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天井高ってどのくらいが快適?【快適に感じる天井高解説】

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注文住宅を建てられるほとんどの皆さんは家の外観や間取り・内装や設備については色々な希望や要望がある程度あって、それについては、色んな事を考えてきてくださいます。

 

ですが、それらの他にもう一つ、見逃さずに考えていただけたらもっと快適で素敵なお家づくりができるのに、、、というポイントがあるんです。

 

そう。それが今回のテーマである『天井の高さ(天井高)』なんです。

◆今回はこんな方の為に書いています。

⇒間取り以外でも快適に暮らしたいという方へ

⇒この室内落ち着かないぞ?と思った事がある方へ

◆今回の記事を読むとこんな事がわかります。

⇒(広い)と【広く感じる】の違いがわかります。

⇒高けりゃいいとは限らないという事がわかります。

天井高さで変わる快適性

天井高と簡単に口にする事はできても、その天井高によってその空間で快適に過ごせるかどうか、落ち着けるかどうか、解放感は?・・といったことが大きく変わってきます。

 

天井が高いこと、低いことにはそれぞれメリットデメリットもありますから、どのようなことがあるのか把握していただきながら、居室ごとに最適な天井高があるという事もご理解いただけるようまとめてまいりますのでぜひ最後までお目通しください。この天井高で同じ畳数でも広く感じたり狭く感じたりしますので注意が必要です。

天井高とは【メリット・デメリット】

天井高とは床から天井までの高さの事ですが、『家を買おう!建てよう!』というときに知っておいていただきたいポイントがあります。

それは天井の高さによって

  • 中に入ったときの部屋の広さへの印象が変わる
  • 場所と広さによってくつろぎ感がかわる
  • 冷暖房コストに差が出やすい
  • カーテンやインテリア選びにも違いが出てくる

 

ということをまず覚えて頂いて先を読み進めてみてください。

 

そう。

 

天井を高くすること、低くすることはそれぞれメリットデメリットもあり、住み心地も印象もかわってくるということ。

 

また【場所によって天井の高さ変えることで印象も住み心地も操作できる!】ということでもあります!!

 

まずは天井高を高くした場合のメリットデメリットと、低くした場合のメリットデメリットから見てみてください!

 

と、その前に一つだけ、天井高の最低ラインについても簡単にご紹介しておきますのでお目通し下さい。

天井高の最低ラインは建築基準法で定められる2100

天井の高さは居室として利用する個室に関して、2100mm(2m10cm)と建築基準法で定められています。(ですのでこの後解説していく天井を低くした場合については、最低でも2100とさせていただきますね)

とはいえ、リビングの一角に小上がりの和室を設けられるケースやスタディスペースを設ける場合は例外です。(リビングの一部として使うもので個室とは見られない為)

天井を高くする場合のメリット・デメリット

 

まずは天井高を高くした場合からチェックしていきましょう!

天井を高くした時のメリット

天井を高くすることで得られるメリットにはこのようなものがあります。

 

 

  • 解放感が感じられる居室になる
  • ペンダントライトやシャンデリア等も飾りやすい
  • 背の高いインテリアや観葉植物も取り入れやすい
  • 高級感も出やすいのでオシャレな雰囲気になりやすい

 

天井を高くした場合には、一番最初に取り上げた高い位置の窓(ハイサイドライト)が取り付けやすくなります。

 

これ、採光が良くなるというだけでなく住宅密集地などではプライバシーを守りたいということで大きな窓を付けづらかったりもしますが、そういう時に真価を発揮してくれますのでおススメなのです。高い位置なので外からの目線を気にすることなく、採光もできるし外を見ることもできます。高い位置には暖かい空気が溜まりやすいので、換気の面からも夏場におすすめかもしれませんね。

 

またダイニングやリビングなど、床より高い位置に座って過ごすことが多い場所ですから、天井を高くすることで解放感を感じられ天井を高くするメリットを感じやすい場所といえるでしょう。

天井を高くした時のデメリット

天井を高くすることで発生するデメリットにはこのようなものがあります。

  • 高い位置に窓を付けられるので採光効率が良い
  • (人によっては)残響音が気になるという場合もある
  • カーテン等はオーダーしないとないので高くなる?
  • 冷暖房効率が悪くなりがち
  • カーテンの洗濯や高い部分の掃除が大変
  • 壁の手入れ(クロス張り替えや塗り替えなど)でコストがかさむ
冷暖房効率は天井が高いことで効率は悪くなりますが、断熱性・気密性が高い建物ならそこまで気にならないでしょう。

 

それでも足元が冷えるのは絶対いや!という場合には床暖房をいれたり、床下エアコンを使うことでより効率よく暖かくすることができます。とはいえ冷暖房するための気積は増えます。

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住み始めてからやっぱり気になる…という場合にはカーテンを取り付けたり、カーペットを敷いたりするだけでもかなり抑えられます。どうしても避けられないのが天井を高くして、天井付近までの高い窓を設置した場合のカーテンなどのコストUP。

 

既製品ではサイズが合わない為、オーダーで依頼することになります。

 

