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残土処分費用って意外にかかる。

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建築や土木工事においては、工事の過程で大量の土砂、いわゆる「残土」が発生します。

 

この残土の適切な処分は、環境保全や法規制の観点から重要な課題となっています。しかし、残土処分には法律に基づく手続きが必要であり、また処分には費用が発生します。この記事では、残土処分の基本的な知識から、手続きの流れ、費用の詳細、そして適切な業者の選び方までを詳しく解説します。残土処分について知識を深め、適切な処分を行うための参考にしてください。

 

と言いつつ、家を建てる方はそんなに細かい事は知らなくても問題ないと思いますが、土を処分するだけでもピンからキリまで処分費は変わります。

 

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残土処分とは

 定義と法律

残土とは、建築や土木工事の過程で発生する土砂のことを指します。

 

これらの土砂は、そのまま自然に戻すことができず、適切な処分が必要となります。残土処分は、廃棄物の処理及び清掃に関する法律や建設リサイクル法などの法律に基づいて行われます。表面が綺麗に見えていてもその下の土が結構汚い?コンクリート柄等が混ざっている事もしばしばあります。中には【確信犯】もいてて、古い看板や前回の解体時の基礎やプラスチックなども色々出てきます。

残土の種類

残土と言っても、主に土砂や石、コンクリートなどの建築廃材や、中には古看板やプラスチック・瓦木材の燃えカス等様々なものが地中から出てきます。これらは、その性質や処分方法により、一般廃棄物と産業廃棄物に分類されます。

残土処分の必要性

残土の適切な処分は、環境保全の観点から重要です。

 

また、適切に処分しないと、違法投棄となり罰則の対象となる可能性もあります。そのため、残土処分は専門的な知識と経験が必要となる作業です。

残土処分の手続き

許可申請

残土を適切に処分するためには、まず地方自治体からの許可を得る必要があります。許可申請には、工事の規模や残土の量、処分場所などの詳細な情報が必要となります。

残土の運搬

許可を得た後は、専門の業者によって残土が運搬されます。運搬には、専用のトラックや機械が使用され、適切な方法で運搬されます。

処分場所の選定

残土は、許可を得た処分場所に運ばれ、適切に処分されます。処分場所は、地方自治体が指定する公共の処分場所や、民間の処分場所などがあります。処分方法は、埋め立てやリサイクルなど、残土の種類や量により異なります。

残土処分の費用

 費用の内訳

残土処分の費用は、運搬費用、処分費用、業者の手数料などから成り立ちます。これらの費用は、残土の量や運搬距離、処分方法などにより変動します。

費用を抑える方法

費用を抑えるためには、適切な業者の選定や、適切な処分方法の選択が重要です。

 

また、残土のリサイクルを行うことで、処分費用を削減することも可能です。ここで言うリサイクルとは【場内処分】です。場内処分とはその敷地内で処分する事。一旦ほじくった土は平らにできないので、小さな里山を作ったりすれば子供の遊び場にも早変わりです。

費用の見積もり

具体的な費用を知るためには、業者から見積もりを取ることが必要です。

 

見積もりは、残土の量や運搬距離、処分方法などの詳細な情報に基づいて作成されます。処分場までの距離やどれだけ土が出るかによって大きく変わりますしその土の内容にもよります。【ミンチと言っていろんなものが混ざってしまっていて分別困難な残土】は処分費が高額になるか、受け入れ拒否なんて事もあり得ます。その場合は頑張って残土内の不純物?ゴミなどを取り除く必要がありますがこれも人の手でやるしかないので人件費が莫大にかかります。。。

 

土の特徴は掘り返すと空気を含む為、計算通りには収まらず、おおよそ1.4倍くらい土の量が多くなる事の方が多いです。例えば1M*1Mの範囲を0.5M掘る場合系s何で行けば0.5㎥ですが、実際は0.7~0.9㎥位に土が増えてしまいます。(空気を含む為)

残土処分業者の選び方

業者選びのポイント

残土処分業者を選ぶ際のポイントは、業者が適切な許可を持っているか、適正な価格設定をしているか、対応が丁寧かなどが挙げられます。

 信頼できる業者の特徴

信頼できる業者は、適切な許可を持っており、透明性のある価格設定をしています。

 

また、顧客のニーズに応じた柔軟な対応を行い、丁寧なサービスを提供します。

業者選びの注意点

業者選びの際の注意点としては、安易に安価な業者を選ばないことが重要です。

 

価格が不透明な場合や、適切な許可を持っていない業者は避けるべきです。自社の土場を持っている場合は他より処分費が安くなることはあります。土業界も横のつながりが強いため仲間内でやりくりする場合が多いのでそのタイミングに合えばお値打ちに何とかしてもらえる可能性もあります。

まとめ

残土処分は、建築や土木工事の過程で発生する土砂を適切に処分するための重要な作業です。

 

適切な許可を取得し、信頼できる業者に依頼することで、環境に配慮した適切な処分が可能となります。この記事を参考に、適切な残土処分を行いましょう。

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