名古屋の工務店として注文住宅の相談は体感型モデルハウスがある丸協。名古屋のスノーピーク代理店として心地よさとスノーピークの遊び心を併せ持つ提案をしています。 

ウォークインクローゼットのカビが出やすい原因と重要な湿気対策ご紹介

WRITER
 
この記事を書いている人 - WRITER -
詳しいプロフィールはこちら

ウォークインクローゼットは収納力が抜群です!家族全員の洋服をまとめて収納できるので家事も楽ちん♪になるなど、さまざまなメリットがあります。

しかし、大量の洋服をしまう部屋だからこそ「カビ対策」をすることが大切です。今回は、カビが発生する原因からウォークインクローゼットの湿気対策まで徹底解説するので最後までご覧ください。

◆こんな方におすすめの記事
⇒ウォークインクローゼットのカビ対策が知りたい
⇒カビが出ると暮らしにどんな影響があるの?

◆この記事を読むと分かること
⇒ウォークインクローゼットのカビ対策が必要な理由
⇒カビを防ぐと快適な暮らしができる

ウォークインクローゼットにカビが出やすい要因3つ

カビが洋服や壁に繁殖してしまうと独特なニオイを放つなど、さまざまな影響を与えます。

カビの発生源である菌は、どんな場所でも常に空気中に浮いていると言われていますが、次の3つの要因がある環境ではカビが繁殖しやすくなります。

  • 気温20~30度
  • 湿度70%以上
  • 食べ物の汚れやホコリなどの栄養分

とくに、カビが生えやすいのが浴室やキッチンなどの水回りや押入れやウォークインクローゼットなどの密閉された空間です。さらに、エアコンの内部や家具の裏など掃除がしにくい場所も注意が必要です。

カビを放置すると暮らしにどのような影響があるの?

家に生えたカビをそのままにしておくと、病気やアレルギーなど身体にリスクを及ぼす影響があります。

カビが原因で起こる病気には肺炎や水虫、食道炎、胃腸炎があります。アレルギーに関しては喘息、アトピー、アレルギー性鼻炎・結膜炎などです。

カビが原因で起こる病気は免疫力が低下している人がかかりやすいですが、アレルギーや喘息などは免疫力に関係なく起きるので注意が必要です。

ウォークインクローゼットにカビ対策が必要な理由3つ

湿気がたまりやすい原因を押さえておくことで、事前にカビの発生を防ぐことができるので確認しておきましょう。

洋服の繊維が湿気を吸収しやすい

洋服の繊維には水や汗などを吸収し素早く乾燥させる性質があるので、人が汗をかいても吸い取ってくれます。

しかし、ウォークインクローゼットに大量の洋服を収納することで水分を吸収しやすい環境になってしまい湿気がたまりやすくなるのです。

さらに、一度着用した洋服は洗濯して乾かしても、湿気を吸収しやすい状態になっています。

ウォークインクローゼットは北側にあることが多い

ウォークインクローゼットは洋服を収納する時しか出入りしないので、日当たりがいい位置はリビングや寝室、子ども部屋といった空間を優先することが多いでしょう。

北側にウォークインクローゼットが配置される間取りだと、日が当たりにくく冷えやすく、とくに冬は屋外と室内の温度差により結露が生じやすくなり「カビ」が繁殖しやすくなってしまいます。

ウォークインクローゼットの入り口が1つしかない

ウォークインクローゼットに日差しが入ってしまうと洋服が色褪せてしまうため、窓をつけない間取りもあります。

リビングと比べると部屋の広さも狭く、出入り口も1つのみなので空気の循環が悪くなってしまいがちなので定期的に空気の入れ替えをすることが必要です。

ウォークインクローゼットのカビ防止に重要な湿気対策

せっかく設置したウォークインクローゼットにカビ菌を繁殖させないためにも、入居後から対策を行っておきましょう。次では、具体的な対策方法とあわせて活用アイテムを解説するので、ぜひ参考にしてみてください。

洋服を収納する時のポイント

洋服を詰め込みすぎると湿度が上がりやすいため、ハンガーにかけて収納する場合は洋服の間に少し隙間が入るくらいを目安にかけましょう。

脱いだ直後の上着は汗や熱を持っており、水分が含まれていたり、食べ残しが付いていたりとカビが繁殖しやすい状態です。とくに、雨や雪の日に着た洋服は一晩乾かしてから収納するようにしてください。

