愛知県で平屋の注文住宅はいくらで建てられる?価格相場や予算をご紹介
愛知県で平屋の注文住宅を建てる場合、いくらで建てられるの?と、愛知県で新築の注文住宅を検討しているあなたに役立つ情報をお届けします。
新築で平屋を建てるのは高い?!と聞いて、どのくらいの予算がかかるのか不安に感じる方も多いのではないでしょうか。平屋住宅の価格は、土地の広さだけでなく間取りや設備のグレードなどさまざまな部分によって変動するので、あらかじめ何に・どのくらいお金がかかるのか確認しておくことが大切です。
この記事では「平屋を建てるために必要な建築費と土地代の目安」「新築価格を抑える3つのコツ」をご紹介します。
平屋の価格相場を知り、予算内で理想のマイホームづくりをしましょう!
【1LDK~4LDK】新築平屋にかかる建築費の価格相場
この記事のもくじ
新築平屋の建築費の価格相場を、本体工事費の坪単価から考えていきましょう。
木造の平屋の場合
本体工事費の坪単価=60~100万円前後
※坪単価とは…建物の延床面積1坪あたりの工事費用を示します。
1坪は約3.3平方メートルです。坪単価は地域や工法・設備のグレードによって異なります。
新築で家を建てる場合は、本体工事費用価格以外にも付帯工事費や諸費用がかかります。また、土地を持っていない場合は土地代も必要です。
- 本体工事費→約70%
- 付帯工事費→約20%
- 諸経費→約10%
今回は、上記の「本体工事費の坪単価」と「住宅建設にかかる費用の内訳」を基準に、1LDK〜4LDKの平屋建築の価格相場を計算しました。
【1LDK~2LDK】単身やご夫婦向けの新築平屋の価格相場
1人暮らし・2人暮らしの方には、1LDK〜2LDKのコンパクトな間取りがおすすめです。
【3LDK~4LDK】ファミリー向けの新築平屋の価格相場
3人以上のファミリーには、3LDK〜4LDKのゆったりとした間取りがおすすめです。
地域や延床面積・設備のグレード・依頼する建築会社によって費用が異なりますが、国土交通省によると、注文住宅にかかる費用の全国平均は3,935万円(土地の購入費用は除く)という結果でした。
三大都市圏(首都圏・近畿圏・中部圏)の平均費用額は4,504万円となり、全国平均より570万円ほど高い傾向があります。
💡ポイント
平屋にかぎらずですが、間取りを考える際には家族の将来的なライフスタイルも考慮しながら、どのような間取りにしたら良いかを考えましょう!
たとえば、子どもがまだ小さいうちは、将来的に子ども部屋を増やせる設計を考える。夫婦2人で住む場合は、老後のためにバリアフリー設計にするなど。
オガタ
平屋を建てるために必要な土地価格の目安
まだ土地を持っていない方は、平屋を建設するための土地が必要です。
愛知県でこれから土地を探す方は、ぜひこちらの記事もチェックしてみてください。以下を土地価格の予算の目安としてイメージしてみましょう。
土地価格の相場は地域によって異なるため、この章では地域ごとの土地の坪単価平均に、税金・諸費用10%程度をあわせた費用を「平屋を建てるために必要な土地価格の目安」として紹介します。
【20坪以下】平屋に必要な土地価格の目安
引用:国土交通省「令和4年都道府県地価調査(15都道府県別・用途別平均価格)」
20坪以下であれば、1LDKくらいのシンプルな平屋に向いています。
【20~30坪】平屋に必要な土地価格の目安
引用:国土交通省「令和4年都道府県地価調査(15都道府県別・用途別平均価格)」
20〜30坪であれば、2LDK〜3LDKの平屋に向いています。
【30~35坪】平屋に必要な土地価格の目安
引用:国土交通省「令和4年都道府県地価調査(15都道府県別・用途別平均価格)」
30〜35坪であれば、3LDK以上のゆったりとした平屋に向いています。
新築で平屋注文住宅を建てる際の注意点4つ
平屋の新築注文住宅を建てる際に、注意してほしい点4つをご紹介します。後悔しないためにマイホームづくりのために、ぜひチェックしておいてください!
