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屋根形状の違いで何が変わるの? 

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◆今回の記事はこんな方の為にかいてます。

⇒屋根形状のそれぞれの特徴を知りたい方へ

⇒屋根形状で迷っている方へ

◆今回の記事を読むと以下の事がわかります。

⇒屋根形状のそれぞれの特徴がわかります

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屋根形状の種類っていくつあるのだ?

外を歩いているとさまざまな形の屋根を見ます。屋根の形はいくつ種類があるのでしょうか。家を建てるとき、屋根の形をどうしようか?と考える方もいるのでは?。家の外観の印象は屋根1つでとても変わってきます。まあ、人間で言うなら帽子みたいなものかな?ちょっと違うかな?髪型?(笑)

 

今回は、屋根の名称と種類、屋根に使われる屋根材について見ていきましょう。では始めます~♬

 

そもそも屋根の役割って何?

そもそも、住宅に屋根はいるのかいな?

屋根工事はオプションです。。。。

小悪魔

そんな事いう業者はさすがにおらんじゃろ!

仙人

屋根の役割は、外部から家の中に雨や風の侵入を防ぐこと。火事が起こったとき、もらい火等の二次災害を防ぐなどの役割を果たします。

 

家の中に雨が入ると内装にカビが生えて腐食してしまいますし、腐食してしまうと構造体にも多くの影響が出てしまいます。もっと初歩的な事言うと。。。奥さんが日焼けしちゃうでしょ??屋根は家の中で絶対に欠かせない重要なものです。

 

屋根形状の名称とメリット、デメリット

当たり前ですが屋根は、家を建てるときに絶対に欠かせないものになります。そんな屋根には、下記のような種類があります。

 

  • 切妻屋根(きりづま)
  • 寄棟屋根(よせむね)
  • 入母屋屋根(いりもや)
  • 片流れ屋根
  • 陸屋根(りく/ろく)
  • 方形屋根(ほうぎょう)
  • 招き屋根

ほかにも種類はありますが、今回は7種類の屋根形状の特徴、メリット、デメリットを紹介します。

 

切妻屋根(きりずま)

三角屋根とも呼ばれるシンプルな形状の屋根で雨、雪に強く世界的に多くみられ、コストがお値打ちな形状と言っても良いと思います。

 

メリット

耐久性があり、屋根面積が広く、傾斜の調整もできるためソーラーパネルを設置したい方におすすめです。屋根の上に雪が積もりにくく、雪の重量での倒壊の危険が少なくなるので、豪雪地帯でも多く用いられています。

 

ほとんどの屋根材が使用できる屋根形状ですのでよく見かけると思います。屋根と天井の間にできる空間に屋根裏などの収納などを作ることもできます。

 

 

デメリット

切妻屋根にはあまりデメリットはないですがたまに言われるのは、個性が出せないということですかね?ほかの家とは違う個性的な家に住みたい人は軒の出幅等で工夫するとデメリットを解消できるかも。

 

寄棟屋根(よせむね)

4方向に傾斜する屋根面があり、切妻屋根の次に見ることの多い形状です。

 

メリット

日差しや雨の影響がやわらぎ、耐久性が高く、台風に1番強いといわれています。この形状は、日本の気候に適している形状でよく見られます。

 

 

デメリット

棟部分(「かき合い」Y字型に合わさる場所)が複雑になっていることから、雨漏りの可能性も高いと言われる方もいます。また、各方面の屋根面積が小さい為ソーラーパネルが設置しにくい事もあるので注意が必要ですが、3面に(東・南・西)太陽光を乗せる事で発電リスクの分散が出来る点は良いのかも。

 

入母屋屋根(いりもや)

上部に切妻屋根、下部に寄棟屋根と2つの屋根が組み合わさったような形状です。

 

メリット

古くから使われている屋根形状です。田舎に行くと見ることが多く、日本では伝統的な形状です。入母屋屋根の1番の特徴は、和風の住宅にはもってこいの屋根形状です。

 

 

デメリット

デメリットといえば、寄棟屋根より棟部分が複雑で多いため、雨漏りの可能性が高くなる?と言われますが、結局は設計者の監理能力と職人さんの施工精度ではないかと。。。

 

片流れ屋根

片側だけに傾斜がある屋根形状です。

 