ウォークインクローゼットに窓がついている間取りの場合、晴れた日に窓を開けて換気する方法も効果的です。日差しが洋服にあたると日焼けする可能性があるので、窓の設置する位置には気をつけましょう。

除湿家電やアイテムを活用する

  • 除湿作用のある建材選び

ウォークインクローゼットの建材を調湿作用のあるものを活用する方法もあります。珪藻土(けいそうど)の塗り壁や桐などの無垢材、セラミックタイルなどの建材は適度な湿度を維持できるのがメリットです。

  • 乾燥剤や除湿剤

ウォークインクローゼット内の湿気を防ぐために、乾燥剤や除湿剤を置く方法も効果的です。乾燥剤と除湿剤は湿気を取り除くことに関しては同じですが、吸収する方法が異なりす。

乾燥剤の成分はシリカゲルや生石灰、炭であり、成分自体が湿気を取り込み空気中の湿気を取り込みます。

一方、除湿剤の成分は炭酸カルシウムで構成されており、湿気を水に変換しタンクに溜めることで湿気を除去します。水分は空気よりも重たいから下に溜まる傾向があるので、除湿剤を置く際は下の位置に置きましょう。

  • サーキュレーター

サーキュレーターでウォークインクローゼットの空気を定期的に循環すると、部屋に風の流れができるため湿気を含んだ空気を上手く追い出せます。サーキュレータがない場合は、扇風機でもOKです。

  • 除湿機

ウォークインクローゼットに除湿機を置く場合、衣類乾燥機能が搭載されたタイプ選ぶと短時間で湿気吸収を高めてくれるのでおすすめです。

除湿機を使用するには電源コンセントが必要なので少し多めに設置しておくといいでしょう。ウォークインクローゼットに最低限必要なコンセントの数や位置について説明した記事があるので、こちらもあわせてご覧ください。

ウォークインクローゼットにカビが繁殖してしまった時の改善策

次では「カビが生えてしまった!」場合の解決策を洋服と壁に分けて解説するので、もしもの際にすぐ確認できるようにブックマークしておきましょう。

  • 洋服編

洋服に生えてしまったカビを放置すると「シミ」の原因になってしまいます。

白カビが発生した際は、まずはウォークインクローゼットの外でカビを払い落とします。その後、エタノールで除菌後に漂白剤で洗濯しましょう。

黒カビの場合、お湯と漂白剤で浸け置きしてください。黒カビが落ちたらすすぎ、しっかり乾燥させましょう。

洋服のカビを落とさずに放置してしまうと「シミ」が残ってしまうので、クリーニングに出すことを忘れずに!

  • 壁編

ウォークインクローゼットの壁にカビがある際も全ての洋服を部屋から出しましょう。

白カビの場合は霧吹きなどで直接エタノールをふきかけ雑巾でふきます。黒カビの場合は、塩素系漂白剤をお湯で薄めたもので拭きます。

ウォークインクローゼットの壁紙や建材によっては、塩素系漂白剤で傷む可能性もあるので、少しずつ様子を見ながら行なっていきましょう。

ウォークインクローゼットのカビ対策をして快適に暮らそう!

今回はウォークインクローゼットのカビの繁殖する原因や対処法について詳しく紹介してきましたが、カビ対策の重要性についてご理解いただけたでしょうか?

カビは一度繁殖すると手間がかかるだけでなく、アトピーやアレルギーなど健康へ悪影響を与えてしまうリスクがあります。

他にも、ウォークインクローゼットは家族構成や洋服の量を考えたうえで設置しないと「いらなかったかも…」と後悔してしまいます。あらかじめ失敗点を把握しておくことで、ご家庭にあったウォークインクローゼットができるので、ぜひ次の記事をご覧ください。

 

関連記事

ウォークインクローゼット【失敗しない!必要なのは2畳?3畳?】

ウォークインクローゼットの壁紙を失敗・後悔しないポイントと事例!

ウォークインクローゼット扉なしでも後悔しない4つのポイントとは?

ウォークインクローゼットの寸法で通路幅が最低60cm必要な理由

ウォークインクローゼットにコンセントがあると便利な位置と数を紹介

 

 

 

 

 

 

この記事を書いている人 - WRITER -
詳しいプロフィールはこちら

- Comments -

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください