ばれており、この断面の構造が空気層を作り断熱性能を高める役割を持っています。

また「ハニカムシェード」「ハニカムブラインド」と呼ばれることもありますが、メーカーによって呼ぶ方が異なるだけで機能性は同じです。

外気の熱が入るのを防ぐだけではなく、室内の熱を逃げるのを防止する役割もあります。エアコンの冷暖房で快適な温度に保たれた室内の空気を一定に保つことができ、暖房費の節約にもつながります。

省エネや節約意識が高まっている最近では、住宅の窓にガラスが二重になった「ペアガラス」を設置することが多くなりました。窓は家の中で1番熱伝導率が大きい場所なので、1枚のガラスの窓だと外の熱が室内に入りやすくなってしまいます。

しかし、ペアガラスにすることで空気層が作られることで熱伝導率を少なくでき、室内を快適な温度に保つことが可能です。

ガラスの熱伝導率は0.55 W/m・K、木材の熱伝導率は0.15 W/m・Kと言われています。それらに比べ、空気の熱伝導率は0.0241 W/m・Kと言われています。数字で見てみると一目瞭然!空気は熱伝導率が低いことがわかりますね!

このように窓の断熱性を高めるためにもハニカムスクリーンを併用することで、エアコンにかかる電気代の節約にもつながるのです。

ハニカムスクリーンにはこんな3つのメリットが!

  • 断熱性能が高い
  • 見た目がおしゃれ
  • カーテンレールなしでも設置可能

日差しを抑えると日当たりの違いで起こる部屋の温度差も抑えることができるため、家全体の温度を一定に保つことができ、よりエアコンの冷暖房の効果を高めることにつながります。

ハニカムスクリーンは、空間にスタイリッシュでおしゃれな雰囲気を与えます。窓枠内のきちんとおさまるので、カーテンと異なり長さを気にする必要がありません♪

カーテンレールなしでも取り付けることができるので簡単に備えれるのも嬉しいポイントです。もちろん、カーテンを使っていたけどハニカムスクリーンに変えたい場合にでも取り付けることができます。次にような取り付け方法があるので、カーテンレールがあっても大丈夫です。

  • 窓枠天井付け
  • 窓枠正面付け
  • 壁面付けカーテンボックス取付け
  • カーテンレール付け

メーカーさんによって取り付け方法が異なるので、気に入ったハニカムスクリーンがあれば設置方法を一度調べてみるといいでしょう。

ハニカムスクリーンのデメリット6つと対処法

断熱性能が高いハニカムスクリーンですが、いくつかデメリットもあります。設置後に後悔しないためにも、あらかじめデメリットと対処法を押さえておきましょう。

デメリット1:カーテンよりお手入れがかかる

基本的にはお手入れ不要ですが、こまめな掃除をしないとホコリが溜まりやすいのがデメリットです。ハニカムスクリーンはカーテンのように洗えないため、日頃からハンドモップなどでホコリをとることが大切ですが、汚れがついてしまうケースもあるでしょう。

しかし、水拭きすると変色してしまう可能性があるので「乾いた布で拭き取る」もしくは「水で濡らし固く絞った布で軽く拭き取る」程度にしておくことを忘れずに!

デメリット2:窓ガラスに結露が生じやすい

ハニカムスクリーンは断熱性能が高いゆえに起こるのが「結露」で、外気温と室温に大きな差が生まれるからです。

結露をそのままの状態にしておくと、カビが発生してしまいます。カビはアレルギーの原因といわれていますが、ダニが繁殖してしまう可能性があります。

結露を抑えるためにも、窓とハニカムスクリーンに少しゆとりを持って設置することが大切です。

デメリット3:シワや跡が残る可能性がある

ハニカムスクリーンはデリケートな素材なので、力を入れすぎるとシワや跡が残りやすいので気をつけましょう。

ハニカムスクリーンの上げ下げに必要な紐がついていますが、子どもやペットが噛んだり引っ張ったりと遊んでしまう可能性があります。紐をクリップで束ねて高い位置に固定したりしておきましょう!

デメリット4:部屋が暗くなりやすい

ハニカムスクリーンは日差しを遮るためのものなので、スクリーンを下ろしている最中は部屋の中が暗くなってしまいます。お庭の景色を楽しみたい方にとって、室内から景観を楽しめないのは残念なポイントかも。

しかし、ツインタイプのハニカムスクリーンを設置すると、日差しと景観を楽しめるのでおすすです。ツインタイプとは、2つの素材を使用したハニカムスクリーンのことで、中央にバーが備えられています。上部には薄手の調光素材を使用したり、下部にはプライバシー確保のために遮光素材を高いものを使用したりといった組み合わせることが可能です。

住まい環境に合わせてスクリーンの位置を固定できるので、自由に彩光を調節しやすいできる特徴があります。

デメリット5:大きいサイズは重量感がある

ハニカムシェードは一見軽そうに見えますが、けっこう重量感があります。とくに厚みのある遮光タイプの生地やサイズが大きい窓は、ハニカムスクリーンの上げ下げする際に紐に手が食い込むくらい重たい場合もあるんです!!汗

1日に数回であれば手の筋トレには最適かもしれませんねww

大きな窓に設置する方は、ハニカムスクリーンを1つではなく2つにすると重さを軽減できます。予算と検討しながら設置してみてくださいね。

デメリット6:商品やサイズによっては偏りがある

ハニカムスクリーンの構造上、六角形になっているので少し見た目が凸凹しています。この凸凹があることで断熱性能の効果が期待できるのですが、大きなサイズになるとハニカムスクリーン自体に重みが加わるため、上部は伸びて床付近は狭まってしまいやすいで偏りが気になってしまう方もいるでしょう。

選ぶ素材や大きさによって偏りの有無があるので、まずは1台だけ購入して性能を確認した後に複数の取り付けをしていく方法がいいかもしれませんね。

窓のサイズにあっていないと、サイドに隙間がでいたり、丈が足りないもしくは長すぎるといったことが考えられ、遮熱効果も期待でいなくなってしまう可能性があります。そのため、既製品よりもオーダーメイドがおすすめです。

ハニカムスクリーンの失敗しない選び方を解説!

