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二世帯住宅の意義

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土地から購入して建築すると総額がかなり高くなる、、、そりゃそうです。土地+建物+諸経費=総額な訳ですから。そんな時実家の両親から 【実家の敷地に二世帯建てたらどうだ?】なんて声がかかった。費用的にはそうです。土地代がかからないので総額がかなりお値打ちになります。

 

やった!じゃあ二世帯を実家の敷地に建てます!とはなかなか難しい判断です。

それは二世帯住宅は二世帯住宅で難しい部分や配慮しなければならない事が 単世帯で一戸建てを建てる時とは違いますから。

本日の記事は

◆こんな方におすすめの記事
⇒二世帯住宅を考え始めた方。
⇒二世帯住宅の注意点等(一般論)を知りたい方。

◆この記事を読むと分かること
⇒二世帯住宅の意味や意義。
⇒二世帯住宅建築時の注意点。

 

二世帯住宅の意義と目的

まずは、【二世帯住宅とは】

その名の通り、二つの世帯が共同で生活する住宅のことを指します。これは通常、成人した子供とその親、または高齢の親とその成人した子供が一緒に暮らす形態を指します。

 

その目的は、お互いのサポートを可能にし、経済的な利益を享受することにあります。特に高齢化社会では、介護の必要性が高まる中で、家族内でのサポートが重要となります。また、生活コストを共有することで経済的なメリットも享受できます。これはいお互いが依存するのではなくそれぞれに独立した単世帯がたまたま同じ土地内で住んでいる位で思っていた方が良いかもしれません。あまりお互いに依存しすぎると摩擦の元になり兼ねませんから。

 

個人的には 奥様のご両親との二世帯住宅は良いかと思いますが、旦那様のご両親との二世帯住宅は奥様の息抜きの場が減りそうで、、、もし旦那様のご両親との二世帯住宅の場合は特に設計の配慮が求められると思います。ここら辺はゆっくりとヒアリングをしプランに反映したいところです。

 

二世帯住宅を設計する際に考慮するべき事項

二世帯住宅の設計には、独特の課題があります。それぞれの世帯が異なる生活スタイルやルーティーンを持つため、これを考慮に入れた設計が必要となります。

 

また、世代間で価値観やライフスタイルが異なる場合もありますので(と言うか異なる前提で)、これを尊重することが重要です。特に大切なのが、【二世帯住宅の距離感 】【つかず離れず”の距離感】これ重要です。

 

二世帯住宅の成功の鍵は、家族間の適切な“距離感”を保つことにあります。

 

つまり、互いに適度なプライバシーを保ちつつ、必要な時には助け合えるような程よい状態を作ることが重要です。

 

二世帯住宅のタイプ – 完全分離型、部分共有型、完全同居型など

二世帯住宅の設計には主に3つのタイプがあります:完全分離型、部分共有型、完全同居型です。

 

完全分離型

各世帯が完全に分離され、異なる世代の家族が一つの屋根の下で生活する独特の住まい形態です。キッチンやトイレお風呂などの水回りや玄関など全てにおいて複数必要で建築コストも増す傾向にありますが、それぞれの好みに合わせれるというメリットもあります。

 

部分共有型

部分共有型:このタイプの設計では、各世帯のプライバシーを尊重しつつ、「つながり」を感じることができます。しかし、建築費用が完全同居型よりもかかり、2世帯分の光熱費が必要になるというデメリットがあります。

 

完全同居型

完全同居型では、玄関や水回りなども共有する分 建築コストも抑える事が可能です。家族全員が共有の空間で生活しますので、プライバシーを確保することが難しいというデメリットがあります。

 

二世帯住宅は多世代間のつながり(お爺ちゃんお婆ちゃんと孫等)の関係を強める事もあるでしょう。また、お互いに困った時にすぐに駆け付けれる(一つ屋根の下故)家族間の支援を受けやすいですし、お互い心のどこかで安心が出来ます。

 

二世帯住宅は、親世帯と子世帯が一緒に住むことが最も一般的で、家族間でのケアや相互支援が可能です。二世帯住宅の主なメリットは、世帯間でのリソース共有による経済的な効率性と、異なる世代間の絆を深めることもあると言えるでしょう。

 

例えば、共同生活により光熱費や食費を節約でき、また、子育てや高齢者ケアの負担を分散することが可能となります。さらに、二世帯住宅は、家族間の絆を強化し、お互いのライフスタイルを理解し合う良い機会にもなります。

 

二世帯住宅を設計する際に考慮するべき事項

二世帯住宅を設計する際には、さまざまな要素を考慮する必要があります。それぞれの家族の生活スタイル、子育てや家事のスタイルなどを明確にし、それに基づいて設計を行うことが大切です。また、家族間でのコミュニケーションが円滑に行えるよう、共有スペースの配置や自分達がどのように過ごすのか、といった観点もとても重要です。

 

このような事項を踏まえた設計で二世帯住宅を、自分達家族のスタイルや距離感で快適に生活できる空間を作り出すことが可能になります。

 

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