固定資産税の負担が増加する
新しく家を建てる際には、固定資産税がかかることを覚えておきましょう。
固定資産税は土地や建物の評価額に基づいて計算されるため、とくに新築の平屋の場合は注意が必要です。
平屋は広い土地を必要とすることが多いため、2階建ての住宅に比べて土地代が高くなる傾向があります。また、新しい建物は最新の設備や建材を使うことが多いので、価値が上がり評価額にも反映されるのです。
そのため、土地と建物を合わせた価値が高いと固定資産税も高くなります。将来的にかかる負担も考慮して平屋づくりをすることが大切です。
ただし、新築の住宅には固定資産税の軽減措置があります。軽減措置が適用となる場合は、固定資産税が3年間50%減額されるため、建築後すぐに負担が大きくなるわけではありません。
2階建てより割高になることがある
平屋の注文住宅は、2階建て住宅と比べて建築コストが割高になる傾向があります。
理由は、平屋は基礎や屋根の面積が広いため、材料費や施工費が増えるからです。基礎や屋根の工事は住宅の中でも建築コストがかかる要素なため、面積が大きくなると費用も高くなります。
また、地盤や建物の形状によっても費用が変動することもあるため、計画段階でしっかりと予算を見積もることが重要です。
平屋づくりの経験が豊富な建築会社を選ぶ
平屋を建てる際には、平屋の建築の経験が豊富な住宅メーカーや工務店を選ぶことをおすすめします。
平屋は2階建て住宅とは違い、土地の使い方や構造・光の取り入れ方などが独特だからです。経験豊かな会社は平屋特有の家づくりのコツを熟知しているため、理想のマイホームが作れるはずです。
住宅メーカーや工務店の選定に迷う場合は、気になる会社のモデルハウスに見学に行ってみましょう!モデルハウス見学についてはこちらの記事を参考にしてみてください。
土地の広さだけでなく建ぺい率を考慮する
平屋の新築を建てる際は土地の広さだけでなく、建ぺい率にも注意が必要です。
建ぺい率とは、敷地面積に対する建物の延床面積の割合で地域ごとに決まっています。たとえば、建ぺい率が50%の場合、100坪の土地では最大50坪の水平投影面積の建物が建てられます。
建ぺい率を考慮せずに間取りを決めてしまうと、希望の広さが足りずイメージしていた家づくりが難しくなる場合があります。
建ぺい率は、役所や不動産業者で確認できるので、土地を購入する前に専門家に建ぺい率についても相談・確認しておくといいでしょう。
平屋の新築価格を抑えるための3つのコツ
新築で平屋を建てるのは高い?!と不安な方に、新築価格を抑える3つのコツをご紹介します。
コツは以下のとおりです。
- 外観をシンプルなデザインにする
- 間取りを工夫して設計する
- 設備や素材でコストダウンする
予算内でマイホームを建てるために、しっかりチェックしておきましょう!
外観をシンプルなデザインにする
家の建物は凸凹が少ないシンプルなデザインにすると、価格が抑えられます。
家づくりで最もコストがかかるのが、外壁・屋根・基礎などの基本構造です。
凸凹が多い建物だと外壁面積が広くなり、屋根の形も複雑になるからです。そのため、資材を加工する必要があり費用が高くなります。
一方、凸凹がなくシンプルなデザインの家は、材料費や資材の加工費などを削減ができます。さらに、シンプルな外観はメンテナンスも楽です。
装飾が少ないため掃除や修繕の手間が減り、長期的なコストの削減につながります。
間取りを工夫して設計する
平屋を建てる際は間仕切りをなくし1つの大きな部屋にすることで、内装工事費用・壁・建具の材料費を抑えることができます。
たとえば、部屋の数を少なくして広いリビングをつくると、家族が増えたり子どもが成長したりしても使い方の工夫次第で快適に過ごせます。しかし、仕切りを減らしてオープンな空間を作ることでプライベート感が損なわれることが気になる方もいるでしょう。
その場合には、パーテーションや家具で区切れるような間取りにしておくと、必要に応じて部屋を分けることができますよ。
設備や素材でコストダウンする
新しい平屋を建てるとき、設備や素材を上手に選ぶことで、コストを抑えることができます!