ハニカムスクリーンの断熱性能をデメリットを抑え最大限に活かすためにも、どのタイプや素材を選ぶかがポイントです。以下では、ハニカムスクリーンの種類とそれぞれの特徴を解説するので、ご自分の生活スタイルをイメージしながら参考にしてみてくださいね!

3つのスタイルと生地

ニチベイのハニカムスクリーン レフィーナ サーモブロックタイプ 断熱シールド

引用:ニチベイ「レフィーナ25/45カタログ」より

最近のカーテンは種類が豊富で自分の家にあったものを選択することができるので、どのような種類があるか知っておくと選びやすくなります。ハニカムブラインドには、スタイルと生地それぞれ3種類ずつあります。

すべて同じ素材を使用しているシングルスタイル。上と下で違う素材の使用しているツインスタイル。3段階で素材を切り替えることができるアップダウンスタイルの3種類と「遮光」「防火」「採光」の3種類の生地があります。場所によってブラインド生地を使い分けれるので使い勝手はいいでしょう。

  • シングルスタイル

シングルスタイルは1枚の生地の上げ下げで採光と視線を調節するだけで、視線を遮断して風だけを通したい!って時にはあまり向いてないかも…..窓を開けたままブラインドを使っているとバタバタと音が鳴ってしまうからです。

  • ツインスタイル

ツインスタイルはシースルー生地と不透明、遮光生地の組み合わせが自由に決められるので、場面に応じて光や視線を遮ることができます。カーテンと変わらず同じように使用することができます。

  • アップダウンスタイル

アップダウンスタイルは3段階に生地が切り替えられているので、場面に合わせた採光の取り方ができます。部屋のイメージに合わせてスタイルや生地を変えていくと楽しく自分好みの部屋ができるタイプです。

6つの開閉方法

ハニカムブラインドは多くのメーカーが製造販売しています。今回は、ニチベイさんのハニカムブラインドで開閉方法を見ていきましょう。自分の家にはどれがあっているのかどんなデザインが良いのか、決めてるだけで楽しめます。(参考:ニチベイ「レフィーナ25/45カタログ」より)

  • スマートコード式

スマートコード式は、ループレスで安全性が高くなっています。昇降・調光をそれぞれ1本のコードで簡単に操作できます。よくあるようなコードが輪っか状になったものではないので小さなお子さんが居る家庭でも安心して使用することができます。輪っか状だとお子さんから目を離したすきに、、なんてことがあったら大変ですもんね。

  • コードレス式

コードレス式はブラインドについているクリップを上げ下げで簡単に操作できます。コードチェーンも下がっていないのですっきり見え、小さなお子さんが居る家庭でも安心して使用すことができます。簡単な操作なのでお子さんでも簡単に開閉することができます。

  • コード式

昇降・調光を別々のコードで調節していきます。コードを下に引くとブラインドが上がり、動きを止めた位置で停止します。下ろしたい時はコードを軽く引くとストッパーが外れ、止めたい位置でコードを引くと止まります。

  • チェーン式

昇降を別々のコードで調節します。昇降はボールチェーンで行います。少し引いて手を離すと自動的にブラインドが下がります。上げるときは、手前に下げます。調光はコードで調節していきます。コードがいっぱいあってぐちゃぐちゃ、、ってこともあり得るかもしれませんね。

  • ワンチェーン式

昇降・調光をループ状の1本のチェーンで調節します。手前のチェーンを下に引っ張るとブラインドが上がり、少し引いて手を離すと下がります。調光は奥側のチェーンで調節します。

  • 電動式

手動ではなく、リモコンや壁付けのコントローラーで調節します。離れた場所からでも操作ができるのでとても便利です。吹抜けについた窓や手の届かないトップライトに電動式のブラインドをつけると簡単に開閉ができます。

  • おまけ:トップライト用

SEIKI(セイキ)のハニカムサーモスクリーン「トップライトタイプ」で ...

壁についている窓に比べて採光が取りやすい窓として、トップライトは使用されることがあります。採光を目的としているトップライトですが、やっぱり太陽光で暑い!ってなることもありますよね。昼間の時間は暑いだけでなく眩しいこともあります。

そんな暑さと眩しさを調節して快適な室温で暮らしたい!という方は、トップライト用に製造販売されているハニカムブラインドというものがあるんです。

水平、傾斜面の窓に対応していて、開閉は手動か専用の棒で開閉を行うことになります。専用の棒は約2mの伸縮ができるので高い位置のトップライトでも開閉することができるみたいです。

後悔しないためにもハニカムスクリーンのデメリットと対処法を知ろう!

ハニカムブラインドは断熱性に保温性に優れており、省エネにもつながるアイテムです。多くのメーカーが製造販売をしているので、自分の好みの素材や色、開閉方法を選んでみてくださいね!

いくつかデメリットもありますが、事前に対策をしておくことで失敗を防ぐこともできます。今回紹介したデメリットと対処法を参考にして、新しいお家を素敵で快適な空間にしていきましょう。

限られた予算の中で理想の家にしていくためにも、資金計画をしっかりとしておくことが大切です。資金計画について解説している記事がありますので、こちらも併せてご覧ください!

資金計画 資金計画書

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