家で洗濯できないものもありますし、取り付け・取り外しも一苦労・・・ということでカーテンではなくブラインドを検討される方も多いですが掃除も大変。コストもやっぱりかかります。

というデメリットは天井を高くした場合避けられない問題でしょう。

天井を低くする場合のメリット・デメリット

さて、天井を低くした場合どのようなメリットデメリットがあるのかも見てください。

天井を低くした時のメリット

天井を低くすることで得られるメリットにはこのようなものがあります。

  • (場所・広さによって)リラックスできる落ち着いた空間になる
  • 居室内の上のほうにも手が届きやすい
  • 窓上の壁が必要なくなり採光がUPする
  • 窓からの光が天井にも入り明るさを感じやすくなる
  • 冷暖房効率が良い

天井が低い事でもメリットはもちろんあります。

 

有名なところでは『寝室の天井は低い方が安眠しやすい』ということもありますが、寝室のみならず床に座って過ごす和室でも同じことがいえます。天井高が高いと天井と窓の間に壁を設けることも多いですが、この壁も必要なくなり採光UP!

 

また高い位置に設ける吊戸棚にも手が届きやすかったり、高い場所の掃除もしやすい、冷暖房効率もUPする、背の高い旦那様なら脚立などなしで電球が取り替えられるなどなど・・・。そこで過ごす目的に併せて天井の高さを変えることでより住み心地の良い家にできます。

天井を低くした時のデメリット

天井を低くすることで発生するデメリットにはこのようなものがあります。

 

  • 背の高いインテリアを置きづらい
  • シャンデリアやペンダントライトが邪魔になることもある
  • 解放感は感じにくい

天井が低い分手入れがしやすいですが、背の高いインテリアや観葉植物、また吊り下げ式の照明器具などの利用に制限がでてくることもあるのがデメリットとなります。

仮にリビングで天井を低くすると落ち着いた空間にはなりますが、狭く感じたり解放感が感じられないということも出てくるのではないでしょうか。しかしこれらは設計でなんとでもなる気がします。

天井は平均どのくらいの高さにするもの?

一般的な天井の高さ2400~2500といったところでしょうか。

 

解放感が欲しいというニーズに応えて、ハウスメーカーなどでは標準で更に高い2700、2800、3000としているケースもあります。一般的とされる2400は、『椅子に座って生活していても心地よく感じられる天井高』ですが、10センチ増えるだけでも印象はかわるんですよ。

 

天井高2200では和室や寝室としては落ち着ける心地よい空間となり、キッチンとしても吊戸棚やレンジフードにも手が届きやすく、手入れもしやすい!というメリットも生まれます。

 

逆にキッチンで天井高を高くしてしまうと「収納付けたけど、、、上(奥)まで手が届かなくて使いづらい~!!」という不都合が生じてしまうこともあります。適材適所、本当にその場所にあった天井の高さを選ぶことこそ重要だと考えています。

天井高を2700にしたことで後悔している実例をご紹介

天井を高くするメリットはありますが、その逆のデメリットもご紹介しました。

実際に天井を高くしたことで後悔されている方々の声を集めてまとめてみたので参考にしてみてください。

照明の交換がとにかく大変!

(上の写真はイメージです、、、)

 

これ結構ある 後悔例なんですよ。

昔、知り合いでもいたのですがリビングの天井が高すぎて、業者さんを呼ばないと照明が交換できない!(梯子のない女性のお部屋でした)という例。照明器具の掃除だって同じく大変なので埃が気になってしまうという話も聞きました。

 

最近はLED照明で交換すること自体が少なくなりましたが、いざというときすぐに交換できないのはやっぱり大変です。

なんだか落ち着かない…

意外に感じられる方もいらっしゃるかも知れませんが、天井が低い事のメリットとして「落ち着いた空間」とお伝えしていますのでその逆、と考えていただければ何となく察していただける方もいるのではないでしょうか。

天井が高いと解放感がありますが、ゆっくり落ち着いて・・・という感覚になれないという声もあります。リビングはまだしも寝室の天井高が高いと落ち着かないものです。人間も動物なんですね。

カーテンの洗濯・交換を気軽にできない

なんでも風水的には月に一度の洗濯が良いとされているみたいですが(オガタは風水とか一切信じてませんが)、カーテンの付け外しも大変になってしまうのが高い天井のデメリットでもあります。

 

また「猫ちゃんに破かれちゃったんだけどオーダーしないとサイズがないから気軽に交換できない・・・」という実例も。気軽に扱えないというのは生活するうえではやっぱり嬉しくはないですよね。

天井高を2200にするとどうなる・・・?