メリット

ソーラーパネルが普及するにつれて多く見かけるようになりました。外観がシンプルになり、雨漏りもしにくく雨どいも少なくできることできれいに見えます。窓が高い位置につけることができ、部屋の中も明るくなります。

 

 

デメリット

風に弱いです。雨どいが少なくなってきれいに見えますが、その分1つの雨どいへの負担も大きくなります。最近では北側の方に無配慮で片流れ屋根を作り、もめ事の原因になったりもしているそうです。

 

陸屋根(りく/ろく)

屋根が平らで学校のように屋上がある屋根形状です。

 

メリット

この形状はすべて鉄筋コンクリートで作られており、風の影響が少ないため、沖縄など雨や台風が多い地域に多くみられます。傾斜がないため、排水をしっかり設け、水はけをよくしなくてはいけません。この屋根形状は屋上スペースを活用したい人におすすめです。

 

 

デメリット

ソーラーパネルは角度を付けないと設置することができないのでソーラーパネルを設置したいときは設置する場所を作らないといけません。

 

方形屋根(ほうぎょうやね)

寄棟屋根に似ている形状をした屋根です。

 

メリット

棟部分が屋根の中心にあり、バランスの良い外観がつくれます。雨水も4方向に流れるのでとても水はけが良いです。

 

 

デメリット

棟部分が1か所に集まっているのでかき合いが弱く、雨漏りの可能性が高いと言われています。正方形の家でないとこの形状の屋根は作ることができません。屋根面積が小さいため、ソーラーパネルの設置も難しいです。

 

招き屋根

二面の屋根が段違いになっている屋根形状です。

 

メリット

切妻屋根より耐風性が高く、屋根への負担が分散されています。この形状にすると屋根の表情を変える段違いになった部分に明り取りや排煙用の窓等の設置ができます。また、高さを取る事もしやすいのでロフトを作る時などに多く使われます。

 

 

デメリット

段違いに屋根がなっているため、屋根と壁の取り合い部分が発生し、雨漏りの原因にもなりがちです。

 

屋根材の種類

屋根材の種類はどのようなものがあるのか?何種類あるのか?日本で使われている屋根材を見ていきましょう。

 

今回は、

 

・スレート

・ガルバリウム鋼板

・トタン

・瓦

 

この4種類について説明します。

 

スレート

スレートは軽量地震に強く?耐久性の高い?言われながら、、、分譲住宅に多く使われている屋根材です。他のものに比べ、安価であり、シンプルでどんなデザインの家にも合わせやすいですがメンテナンスが一番かかる素材ではないか?と思います。

 

水に弱く、水はけがあまりよくない陸屋根などには向きません。

ガルバリウム鋼板

ガルバリウム鋼板は簡単に言うと、金属の屋根です。

軽くて耐久性が高い金属なのさびにくいです。防火性能も高く、弊社ではよく使われている屋根材です。

 

スレートと同じように、シンプルでどんなデザインの家にも合わせやすいです。

 

トタン

トタンは鉄を亜鉛でメッキされた屋根材です。

表面のメッキがはがれてしまうと中の鉄が錆びてしまい、強度が低下してしまうのでメンテナンスが必要になってきます。

 

雨音がするなど音が響き、耐久性もあまりありません。ですが最大のメリットはお値打ちという事ですが、長く住み続ける為にはメンテナンスコストがかかります。

瓦屋根は日本瓦セメント瓦があります。日本瓦は耐久性が高く、気候状態にもよりますが50~100年持つと言われています。セメント瓦は水を吸うと劣化してしまうので塗装メンテナンスが必要になってきます。

 

また、瓦は他の屋根材と比べ重さがあるので、住宅自体を強くすることが大切です。

日本瓦は和風の住宅に、セメント瓦は洋風の住宅に相性が良いでしょう。

 

まとめ

このように屋根にはたくさんの形状や種類があり、それぞれに特徴があります。今回紹介した代表的な屋根の種類や素材の他にもまだまだ種類がありますが、代表的なものはご説明できたと思います。新築住宅でプランを考える際に屋根形状変えるだけで外観や耐久性も大きく変わりますので、営業マンさんの おススメ を鵜呑みにしない様に自分の想いをぶつけてみてください。【屋根を考える】際は参考にしてみてください。

地域によっては屋根の種類等に制限がある場合もあります(景観地区や風致地区など)。住んでいる地域に合わせて屋根を選んでみてください

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