たとえば、キッチンやお風呂といった水回りの設備は数十年経つと劣化により、交換が必要となります。いずれ交換する必要があるなら、そこまでグレードの高い設備でなくても良いと考えるのも方法の1つです。
床や壁の素材も、無垢材や高級タイルにこだわらなくても、耐久性のある手頃な素材がたくさんあります。上手な設備や素材の選択は、長い目で見たときにランニングコストも軽減できるんです。
質が良く価格の高いものを選ぶことも大切ですが、最も重要なのは自分たちのライフスタイルに合った選択をすること!
無理せず、賢く選んで素敵な家づくりを楽しみましょう!
工務店のプロが教える!平屋のメリット・デメリットは?
実際に平屋を建設している工務店のプロが感じる、平屋住宅のメリットとデメリットをご紹介します。
平屋住宅のメリットは、2階建てとは違ったシンプルなデザイン性や平屋ならではの住みやすさがある点です。平屋住宅には多くの魅力がありますが、とくに注目したいメリットは以下3つです。
- フラットな空間で子どもからシニアまで快適!
- 災害によるダメージが受けにくい
- 足場代カットでコストを軽減
平屋の魅力については、こちらの記事で詳しく紹介しています。
平屋を建てる5つのステップから失敗しない工務店の選び方まで、ぜひ参考にしてみてください。
一方で、平屋には以下のようなデメリットもあります。
- 周りの環境次第で日当たりが悪くなることあり
- 欲しい広さを実現するには2階建てより大きな土地が必要
- プライバシーをとにかく重視する人には向かない
- 全部屋が1階部分に配置されるため防犯対策が必要
- 生活時間帯が異なる家族間では不都合な場合もあり
平屋住宅のデメリットについては、こちらの記事で詳しく紹介しています。
土地選びから外観デザインの検討まで、ぜひ参考にしてみてください。
【実例あり】エンズホームの家づくり3つ紹介
ここでは弊社の家づくりの一部をご紹介します。
とくに、お客様からご好評いただいている実例3つを見ていきましょう。
実例① 家族の思い出を活かした家づくり
弊社では家の建て替えをする際に、前の家の思い出の品を新しい家のどこかに活かす取り組みをしています。
大切な思い出を残しつつ、新しい生活をスタートできるよう、古い家具や建材をリメイクしたり、特別な場所に飾ったりするアイデアをご提案しています。上記の家は建て替え工事をさせていただきました。窓から庭にでる際のステップとして庭石を使用。
また、庭のみかんの木も移植・移設をさせていただきました。
※植物については移植・移設すると枯れてしまうことも場合もあります。
実例② 床下のスペースを活かした収納
弊社は床下のスペースを活かした収納など、空間を上手に使うための知識とアイデアを豊富に持っています。
限られたスペースを最大限に活用することで、収納力をアップを図り使い勝手の良い住まいを実現できるのです。お客様のライフスタイルやご希望をしっかりとお伺いし、それに基づいて最適な間取りや収納プランをご提案いたします。
実例③ 生活動線や家事動線に配慮
弊社では、生活動線や家事動線を考慮した間取りの提案に力を入れています。
お客様が快適に過ごせるよう、日々の生活や家事がスムーズに行える動線を設計しています。たとえば、キッチンから洗濯機までの距離を短くすることで、家事の効率をアップさせたり、リビングとダイニングの配置を工夫することで家族のコミュニケーションが取りやすくなったりします。
お客様のライフスタイルに合わせた理想の住まいを実現するため、ぜひご相談ください。
愛知県で注文住宅をご検討ならエンズホームにご相談ください
愛知県で平屋の注文住宅を建てる際の「建築費と土地代の目安」「新築価格を抑える3つのコツ」ついてご紹介しました。
平屋住宅の価格は、間取りや設備・土地の選び方によって総費用は大きく変わります。今回ご紹介したポイントをしっかり抑えつつ、平屋の建築の経験が豊富な住宅メーカーや工務店に相談することが大切です。