天井高をちょっと低めの2200にするとどうなるか…ということも考えてみましょう。

 

「家ではほっとしたいし。天井高が低い方が落ち着くっていうならそうしようじゃないか!」という方もいらっしゃるかも知れませんのでチェックしてみてください。

 

寝室や和室は落ち着ける空間となるのでおすすめした天井高2200。ですがこれには落とし穴がありまして、、、全てを2200の天井高にするとただただ狭い、、、となりかねないので、玄関を2200で絞っておいてその後リビングの吹き抜けにつなげるとか、キッチンやダイニングを2200で絞っておいてリビングを少し折りあげ天井にするとか手法は様々です。

 

みなさんはおそらく2200や2100の天井高を経験したことがあまりないのでは?と思います。実際弊社の見学会にお越しいただくと【2200でも圧迫感がない】【抜けがより際立って気持ちいい】と意外と好評です。まずは体感してみることをお勧めします。

 

また、そもそも天井高が低く設定されているバスルーム、それに続く洗面所やトイレは天井高が2200というのは手入れもしやすく、つながりも良いのでおすすめです。

 

あまり高い天井高では勉強するにも落ち着かないでしょう。

【場所別】おすすめの天井高

ここまでにもご紹介してきましたが、最後に各居室ごとに最適なサイズやおすすめのサイズをまとめてみようと思います。

天井高2200がおすすめの空間

落ち着いて過ごしたい【和室】・【寝室】・【洗面所】・【トイレ】は、天井高2200をおすすめします。【リビング】も2200が落ち着く場合もありますのでアリだと思います。

天井高2300~2400はキッチンに特におススメ!?

キッチンは高い場所の掃除もなこと、また収納力をUPさせるために高い位置にも収納を設置することが多い場所です。使い勝手・手入れのしやすさといった面から2300もしくは2400までで、留めておく事をおすすめします。

逆に2200など低くしてしまうとレンジフードが頭にあたってしまうなど、使い勝手も悪くなりますので要注意!しかし納め方次第では2200の天井高もいい空間にも変わります。

天井高2400~2500が快適に感じる空間

天井高2400~2500で開放的に感じられる場所としては、【ダイニング】・【リビング】・【玄関】ですかね?

くつろげる空間よりも解放的な空間として過ごすことができるでしょう。天井高さ高めは解放感を感じたい場合にチョイスすると良いかもしれません。しかし、玄関天井高2200で通り抜けてその先のリビングも2200、その先に吹き抜けなどがあると味わったことのない広さの錯覚を味わうこともできます。結局のところ〇〇の部屋は天井高2400以上じゃなきゃ嫌だ〜とかではなくて、設計者さんがどのような空間の広がりをイメージして設計しているか?が重要なのではないかと思います。

 

とはいえ、家族でリビングダイニングで食事をするシーンを思い浮かべてみていただきたいのですが・・・天井が高い空間で楽しく落ち着いて毎日食事ができるでしょうか…?

 

個人的に私は家族団らんのシーンにおいてはあまり天井が高いのは落ち着かないので、ダイニング部分は天井を2200位としたいと考える派です。

 

もちろん「せっかく家を建てるんだし、ホテルみたいな生活感のない空間を目指したい!」という方もいらっしゃると思いますので一概にはいえないことは重々承知しております。一緒に住まうご家族と、時間の過ごし方を併せて検討していただくと快適な家の設計ができるはずですのであくまで参考までにお伝えさせていただきました。

 

中にはリビングダイニングとして間取りをとっているけれど、『リビングとして使う部分は吹き抜けを設けて家族のコミュニケーションもとりやすくしたい、でもダイニングは落ち着いて過ごしたいから天井高2500にする』、という方もいらっしゃいます。

 

天井の高さを変えることで視覚的にメリハリのある空間にする効果もあるんです、同じ空間は全て同じ天井高じゃないといけない!というわけでは決してありません。住まう方が快適に過ごせる、そのために天井高も含めて空間を考えてみていただければと思います。

玄関の天井高は玄関ドアと併せて検討するとスムーズ

玄関は家の顔、ということで『開放感のある明るい空間を!』と考える方もいらっしゃるでしょう。

 

実際天井高の高い玄関は開放的で入った瞬間『おぉ?!なんかこの家は普通とは違うぞ~?!』と期待してしまいますよね。ですが玄関ドアの大きさを踏まえて考えないと、天井は高いのにドアは小さい・・なんだかちぐはぐ・・・ということにも。

 

ドアにこだわりが強いのであれば、『ドアはこれが良い、これにあった玄関にしよう』と考えていただくとスムーズです。吹き抜けの玄関というのもオシャレで憧れる方もいらっしゃると思いますが、その分冷えやすい・暑くなりやすいという事も頭の片隅に記憶しておいて損はないと思います。

まとめ

少し長くなりましたが、天井の高さ【天井高】についてお話しさせていただきました。

解放感を感じたい場合には天井高を高く、落ち着きたい場合には少し低めの天井高で…とその空間でどのように過ごしたいかということを踏まえて検討していただくことをお勧めしました。

 

それとあわせて天井が高い・低い事でどのようなメリットデメリットがあるのかということもあわせて検討していただくこと、「こんなはずじゃなかった」という後悔は避けていただけるはず!また特にリビングダイニングのように利用目的の異なる大きな空間では、天井高を分けてメリハリのある空間を作ることもメリットがあるという事もご参考までに覚えておいてください。

 

部屋の形や内装・広さだけでなく重要な要素である天井高についても考えていただけるきっかけとなれば幸いです!

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